【GIGAスクール、その先へ】地元・岐阜は進んでいた!「東洋経済education×ICT」掲載ー教育現場のICT化が進む中、学びをとめないネットワークを実現した取り組みとは

「東洋経済education×ICT」に掲載された、岐阜県教育委員会様の導入事例インタビューについてご紹介!1人1台端末の普及で増加する通信量に対応できるICT基盤を整備し、災害時でも学びを止めない対策を強化するなど、教育現場のデジタル化を支える取り組みに注目します。

目次

岐阜県のICT活用

ここ数年、教育現場では急速にデジタル化が進んでいます。
コロナ禍をきっかけにオンライン授業が一気に広まり、また、GIGAスクール構想により「1人1台端末」が当たり前となった今、ICTを活用した学びの重要性はますます高まっています。
そんな中、岐阜県ではGIGAスクール以前から、県内・教育の情報化に先進的に取り組んできたことをご存じでしょうか?
岐阜県では、地域間の情報格差を是正するとともに、県民がいつでもどこでもITを利用できる環境を実現するために、高速・大容量通信が可能なネットワーク「岐阜情報スーパーハイウェイ」の運用がされています。(知らなかった…)
2002年に運用を開始した岐阜情報スーパーハイウェイは、その光ファイバー網を使用することで「学校間総合ネット」として、県内の84校86拠点(2023年時点)を接続し、教育活動を支援しています。

R.K.

県内の高校に通った1人としては、ICT整備に注力してくれる体制があることがありがたいなと思っています!\ありがたや~/
教育現場のICT整備がされているって、学生だった当時はITに早くから触れてリテラシーも身につけることができた(と思う)し、将来子育てをすると考えたら岐阜が安心だな~と考えてみたり…もしかして子育ての場所として最高なのでは?!?!

「東洋経済education×ICT」に掲載

そこで今回は、「東洋経済education×ICT」に記事広告として掲載された、岐阜県教育委員会 様のインタビューをご紹介します。
GIGAスクール以前からICT教育に注力する岐阜県は、NEXT GIGAを前にネットワーク更新に際して何を求めたのか?
ICT教育が当たり前になった今、教育現場における情報共有や業務の効率化、学びの質の向上が求められ、安定したITインフラの整備が欠かせません。
岐阜県が提供する「学校間総合ネット」は、そうした教育現場のニーズに応えるIT基盤として、教職員同士の連携や授業内容の充実化を支えるさまざまなサービスが展開されています。

学校間総合ネット上のサービス例

  • 教職員のメールやグループウェアの提供
  • 教育用コンテンツの共有
  • ウイルス/セキュリティ対策

さらに、1人1台端末が当たり前となった今、教室のどこからでも・すべての端末が安定してネットワークに接続できる環境は、“授業をスムーズに進めるため”に不可欠です。1台でもつながらない端末があれば、授業が中断してしまうこともあるため、「学びを止めない」ためのインフラ整備としても、「学校間総合ネット」は重要な役割を果たしています。
1人1台端末によって増加した通信量に対応するネットワーク環境の整備に加えて、普通教室以外の実験室や実習室といった特別教室や体育館など、これまで有線/無線LANの整備が十分でなかったエリアの通信環境も見直しが進められたことで、授業の幅が広がるとともに、場所を問わない柔軟な学びを実現しています。

R.K.

特別教室の無線とかって、そのぐらい整備されてなくてもなんとかなりそう…みたいなちょっとしたことのように感じるけど、実際に使っている側からすると大きかったりするんですよね~。せっかくこのやり方がよさそう!みたいな授業方法/内容が思いついても、「あ、無線ないやん」ってあきらめざるを得ないのは辛い!し、もったいない!

岐阜県は ICT教育における次のステップとして、各家庭の端末を持ち込むBYOD(Bring Your Own Device)の導入を想定しています。
定期的に発生する端末更新の際、県から費用を支出できない場合に “利便性”と“セキュリティ” を担保しながら利用できる方法を整備し、また、簡単に申請や承認を行える機能を追加しました。

「東洋経済education×ICT」記事はこちら

東洋経済education×ICT
岐阜県の教育情報ネットワーク、「1人1台端末」で安定通信をどう実現? | 東洋経済education×ICT GIGAスクール構想を契機とした「1人1台端末」の導入は、小中学校だけでなく高等学校でも進んでいる。端末が普及し授業などでの活用機会が増える中では、安定して通信できる...

