【接続検証】キヤノンシステムアンドサポートと共同で実施!ネットワークカメラとアライドテレシスPoEスイッチによる映像監視の信頼性検証

防犯・防災、施設管理、製造ラインの監視など、映像センシングは今や社会の安心・安全を支える重要な仕組みです。こうしたネットワークカメラの運用においては、「映像が途切れない」「設置や運用の自由度が高い」ことが必須条件となります。
そこで今回、キヤノンシステムアンドサポート株式会社と共同で、アクシスコミュニケーションズ株式会社(以下、アクシス)のネットワークカメラを用いて、当社PoEスイッチを組み合わせた接続検証を実施しました。本記事では、その検証内容と結果をご紹介します。

目次

防犯から製造現場まで、人手不足を支える映像監視の新しい選択肢

ネットワークカメラは、防犯や防災から製造現場の品質管理、医療施設での見守りまで、幅広い分野で活用されています。こうした用途に加え、近年は人材不足や働き方改革の影響で、遠隔監視や自動化のニーズが急速に高まっています。
このようなニーズに応えるため、単に映像を映すだけでなく、高画質で鮮明な映像、AIによる解析、クラウドとの連携など、より高度な機能を備えたカメラが求められています。その一方で「PoE給電で本当に安定稼働するのか?」と不安を感じていらっしゃる担当者の方も多いのではないでしょうか?

R.N.

よく聞くお悩みポイント

・電源確保不要のPoE給電は魅力的だが、消費電力や通信帯域に懸念がある
・複数台同時接続や長時間稼働で、映像が途切れないか確認したい
・人手不足のなか、設置や復旧に手間がかからない仕組みを選びたい

こうした課題を解決するため、当社ではアクシス社製ネットワークカメラと当社PoEスイッチの接続検証を実施しました。本記事では、検証結果から得られた知見や留意点をまとめました。ぜひ導入検討の参考にしてみてください。

接続検証で“見えた”、通信の安定性

今回の検証では、当社PoEスイッチとネットワークカメラを組み合わせて、実運用に近い条件で動作を確認しました。使用したスイッチは、PoE+対応のx530シリーズや、1ポート最大90W給電が可能なPoE++対応モデルSE240シリーズなど、用途に応じた複数ラインナップです。カメラは、世界的に評価される高画質と信頼性を備え、用途に応じた多彩なモデルをそろえたアクシス社製を採用しました。

検証では、単なる接続確認にとどまらず、現場でよくある「電源が不安定でカメラが落ちる」「映像が途切れる」「複数台接続で動作が重くなる」「トラブル復旧に時間がかかる」といった課題を想定。給電の安定性、映像の連続性、複数台同時接続時の負荷、復旧のしやすさまで、徹底的にチェックしました。

今回の検証ポイント

  1. PoE給電の安定性とカメラ操作
    ・カメラがスムーズに起動できること
    ・PTZカメラでパン・チルト・ズーム操作を遠隔から実施ししても操作遅延がないこと
    ・高消費電力モデル(PTZ型)でもPoE++対応スイッチで安定稼働できること
  2. 映像の安定性
    ・高解像度映像(4K)+AI解析をオンにした状態でも、長時間稼働で映像途切れないこと
    ・レコーダーやVMS(ビデオ管理システム)との連携が問題なく、映像解析や録画が安定して行えること
  3. 大規模接続と復旧性
    ・スイッチに最大24台のカメラを同時接続した状態でも、映像の乱れや通信遅延がなく8時間連続稼働ができること
    ・ ケーブル挿抜やスイッチ再起動後にカメラが自動的に再接続し、映像が速やかに復旧できること
検証に用いた構成イメージ

検証環境などの詳細は2025年11月11日時点のニュースリリースをご覧ください

検証に使用したネットワークカメラのご紹介

今回の検証で採用したアクシス製ネットワークカメラは、幅広い現場で求められる性能を備えたモデルです。高画質で鮮明な映像を提供し、長時間の安定稼働や遠隔操作、解析への対応など、現場のニーズに応える機能が充実しています。近年は、防犯・防災だけでなく、製造現場の品質管理や医療・教育施設での見守りなど、用途が多様化しており、こうした機能を備えたカメラの重要性はますます高まっています。

ドーム型カメラ(AXIS M3085-V)

アクシス社製のドームカメラは、コンパクトで天井や壁にすっきり設置できるモデルで、耐久性が高いことのも特長。広角レンズで室内全体をカバーできるほか、モデルによっては暗所対応やAI分析、セキュリティ機能も備えています。

PTZ型カメラ(AXIS M5526-E、AXIS Q6225-LE)

アクシス社製のPTZカメラは、パン/チルト/ズーム機能を備えており、広範囲監視と高精細ズームを1台で実現。セキュリティイベントの確認も可能で、検知したイベントに応じて自動的にズームインすることも可能です。

バレット型カメラ(AXIS M2035-LE、AXIS P1455-LE)

アクシス社製のバレット型カメラは、屋外対応・高解像度・AI分析機能を備え、昼夜問わず鮮明な映像を提供。2メガピクセルから41メガピクセルまでの高解像度画質で撮影します。

PoEスイッチとネットワークカメラで、現場の安全・効率を支える

近年、オフィスや工場、医療や教育の現場など、さまざまな施設で「安全・安心」を守るために映像監視の重要性が高まっています。一方、人手不足が続く現場では、監視業務を効率化し、少ない人数で広い範囲を見守れる仕組みが求められています。

そのような課題に応えるのが、ネットワークカメラとPoEスイッチを組み合わせたICT環境です。設置が簡単で運用も安定しているため、現場の負担を減らしながらしっかり監視できます。

今回の検証では、アクシス社製ネットワークカメラと当社PoEスイッチを組み合わせ、カメラの起動や遠隔操作、映像の取得・解析が途切れなく行えることを確認しました。さらに、複数台を同時に接続したり、長時間稼働させても安定性を維持できることも実機でテストしています。

加えて、現場でよくある機器のメンテナンスやレイアウト変更、トラブル対応などで一時的にケーブルを抜き差しするケースを想定し、その後の自動復旧においても検証しました。結果、再接続後も問題なく復旧し、PTZカメラのスムーズな操作も安定して動作。こうした検証により、現場で求められる「信頼性」と「省力化」を両立できることを実証しました。

通信の安定性と管理のしやすさは、映像監視を安心して使うための大切な土台です。こうしたネットワーク環境の整備は、限られた人員でも質の高い安全管理を継続するための、有効な一手となるのではないでしょうか。

アライドテレシスは、これまで培ってきたネットワーク構築の経験を活かし、今後もさまざまな機器との接続検証を進めていきます。他社製品やサービスとの連携については、ぜひ以下のWebサイトをご覧ください。

  • 本記事の内容は公開日時点の情報です。
  • 記載されている商品またはサービスの名称等はアライドテレシスホールディングス株式会社、アライドテレシス株式会社およびグループ各社、ならびに第三者や各社の商標または登録商標です。

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この記事を書いた人

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R.N.

これまで沢山のお客様へ当社の魅力を発信してきました。
データシートやカタログの数字だけでは伝わらないアライドテレシスらしさを、自分の言葉で皆さまにお伝えできたらと思います。
好きなものは小説とドラマと深夜ラジオ。特技は焼き魚を綺麗に食べること。

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