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導入事例
株式会社 原田・ガトーフェスタ ハラダ
次なる成長に向け、新工場建設にあわせて拠点間ネットワーク基盤を整備
株式会社 原田・ガトーフェスタ ハラダ
ガトーラスク「グーテ・デ・ロワ」のヒットにより2000年の発売から10年間で売り上げ160倍という驚異の成長を遂げた株式会社 原田・ガトーフェスタ ハラダ。2013年3月に竣工した新工場と本社、全国各店舗を結ぶ拠点間ネットワーク基盤にアライドテレシスのソリューションを導入し、高信頼のネットワーク基盤の構築を実現した。
プロフィール
■株式会社 原田・ガトーフェスタ ハラダ
所在地 群馬県高崎市新町1207
代表者 代表取締役 原田義人
創 業 明治 34 年設立昭和17 年
資本金 1,000 万円
従業員数 950 名(2013 年4 月末現在)
直営店 16 店舗
本社工場 〒370-1301 群馬県高崎市新町1207
高崎工場 〒370-0854 群馬県高崎市下之城町584-8
ラスクのトップブランドとして知られる洋菓子メーカー。人々の暮らしに感動を呼び起こすことのできる高質にして価値ある商品、真心のこもったサービス、コミュニケーションを創造し提供するお客様第一、品質第一の経営の実現を目指している。
http://www.gateaufesta-harada.com/
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贈答品としての「ラスク」という新しい市場を開拓
ガトーフェスタ ハラダの情報ネットワーク・システムへの取組み
新工場建設にあわせ、ネットワーク基盤を整備
新工場・新製品による売り上げ向上とネットワーク活用の今後
贈答品としての「ラスク」という新しい市場を開拓
株式会社 原田・ガトーフェスタ ハラダ
株式会社原田は、1901年群馬県高崎市で和菓子の製造業者として創業し、その後製パン業に転じた。同社の名を一躍高めたのが、2000年に発売したガトーラスク「グーテ・デ・ロワ」だ。同社は「グーテ・デ・ロワ」のためにラスク専用のパンを開発し、バターなどの原料にも高品質品を選び、贈り物にできる「ラスク」という新しい市場を切り開いた。そして、景気の冷え込みが目立った時期であったにもかかわらず、2000年からの10年間に、売り上げを160倍に伸ばすヒット商品となった。

同社は、「グーテ・デ・ロワ」の発売を機に洋菓子部門をガトーフェスタ ハラダとして展開。広告宣伝費をかけない手法で、直営店、デパート内店舗、通販により売り上げを伸ばしてきた。通販も一般的なECサイトには出品せず、同社ホームページと電話・FAX・封書での申し込みのみに限定している。贈り物としての品質を保つために夏場は溶けやすいチョコレートコーティングしたラスクは生産しないなど、ブランドとクオリティーを大切にした姿勢で顧客の信頼を掴んできた。

社員の福利厚生にも注力しており、「日本一の社食を目指す」社員食堂にはフリーWi-Fiを導入するなどの活動を行っている。

現在は高崎市内有数の企業として、地元における文化貢献活動にも熱心で、本社内にあるホールで、定期的にコンサートや美術展を開催し、多くの市民から親しまれている。
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ガトーフェスタ ハラダの情報ネットワーク・システムへの取組み
株式会社 原田・ガトーフェスタ ハラダ 生産本部 副本部長 上田孝之氏
株式会社
原田・ガトーフェスタ ハラダ
生産本部 副本部長
上田孝之氏
同社が情報ネットワーク・システム整備の取り組みを開始したのは2010年だ。十数人だった会社が約千人もの会社へと急激な成長を遂げたため、同社生産本部副本部長の上田孝之氏が入社した2009年には、様々な整備が追いついていない状況であり、社内の情報システムもその一つだった。

「2008年の本社工場建設時に、ネットワークだけは建築会社によって敷かれていたのですが、社内のPCも少なくネットワークは十分に利用されていない状況でした。ですから、社内ITシステムのリプレースと言うより、ゼロから作り上げていく作業だったため、かえってわかりやすかったですね」と、上田氏は振り返る。

当時はラスクの原材料や包装材料の部品番号による管理も実施しておらず、社内の組織コードもないような状態だった。上田氏はまずネットワークにつなげて、社員間で情報をシェアするところから始めようと、当時社内にあったコモディティのルーターをアライドテレシス製品に代えて、NASを20台のPCにつなげ、情報共有を開始した。前述の部品番号についてはその後汎用パッケージを導入し、原材料管理を開始し、社内情報ネットワークの第一歩を期した。一方、通販システムは、全国配送も含めアウトソーシングしており、社内の他のネットワークとは切り離されている。店舗のPOSは3年前からクラウドを利用して本社で売り上げを把握できるようにしている。物流システムのパッケージが導入されたのはようやく2013年の夏からだ。

