[index] CentreCOM 8948XL コマンドリファレンス 2.9
- ファイル名 - ファームウェアファイル(リリースファイル) - パッチファイル - ファームウェアインストーラーにおけるバージョン表記 - ファームウェアファイル(リリースファイル)の有効化 - インストール(ファームウェア構成)情報 - フィーチャー(追加機能)ライセンス
ファイル名 |
ファームウェアファイル(リリースファイル) |
Note - ファームウェアファイルは、「89rrr-mm.REZ」のようなファイル名で提供される場合もあります。この場合のバージョン表記は、「major.minor.interim-mm」(例:バージョン2.7.5-06)の形式になります。「mm」はメンテナンス番号と呼び、後述するパッチ番号にほぼ相当します。不具合修正をパッチファイルとして提供するのではなく、ファームウェアファイル自体を修正して提供するような場合にこの形式のファイル名、バージョン表記が使われます。
パッチファイル |
Note - 不具合修正をパッチファイルとして提供するのではなく、ファームウェアファイル自体を修正して提供することもあります。
ファームウェアインストーラーにおけるバージョン表記 |
ファームウェアファイル(リリースファイル)の有効化 |
Note - 以下の作業はファームウェアインストーラーが自動的に行いますので、通常は必要ありません。ファームウェアを有効化するには、ライセンスパスワードとバージョン番号の情報が必要です。ここではバージョン番号を「major.minor.interim」の形式とします。
ENABLE RELEASE=89-262.rez NUMBER=2.131078 PASSWORD=a689E8113492 ↓
Note - バージョン2.7以降のバージョンアップ時には、バージョン番号の「major.minor」部分が変更されない限り、パスワードの入力を省略できます。たとえば、バージョン2.7.4から2.7.5へのバージョンアップでは、「major.minor」部分がともに「2.7」なので、バージョン2.7.5のファームウェアを有効化する際に、PASSWORDパラメーターを省略できます。ただし、ENABLE RELEASEコマンド自体は実行する必要がありますのでご注意ください(ライセンスパスワードなしでファームウェアの有効化ができる、という意味です)。
SHOW RELEASE ↓
インストール(ファームウェア構成)情報 |
TEMPORARY | 一度しか使用されないテスト用インストール情報 |
PREFERRED | 通常使用するファームウェアとパッチファイルの情報 |
DEFAULT | 緊急時に使用するインストール情報。EPROM上のファームウェアから起動する |
Note - 以下の作業はファームウェアインストーラーが自動的に行いますので、通常は必要ありません。■ 起動時に使用するファームウェアはSET INSTALLコマンドで設定します。
SET INSTALL=PREFERRED RELEASE=89-262.rez PATCH=89262-01.paz ↓
DELETE INSTALL=PREFERRED ↓
SHOW INSTALL ↓
フィーチャー(追加機能)ライセンス |
ENABLE FEATURE=NOEX PASSWORD=jogefogejoge ↓
SHOW FEATURE ↓
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