退院サマリーの作成時間が、平均19.8分短縮―。生成AIの活用によって、医療現場の業務が実際に変わり始めています。では、AIを現場で使い続けていくためには、何が必要なのでしょうか。今回は、名古屋医療センターの取り組みを例に、AI活用が進む医療現場で求められるネットワークとセキュリティの考え方をご紹介します。
AIを「使う」ことが、特別ではなくなるとき
これまで、医療現場におけるAI活用は、「導入できるか」「どのような効果があるか」といった視点から検討されることが多くありました。しかし、実際の業務でAIを使うようになると、考えるべきことはそれだけではありません。
たとえば、診療記録などの情報をもとに文書作成を支援するAI。作業時間を短縮できたとしても、現場で継続して使っていくには、日々の業務に無理なく組み込めることや、扱う情報を適切に管理できる環境が必要です。
今回ご紹介する「医療介護CBnews 」の記事では、国立病院機構名古屋医療センター 医療DX推進部 特命部長の佐藤智太郎氏に、生成AIの活用と、これからの医療現場についてお話を伺いました。同センターでは、本格的な導入に先立つ検証において、退院サマリーの作成時間を平均19.8分短縮できることを確認しています。
生成AIによって医療現場の仕事はどう変わるのか。そして、AIを現場で活用していくためには何が必要なのか。実際の取り組みをもとに、これからの医療現場について考えます。
AIを使うと、院内の通信はどう変わる?
AIを業務で使うようになると、院内の情報のやり取りにも変化が生まれます。たとえば、電子カルテなどの院内システムとAIを連携させたり、クラウド上のAIサービスを利用したりする場合、これまでとは異なる通信が発生することがあります。
そうなると、ネットワークについても、「今の通信量で足りるのか」「どの情報が、どこに送られるのか」「外部との接続は適切に管理できているか」といった視点が必要になります。
特に、クラウドサービスを利用する場合には、技術的に接続できるかだけでなく、医療機関として安全に利用できる環境なのか、運用面も含めて確認することが重要です。また、システムの保守やメンテナンスなどで外部から院内ネットワークへ接続する機会がある場合には、どのような接続が存在しているのかを把握し、適切に管理できているかを見直すことも欠かせません。
AIの活用が広がることで、ネットワークについても、通信量だけでなく「どの情報が、どこへ送られるのか」「どのような経路で通信するのか」といった点まで、改めて確認することが重要になります。
AI時代の医療を支える「土台」を考える
AIを医療現場で活用するということは、AIの機能を導入するだけではありません。
ネットワーク、セキュリティ、情報の管理、そして現場での使いやすさ。さまざまな要素がつながって、初めてAIを日々の業務に取り入れていくことができます。
一方で、安全性を考えるあまり、AIの利用そのものを一律に制限すればよいとは限りません。利用を禁止されたAIを、現場が個別に利用する「シャドーAI」につながる可能性もあるためです。だからこそ、AIを「使わない」のではなく、どのような環境で、どのようなルールのもとで使うのかを考えることが、これからの医療現場には求められます。
今回の「医療介護CBnews 」の記事では、名古屋医療センターでの取り組みを起点に、生成AIの活用から、これからの医療現場、ネットワーク、セキュリティまで、幅広いテーマについてお話を伺っています。AIを「導入する」だけではなく、AIとともに変わっていく医療現場。その変化の中で、何を考え、どのような環境を整えていく必要があるのか。ぜひ、下記より本編をご覧ください。

- 本記事の内容は公開日時点の情報です。
- 記載されている商品またはサービスの名称等はアライドテレシスホールディングス株式会社、アライドテレシス株式会社およびグループ各社、ならびに第三者や各社の商標または登録商標です。
\注目情報をメールマガジンでいち早くお届け/
あなたの業種に合わせた旬な情報が満載!
- 旬な話題に対応したイベント・セミナー開催のご案内
- アライドテレシスのサービスや製品に関する最新情報や、事例もご紹介!
あなたの業種に合わせた旬な情報をお届け!
旬な話題を取り上げたイベント・セミナー情報や、アライドテレシスの最新事例・サービス・製品情報をご案内します!







