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THE GATE HOTEL 雷門 by HULIC
最新のホテルサービスを支える、高信頼・高可用性のリングネットワークを構築
THE GATE HOTEL 雷門 by HULIC
ゲストルーム
年間2,000万人が訪れる東京有数の観光地浅草。そのシンボルともいえる浅草寺・雷門のすぐそばに立地する「THE GATE HOTEL雷門 by HULIC」は、137室のゲストルームすべてに有線、無線LANや、IPTVを完備するなどITを活用し、顧客満足度の向上につとめている。
これらのアメニティをはじめホテル業務を支えるネットワークインフラには、アライドテレシスのxシリーズなどを導入。xシリーズとEPSR(Ethernet Protected Switched Ring)を用いて高信頼・高可用性のリングネットワークを構築した。24時間365日稼働し続けるデータセンターなみのシステム品質が要求されるホテル・ネットワークの最新情報を紹介する。
プロフィール
■ヒューリックホテルマネジメント株式会社
本社:東京都台東区雷門2-16-11
資本金:2億円
設立:2011年4月1日
2012年8月にオープンした「THE GATE HOTEL 雷門 by HULIC」の経営、運営を行っている。ゲートホテルは浅草のまちとスカイツリーを一望できるホテルとして話題を集めている。
http://www.gate-hotel.jp/index.html
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ITシステムを駆使し、最新のホテルサービスを提供
リング構成で、高信頼・高可用性のネットワークインフラを実現
xシリーズをコアに業務系ネットワークを構成
“お越しいただくためのIT投資”から”“満足していただくためのIT投資”へ
ITシステムを駆使し、最新のホテルサービスを提供
ヒューリックホテルマネジメント株式会社 THE GATE HOTEL雷門 by HULIC 管理部長 小野寺宏之氏
ヒューリックホテルマネジメント
株式会社
THE GATE HOTEL雷門 by HULIC 管理部長
小野寺宏之氏
東京浅草。2010年5月には東京スカイツリーが開業し国内外からもっともホットな観光地として注目されている。その雷門から約50mの好立地にあるのが、2012年8月にオープンした「THE GATE HOTEL雷門 by HULIC(以下、ゲートホテル)」である。

地上14階建てのホテルのロビーは13階にあり、エレベーターを降りた瞬間に目の前には東京スカイツリーなどを中心に浅草の町並みが眺望できる。

「ホテルを機能別に分類した場合、フルサービス、リミテッドサービスの2種類になります。137部屋、従業員数34名の当ホテルは、カテゴリー上リミテッドサービス型になりますが、提供するサービスは、従来のスタンダードを超えたマルチタスクサービスの確立を目指しています。それを可能にしているのがITの活用です。」と、ホテルネットワークのプランニングを担当したホテルバリュー・オペレーションズ(株)ITソリューション ディレクターの斉藤栄二氏は語る。

「ホテルという業種は、人と人とのふれあいを大切にしているビジネスです。単純にコストダウンだけを考えれば、フロント業務からすべてのオペレーションを自動化することも可能です。しかしそれでは、私たちのコンセプトから大きくかけ離れてしまいます。私たちは、お客様を心からおもてなしする精神を第一に考えています。人と人の対面での、より良いおもてなし、サービスを提供しようとするとき、お客様に関する情報を、お客様に見えない形でどのように共有できるかというのがポイントです。そこにITの活用が生きてくるのです」(斉藤氏)。ITの活用として象徴的なのは、デジタル・インカムによる情報共有だ。

「当ホテルでは、すべての従業員がデジタル・インカムを使っています。インカムは、常にオープンな状態でつながっているため、バックオフィスやレストランなどでも、接客の声がすべて入ってきます。複数人での同時会話が可能な中で、従業員の接客情報をリアルタイムに共有できる事が最大のメリットと言えます。あたかも、自分がそこにいるかのように情報を従業員に提供出来ます。」と、ゲートホテルを運営するヒューリックホテルマネジメント株式会社 管理部長 小野寺宏之氏は語る。
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リング構成で、高信頼・高可用性のネットワークインフラを実現
ゲストルーム
ゲストルーム
IPTV
IPTV
ゲートホテルのネットワークは大別すると業務系、客室系に分かれる。「多くのホテルでは客室系ネットワークを重視しますが、当ホテルでは業務系ネットワークを重視しています。その理由は、お客様に高品質のサービスをご提供するためには、業務系ネットワークのスピードと安定性が重要だからです。業務系ネットワークの冗長性と多様性をどのように持たせネットワークを構築するかを最重要ポイントとしています」と、斉藤氏は語る。ホテルネットワークの最大の特徴は、極めて高いサービス品質が求められているということだ。

