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CentreCOM AR260S V2 設定例集 3.3.3このマニュアルでは、具体的な構成例に基づいて、 本製品の設定方法を簡潔に説明しています。 設定を行う前に必要なこと、 たとえばLAN/WANの配線、設定に使用するコンソールの準備、 設定に使用するユーティリティーの使い方などについては説明しておりません。 これらに関しては、製品付属の冊子「取扱説明書」をご覧ください。
Note - 本マニュアルでは、サイト名、IPアドレス、ログイン名、 パスワードなどに具体的な値を使用しておりますが、 実際にはお客様の環境におけるものをご使用ください。 本マニュアル中の設定例は説明のためのサンプルです。 お客様の環境に適した設定を行う際の参考としてください。
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1. PPPoE接続環境におけるサーバー公開(ポートフォワーディング)PPPoEを使用してインターネットサービスプロバイダー(以下ISP)に接続します。固定グローバルIPアドレス1つを取得する環境において、ポートフォワーディングによるWebサーバー公開を実現します。インターフェースENATにより、複数クライアントからのインターネット向け通信も可能です。2. PPPoE接続環境におけるサーバー公開(スタティックNAT)PPPoEを使用してインターネットサービスプロバイダー(以下ISP)に接続します。ISPの複数固定グローバルIPアドレス契約を使用し、スタティックNATによるWeb/SMTP/DNSサーバー公開を実現します。インターフェースENATにより、複数クライアントからのインターネット向け通信も可能です。3. PPPoEによる端末型インターネット接続(PPPoE 2セッション)PPPoEマルチセッションを使用して、インターネットサービスプロバイダー(以下ISP)とサービス事業者のローカルネットワークに接続します。インターフェースENATにより、複数クライアントからのインターネット向け通信と、サービス業者のプライベートネットワーク向け通信の同時使用が可能です。4. PPPoE接続環境における2点間IPsec VPN(両側アドレス固定)PPPoEでインターネットに接続している2つの拠点をIPsecで結ぶVPN構築例です。グローバルアドレス1個を固定的に割り当てられているサイト間(ルーターA、B:AR260S V2)をIPsec(ESP)トンネルで接続します。また、各拠点からインターネット向け通信も可能とします。5. PPPoE接続環境における2点間IPsec VPN(片側アドレス不定)PPPoEでインターネットに接続している2つの拠点をIPsecで結ぶVPN構築例です。グローバルアドレス1個を固定的に割り当てられているサイト(ルーターA:AR260S V2)と、グローバルアドレス1個を動的に割り当てられるサイト(ルーターB:AR260S V2)の間をIPsec(ESP)トンネルで接続します。また、各拠点からのインターネット向け通信を可能とします。6. PPPoEマルチセッションによる端末型インターネット接続+CUGサービス接続(端末型)PPPoEセッションを2本使い、インターネットサービスプロバイダー(以下 ISP)への接続とCUG(Closed Users Group)サービス(NTT東日本のフレッツ・グループアクセス(ライト)およびNTT西日本のフレッツ・グループ(ベーシックメニュー))の「端末型払い出し」を同時に利用します。CUGサービス網を介してルーター間にIPsec(ESP)トンネルを構築します。パケットの振り分けはスタティックな経路制御により行います。また、各拠点からのインターネット向け通信も可能とします。7. PPPoEマルチセッションによる端末型インターネット接続+CUGサービス接続(LAN型)PPPoEセッションを2本使い、インターネットサービスプロバイダー(以下 ISP)への接続とCUG(Closed Users Group)サービス(NTT東日本のフレッツ・グループアクセス(プロ)およびNTT西日本のフレッツ・グループ(ビジネスメニュー))の「LAN型払い出し」を同時に利用します。パケットの振り分けはスタティックな経路制御により行います。また、各拠点からのインターネット向け通信も可能とします。8. PPPoE接続環境における3点間IPsec VPN(支社間通信は本社経由。1支店のみアドレス不定)PPPoEでインターネットに接続している3つの拠点をIPsec(ESP)トンネルで結ぶVPN構築例です。本社(ルーターA:AR550S)と各支社(ルーターB、C:AR260S V2)のみを接続する構成とし、支社間の通信は本社経由で行うものとします。また、1支社のみグローバルアドレス1個を動的に割り当てられ、その他の拠点はグローバルアドレス1個が固定で割り当てられていると仮定しています。9. CUGサービス(端末型)における3点間IPsec VPN(インターネットアクセス・支社間通信は本社経由)本社(ルーターA:AR550S)と支社(ルーターB、C:AR260S V2)をCUG(Closed Users Group)サービス(NTT東日本のフレッツ・グループアクセス(ライト)およびNTT西日本のフレッツ・グループ(ベーシックメニュー))の「端末型払い出し」に接続します。本社〜拠点間にIPsec(ESP)トンネルを構築して拠点間通信を実現しつつ、本社(ルーターA)経由でインターネットアクセスも行います。10. PPPoE接続環境におけるIPsec VPN冗長構成PPPoEでインターネットに接続している2つの拠点をIPsec(ESP)トンネル(仮想トンネルインターフェース)で結び、障害時の迂回が可能なVPN構築例です。本社(ルーターA:AR550S、ルーターB:AR550S)と支社(ルーターC:AR260S V2)のみを接続する構成とします。ルーターAとルーターB間でVRRP(Virtual Router Redundancy Protocol)を使用します。この際、ルーターAがマスター、ルーターBがバックアップとして動作します。通常、支社はルーターA経由で本社と通信を行いますが、障害発生時はルーターB経由で本社と通信を行うようになります。本社はグローバルアドレス(ルーターA:1個、ルーターB:1個)を固定で割り当てられ、支社はグローバルアドレス1個が動的に割り当てられていると仮定しています。11. PPPoEのIPsecセンター機器冗長構成(RIP使用)PPPoEでインターネットに接続している3つの拠点をIPsec(ESP)トンネル(仮想トンネルインターフェース)で結び、障害時の迂回が可能なVPN構築例です。12. 内部NATを用いた同一プライベートアドレス間IPsec VPN(片側アドレス不定)PPPoEでインターネットに接続している2つの拠点をIPsecで結ぶVPN構築例です。13. ダイナミックDNSを利用した動的IPアドレスを持ったルーター同士のIPsec VPNPPPoEでインターネットに接続している2つの拠点をIPsec(ESP)トンネル(仮想トンネルインターフェース)で結ぶVPN構築例です。14. NAT機器をはさむ2点間IPsec VPN(NAT-Traversal、対向AR550S)PPPoEでインターネットに接続している拠点とNA(P)T機器を経由したネットワークをNATトラバーサル(NAT-T)機能を利用してIPsecで結ぶVPN構築例です。15. UPnPによるVoIPアダプタ接続UPnPを使用して、VoIPアダプタからの要求に応じてポートマッピングルールを作成し、IP電話による通話を可能にします。16. フレッツスクウェア・ネクストとの接続IPv4通信はPPPoE接続で行い、IPv6通信はブリッジ機能を用いてLAN側のネットワークから直接通信します。17. PPPoE接続環境における2点間IPsec VPN(片側アドレス不定、SSG550対向)PPPoEでインターネットに接続している拠点間をIPsecで結ぶVPN構築例です。インターネットサービスプロバイダー(以下 ISP)から動的にIPアドレスが割り当てられるルーター(ルーターA:AR260S V2)と固定IPアドレスが割り当てられているルーター(ルーターB:SSG550)をIPsec(ESP)トンネルで接続します。
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