[index] CentreCOM 8316XL/8324XL コマンドリファレンス 2.7

ADD IP LOCAL

カテゴリー:IP / IPインターフェース


ADD IP LOCAL=1..15 IPADDRESS=ipadd

ipadd: IPアドレス


ローカルIPインターフェース(ループバックインターフェース)を追加する。15個まで作成可能。

ローカルIPインターフェースは、下位層(物理層/データリンク層)との関連を持たない仮想的なIPインターフェース。物理的なインターフェースに割り当てたIPアドレスは、該当インターフェースのリンクダウンにより到達不能になる可能性があるが、ローカルIPインターフェースは下位層の状態に依存しないため、このインターフェースのIPアドレスを広告することで、本製品への到達性を高めることができる。

ローカルIPインターフェースに割り当てたアドレスは、本製品が送信するRADIUS、SNMP、NTP、Pingパケットなどの始点アドレスとして使用することができる。

本製品自身がIPパケットを送信するとき、始点アドレスは以下の基準にしたがって決定される。

1. コマンドで始点アドレスまたは始点インターフェースを明示的に指定した場合は、そのアドレスが使用される。PINGコマンドのSIPADDRESSパラメーターがこれに当たる。

2. 1に該当せず、なおかつ、デフォルトローカルIPインターフェース(LOCAL)のIPアドレスが指定されている場合は、そのアドレスが使用される。デフォルトローカルIPインターフェースのアドレスは、SET IP LOCALコマンドで指定する。

3. 1、2のいずれにも該当しない場合は、パケットを送出するインターフェースのIPアドレスが始点アドレスとして使用される。



パラメーター

LOCAL: ローカルIPインターフェース番号

IPADDRESS: IPアドレス



備考・注意事項

デフォルトのローカルIPインターフェースにIPアドレスを設定するには、SET IP LOCALコマンドを使う。このとき、LOCALパラメーターには、値を指定しないかキーワードDEFAULTを指定する。



関連コマンド

ADD IP INTERFACE
ADD RADIUS SERVER
DELETE IP LOCAL
SET IP LOCAL
SHOW IP INTERFACE




Copyright (C) 2004-2010 アライドテレシスホールディングス株式会社

PN: J613-M0249-11 Rev.J