[index] CentreCOM ARX640S コマンドリファレンス 5.1.5

bandwidth-percent

モード: ポリシーマップ・クラスモード
カテゴリー: QoS / 一般設定


(config-pmap-c)# bandwidth-percent <1-90> [borrow]

(config-pmap-c)# no bandwidth-percent


CBQ使用時に対象トラフィッククラスに割り当てる帯域を設定する。
no形式で実行した場合は初期値に戻る。

CBQ使用時は、ユーザートラフィッククラス0〜8個と暗黙のトラフィッククラス2個(システム、デフォルト)、合計2〜10個のトラフィッククラスが出力インターフェースの送信帯域(実帯域またはsqos output-bandwidthコマンドで設定した帯域)を分け合う。

このときの帯域配分は、bandwidth-percentコマンド(ユーザートラフィッククラス)、system-bandwidthコマンド(システムトラフィッククラス)、default-bandwidthコマンド(デフォルトトラフィッククラス)で設定するが、割り当て帯域設定値の合計が100%以内のときと、100%を超える場合では、設定値の意味合いが次のように異なる。


なお、各クラスが割り当て帯域を使い切っていない場合や、割り当て帯域の合計が100%に満たない場合は余剰の帯域が発生するが、この場合下記のクラスは割り当てを超えて帯域を使用できる。


パラメーター

<1-90> 割り当て帯域。インターフェースの送信帯域に対するパーセンテージ(%)で指定する。初期値は10
borrow 余剰帯域の使用可否。帯域に余裕があるとき、設定値を超えて帯域を使用することを許可する場合に指定する。初期値は許可しない


注意・補足事項

■ 本コマンドはキュー種別(queue-typeコマンド)がCBQに設定されているポリシーマップでのみ有効。PQに設定されているポリシーマップでは意味を持たない。

■ 本コマンドは送信用ポリシーマップ(service-policy outputコマンド)でのみ有効。受信用ポリシーマップ(service-policy inputコマンド)では意味を持たない。


コマンドツリー

class (ポリシーマップモード)
    |
    +- bandwidth-percent(ポリシーマップ・クラスモード)


関連コマンド

default-bandwidth(ポリシーマップモード)
queue-type(ポリシーマップモード)
service-policy input(インターフェースモード)
service-policy output(インターフェースモード)
sqos output-bandwidth(インターフェースモード)
system-bandwidth(ポリシーマップモード)



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