学びを支えるネットワーク環境を整備した方法とは?

ここまでは「東洋経済education×ICT」記事の内容をご紹介しましたが、アライドテレシスでもICT教育の先駆けである岐阜県教育委員会様を国内ネットワーク機器メーカーとして支援しています。少しだけここでも紹介します!

1人1台端末の整備によって、ネットワークにつながる端末数が それまでの約1万7000台から4万台増加し、約5万7000台に。
タブレット端末だけでなく、電子黒板機能付きプロジェクターなどのICT関連機器なども増加したことで、通信遅延やセキュリティ強化といった課題が出てきました

ネットワーク更新前の課題

  • 計57,000台の端末の接続に耐えうる通信環境の整備
  • 安全な学習環境のためのセキュリティ強化
  • 台風や地震といった災害に備えた災害対策(BCP対策)
R.K.

小学生だった当時、英語の授業で電子黒板が使われていたことを思い出しました…
あの時は電子黒板がネットワークにつながっているなんて思っていなかったし、通信量の増大に影響を及ぼしていると知った今、ホント岐阜って早かったんだな?!って驚いています。
まあただ、、学習の幅が広がるはずのICT機器が、授業の中断・学習の妨げにならない環境づくりはしないとですね!

86拠点のネットワーク更新を短期間で実施

86拠点にもおよぶ大規模なプロジェクトでしたが、アライドテレシスが主導となり、各学校の担当者と詳細な打ち合わせを行い、柔軟に対応したことで、約5か月という短期間で完了しました。細かな調整を重ねてスムーズに進行したことで、担当者様から高い評価をいただきました。

また、移行後の新ネットワークではネットワーク管理ソフトウェア「AT-Vista Manager EX」を導入し、遠隔監視が可能になりました。マップで可視化された管理画面は分かりやすく、学校から問い合わせがあった際にも ある程度あたりをつけやすく問題の特定がしやすくなります。

お客様の声

ネットワークの管理というと、画面にコマンドを打ってその結果を確認するようなイメージを持っていましたが、アライドテレシスさんの管理機能は画面表示がわかりやすく、問い合わせに対しても管理画面と突き合わせて問題の特定がしやすいと思っています。

採用されたソリューションのメリット

ネットワーク管理ソフトウェア「AT-Vista Manager EX」

  • ネットワークを自動認識してマップを作成
  • ネットワーク全体を俯瞰し、リアルタイムで状況把握
  • 有線・無線問わず、また 他社製品も含めマップ上で一括管理
  • 検出された障害や脅威が一目でわかり、迅速な対応を実現
R.K.

入社直後の研修でもこの「AT-Vista Manager EX」を使った管理を学びます。当時、ネットワークの知識が何もない中で研修をしましたが、アイコンとして表示されるマップは特に分かりやすく状況を一目で把握できる点がおすすめです☆

学校間総合ネットとは、県内すべての学校や大学等を接続して教育情報を共有することで、授業・研修などの様々な教育活動を支援するとともに、教育行政業務の迅速かつ安全な遂行を支援する重要な教育情報インフラ(ネットワーク)である。

導入ネットワーク構成イメージ図

岐阜県教育委員会 様の導入事例はこちら

  • 本記事の内容は公開日時点の情報です。
  • 記載されている商品またはサービスの名称等はアライドテレシスホールディングス株式会社、アライドテレシス株式会社およびグループ各社、ならびに第三者や各社の商標または登録商標です。

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R.K.

これまでメルマガ制作を中心に、「どう伝えれば届くのか」を日々考えてきました。
読む人の心に、ちいさな余韻が残るように。ときどき、自分の思いや感じたことも織り交ぜながら、言葉を選んでいます。
趣味は謎解きと散歩。おやつの定番は、かためのグミ。

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