Swim Managerでは、接続構成タブに表示されているサブネットが監視の対象となります。初めてログインしたときはツリーが空なので、以下の手順にしたがって監視したいサブネットを指定し、接続構成ツリーを作成してください。
Swim Managerでは、監視対象をサブネット単位で指定します。サブネットを指定すると、ただちに自動探索が開始され、サブネットの接続構成ツリーが作成されます。以後、サブネットに対しては定期的な探索が行われ、サブネット内のデバイス構成を監視することができます。もちろん、自動探索を使わずに手動でデバイスを追加することも可能です。
探索で検出されたデバイスは、デフォルトで監視対象(ポーリングに応答するかどうかをチェックする対象)となります。監視を停止する方法については、 デバイスの監視を参照してください。
Note - Swim Managerは、ルーターのARPテーブルやスイッチのFDB(フォワーディングデータベース)を参照してネットワーク構成を推測するため、これらの情報が不十分であるとツリーに表示される構成が正しくない場合があります。ネットワーク構成をより正確に把握するには、「最新の情報に更新」を使って、2回以上探索することをおすすめします。
Note - 「自動探索周期」が 0 に設定されている場合、または「当サブネットを周期探索する」をチェックしていない場合は、サブネット追加時に自動探索は行われません。「自動探索周期」のデフォルト値は 0 ですので、自動探索を行うには、あらかじめ「Swim Managerのシステム設定」の「サブネットのデフォルト値」タブから、自動探索周期の値を設定してください。追加されたサブネットを選択して最新の情報に更新」を実行すると、自動探索が開始されます。
いずれかのデバイスでVLANが定義されている場合は、「VLAN構成タブ」にVLANの構成が表示されます。
VLAN構成ツリーは、接続構成ツリーに表示されている物理的な接続関係を、VLANの定義に合わせて表示しなおしたものです。VLANが存在している場合、接続構成ツリーを作成すれば、VLAN構成ツリーも自動的に作成されます。VLAN構成ツリーだけを作成する操作はありません。
Note - VLAN構成タブに表示される情報は、VLAN対応機器に搭載されているMIBの情報に基づいていますが、市販されているVLAN対応機器のすべてに対応しているわけではありません。
手動でデバイスをツリーに追加するには、次の手順にしたがいます。自動探索で目的のデバイスが見つかった場合、この作業は必要ありません。
Note - 「デバイスの追加」は、ツリー上でサブネットを選択しているときだけでなく、ポートを選択しているときにも実行できます。