[index] CentreCOM ARX640S コマンドリファレンス 5.0.0
モード: グローバルコンフィグモード
--> 標準IPアクセスリストモード
カテゴリー: ファイアウォール / IPフィルター
(config)# [no] access-list ip standard LISTNAME
標準IPアクセスリストを新規作成または変更するための標準IPアクセスリストモードに移動する。
no形式で実行した場合は指定した標準IPアクセスリストを削除する。この場合はグローバルコンフィグモードのまま移動しない。
標準IPアクセスリストは、条件としてIPアドレスを1つだけ指定できるアクセスリスト。始点IPアドレスに基づくパケットフィルタリングが本来の用途だが、経路制御プロトコルによってやりとりされる経路情報をフィルタリングするときなどにも使う。
具体的なエントリーの設定は本コマンドではなく、標準IPアクセスリストモードのaccess-list ip standard(rule entry)コマンドを使って行う。
LISTNAME |
アクセスリスト名。最大31文字。大文字小文字を区別する |
■ アクセスリスト名に使用可能な文字は、「運用・管理」/「コマンドラインインターフェース(CLI)」の「使用できる文字」を参照。
■ 下記のアクセスリストは名前空間を共有しているため、種類が異なっても同じ名前を付けることはできない。
configure terminal (特権EXECモード)
|
+- access-list ip standard(list)(グローバルコンフィグモード)
|
+- access-list ip standard(rule entry)(標準IPアクセスリストモード)
+- remark(標準IPアクセスリストモード)
distance(RIPモード)
distribute-list(RIPモード)
ip napt inside(インターフェースモード)
ip nat dynamic list(インターフェースモード)
ip traffic-filter(インターフェースモード)
offset-list(RIPモード)
show access-list ip(特権EXECモード)
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