「ホテル業界が、他の業種と決定的に異なるのは、24時間365日稼働していなければならないということです。そして、我々が目指すサービスをお客様に提供するためには、ネットワークも同様に、24時間365日動かさなければなりません」(斉藤氏)。一般企業であれば、業務外の時間帯などで大規模なメンテナンスができる。ところが、ホテルの場合はそうはいかない。「お客様のなかには、海外との重要なビジネスを行っていらっしゃる方もおられると想定されるので、ネットワークダウンはわずかな時間でも通用しません」(斉藤氏)。また、業務系ネットワークはシステムが止まると、すぐにサービスの低下に直結してしまう。チェックインやチェックアウトの時間もお客様次第となるため、必然的に24時間365日の稼働が要求される。「規模は異なりますが、求められるSLA(Service Level Agreement、サービス品質保証)はデーターセンターと似ていると思います。」(斉藤氏)。

このように、厳しい品質を要求されるホテルネットワークの構築について、システム構築を担当した協和テクノロジィズ株式会社CS-Comp事業部課長 酒井直樹氏は、「ネットワークの構築にあたっては、安定稼働できる信頼性の高い製品をひとつひとつ選定しました。また、何かあったとしても、すぐに対応できたり、障害のポイントを早く突き止められるように構成しています」と語る。このような要件のもとで採用されたのが、アライドテレシスのレイヤー3・ギガビットイーサネットスイッチ「CentreCOM AT-x600-24Ts」をコアとしたリング構成のネットワークである。酒井氏は、「リング構成は、当社が過去10年間にわたってホテル業種向けのソリューションを提供してきた経験からも、もっとも耐障害性にすぐれ、ホテルネットワークに適したネットワーク・トポロジーであると考えています。こちらのホテルでは受付が13階、システムルームが3階と、建物の構造上同一フロアに置くことが困難でした。そのような点からも、スター構成ではなくリング構成という選択肢が出てきました」と語る。
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xシリーズをコアに業務系ネットワークを構成
ラック内のx600-24Ts、GS916M V2
ラック内のx600-24Ts、GS916M V2
リング構成は、EPSR対応のx600-24Tsをマスターノードとし、CentreCOM GS900Mシリーズをトランジットノードとして構成。また、客室系ネットワークは、ギガビット・インテリジェント・スイッチGS900M V2シリーズ、ギガビットイーサネット・インテリジェントPoE+ スイッチGS900M V2-4PS等で構成されており、大きく分けて、無線と有線LANによるアクセスからなる客室インターネットと、IPTVの2系統のネットワークから構成される。各フロアのスイッチはサーバー室のGS924MV2に収容され、宿泊客のインターネット接続にはUTMアプライアンスシリーズSSG5を介しセキュリティーを強化するとともに、IPTVのVODコンテンツ更新用のインターネット接続は、アドバンストVPNアクセス・ルーター「CentreCOM AR550S」等を介して行われる。IPTVのSTBは、マルチプルVLANでセキュリティーの強化をするとともに、SNMPで設定等の一元管理をしている。
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“お越しいただくためのIT投資”から”“満足していただくためのIT投資”へ
ホテルバリュー・オペレーションズ株式会社 ディレクター ITソリューション 斉藤栄二氏
ホテルバリュー・オペレーションズ
株式会社
ディレクター
ITソリューション
斉藤栄二氏
2012年8月のオープン以来4ヶ月が経った現在(2012年12月末取材日時点)、ネットワークシステムの導入効果について斉藤氏は、「問題なく稼動しています。ネットワーク上のトラブルはまったくありません」と語る。将来的な展望については、「これまでは、お客様に“お越しいただくためのIT投資” を重視していました。しかしこれからは、ご利用いただくお客様に“満足していただくためのIT投資”も同時並行的に増強しなければなりません。まずは、今回計画したIT構想に対してホテルが利益をあげることが最重要です。そのうえで、弱い部分にITを活用したり、追加したり、機能の拡張をしたり、と視点を変えていこうと思います。現在は、ネットワークが全世界につながっており、世界中どこでも、瞬時にアプローチできる環境があります。ホテルIT業界もWebソリューションやアプリケーションを積極的に活用していく傾向にあり、日々変化する市場、ニーズをリアルタイムで把握する事が重要です。そうなると、ネットワークのトラフィックも増えていくと想定されますので、より高機能な機器を新たに導入していくことになります」(斉藤氏)。

浅草から世界へとつながる「ゲート」としてさらに進化していきたいと、斉藤氏は語る。ホテル業界で競争優位性を生み出すためには、インターネット・サービス、IPTVなどのアメニティをはじめ、スタッフによる優れたサービスを裏で支える高度なITシステムが必須となっている。最先端のITを活用してサービスを高度化するゲートホテルのネットワークをアライドテレシスのソリューションが支えている。(取材:2012年12月)
ネットワーク構成図
プロフィール
協和テクノロジィズ株式会社 CS-Comp事業部 課長 酒井直樹氏
協和テクノロジィズ株式会社
CS-Comp事業部
課長 酒井直樹氏
■協和テクノロジィズ株式会社

本社:大阪府大阪市北区中崎1-2-23
資本金:9,860万円
従業員数:450名(2013年1月1日現在)

カスタマ第一主義、付加価値主義、漸進主義を経営方針に、ICT-SIサービス会社を経営コンセプトとし、ネットワーク構築からシステム建設、サポートサービス等を提供している。

http://www.kyotec.co.jp
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