[index] AT-DC2552XS コマンドリファレンス 2.5.4.1

speed

モード: インターフェースモード
カテゴリー: インターフェース / 一般設定


(config-if)# speed {1000|10000|auto}

(config-if)# no speed


10Gポートの通信速度を変更する。
no形式で実行した場合は初期値に戻る。


パラメーター

1000 1000Mbps(1Gbps)
10000 10000Mbps(10Gbps)(初期値)
auto オートネゴシエーションで決定


使用例

■ スイッチポート1.0.5にSFPモジュールを装着するため、通信モードをオートネゴシエーションするよう設定する。
SFPモジュールを使用する場合は、「1000/full」か「auto/auto」への明示的な設定変更が必要なので注意すること。

awplus(config)# interface port1.0.5
awplus(config-if)# speed auto
awplus(config-if)# duplex auto


■ スイッチポート1.0.5をSFPモジュールからSFP+モジュールに変更するため、通信モードを初期設定の10000Mbps Full Duplexに戻す。

awplus(config)# interface port1.0.5
awplus(config-if)# no speed
awplus(config-if)# no duplex


注意・補足事項

■ 本コマンドは10Gポート(SFP+スロット上のポート、および、10G×4モードに設定したQSFP+スロット上のポート)でのみ有効。ただし、10G×4モードに設定したQSFP+スロット上のポートでは初期値の10000のみ有効なため、本コマンドを実行する必要はない。また、40Gポートの通信速度は変更できない。

■ インターフェースの種類に応じたspeedコマンドとduplexコマンドの有効な組み合わせは以下のとおり(「x/y」の表記はspeed(インターフェースモード)/duplexの指定値を表す)。
有効でない設定をしてもエラーメッセージは表示されないが、下記以外の組み合わせはサポート対象外なので注意すること。

表 1
インターフェースの種類
speed/duplexの有効な組み合わせ
備考
1Gbpsポート(SFP) auto/auto, 1000/full auto/auto時も10/100Mbps通信はサポート対象外
10Gbpsポート(SFP+) 10000/full(初期値)  
10Gbpsポート(QSFP+ 10×4モード) 10000/full(初期値)  


speed/duplexの初期設定は「10000/full」なので、SFPモジュールを使うときは「auto/auto」か「1000/full」への明示的な設定変更が必要。


コマンドツリー

interface (グローバルコンフィグモード)
    |
    +- speed(インターフェースモード)


関連コマンド

duplex(インターフェースモード)
hardware profile interface portmode(グローバルコンフィグモード)
purge(インターフェースモード)
show hardware profile portmode(特権EXECモード)
show interface(特権EXECモード)
show interface status(特権EXECモード)



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