ガトーフェスタ ハラダの情報ネットワーク・システムはこのように一歩ずつ進歩してきたが、2013年春オープンの高崎新工場の建設に際し、基盤となるネットワークの見直し、強化を迫られることになった。
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新工場建設にあわせ、ネットワーク基盤を整備
モニター画面を4分割したIPカメラのリアルタイム映像
モニター画面を4分割したIPカメラのリアルタイム映像
従来、同社の本社と工場は同じ敷地内にあったが、新工場は同じ市内とはいえ10kmほど離れている。新設するネットワークは、この距離を克服し、両拠点間でお互いの状況がわかる状態にする役割が求められた。また、本社工場と高崎新工場間だけでなく、全国16 ヶ所の店舗にも正社員が勤務しているため、各店舗でも本社の情報を見える形が求められた。このため、前述のPOSとは別回線で各店舗間をVPN接続することになった。

これら拠点間接続の要件に伴い、本社と高崎工場には、ディストリビューション・スイッチ「x610-24Ts/X」を計4台導入。それぞれVCS構成により冗長化を図るとともに、インターネットVPN接続には、アドバンストVPNアクセス・ルータ「AR560S」を導入した。VPN網は情報量の多いカメラ用と、通常データ用の二回線で構成。通常データ用は、WANロードバランス機能により負荷分散を図っている。

また、新工場にはIP監視カメラシステム、および警備・電気錠システムが導入されx610-24Ts/Xを介して社内ネットワークに収容されている。多数のIPカメラの設置は監視機能の強化が目的で、工場内はもちろん、倉庫や駐車場にも設置されたカメラの画像は1カ月間保存される。安全の確認と内外の悪意に向けた抑止力を目的としているが、その他の利用法も考えているという。

「百貨店内はできませんが、店舗にもカメラを設置しています。店舗のオペレーションやお客様の来店状況の把握が目的です。また、製造ラインに設置したカメラを使ったバーチャル工場見学を実現できないかと考えています」(上田氏)。

IPカメラのリアルタイム映像は本社内のモニターで画面を4分割して順次映し出すことも可能で、監視地点の異常のみならず電気の消し忘れなども一目で分かるため、設備管理に活用されている。また、ネットワークの監視・管理には、ネットワークマネージメント・ソフトウェア「Swim Manager」を導入している。Swim Managerはインテリジェントスイッチやルーターなどを自動探索し、ネットワーク構成をツリーやマップ形式で見やすく表示するため、万が一の障害時にも、素早い障害切り分けが可能になる。

同社の今回のネットワーク構築要件では、機械の数を減らし、効率よく、止まらないネットワークにすることだった。それによって、少ない人数でも運用のカバーができる形が求められた。同社の情報システム課は、柴田課長の下、現在は4人体制になったが、しばらく前までは2人体制だった。

ネットワークの監視・管理ツール「Swim Manager」の管理画面
ネットワークの監視・管理ツール
「Swim Manager」の管理画面
高品質な製品を安定生産している生産ライン
高品質な製品を安定生産している生産ライン
「当面は、外の力を借りながらネットワーク環境の強化を図っていくことが必要です。」

一方、デパ地下の店舗では休みがなく、365日工場からの発送が必要になる。このため、ネットワークも停止せずに稼動する必要があり、当然安定稼働性の高い機器が要求されるわけだが、絶対に故障のない機械はない。そこで重要になるのがサポート体制だ。

「高崎はやはり東京からは距離があります。工場建物を建設した建築会社傘下で東京を拠点とする会社がネットワークを構築すると、いざというときに駆けつけて復旧するのに時間がかかります。ネットワークインフラは地元の信頼できるしっかりした会社にお願いするのが安全です」(上田氏)。

今回のネットワーク導入・構築にあたった日本パスコムは、5年前の本社工場建設時も建設傘下でネットワーク構築の一環を担った。現在、ネットワークは勿論PCの手配等も担当している。同社IT事業本部SI部の大島勝眞氏は上田氏から、食品を扱う会社なので、機器の入れ換え手続きが難しいため、長期にわたってリプレースの必要が無いネットワーク機器の提案を求められたという。

「そのほかには両工場での人の移動があるので、ノートPCはどちらでもセキュアにネットワーク接続できるように、DHCPを活用したActiveDirectoryの採用を提案しました」(大島氏)。
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新工場・新製品による売り上げ向上とネットワーク活用の今後
株式会社 原田・ガトーフェスタ ハラダ 情報システム部 課長 柴田万里子氏
株式会社
原田・ガトーフェスタ ハラダ
情報システム部 課長
柴田万里子氏
新工場建設の目的は、もちろんガトーフェスタハラダの次なる発展を担うためだ。

「東日本大震災後の2年間はそれ以前の急成長にブレーキがかかっていましたが、今後は新工場を活用して、年に110 〜 115%くらいの成長率を目指しています」と上田氏は語る。

ガトーフェスタ ハラダでは「グーテ・デ・ロワ」のブランド価値を高めるために最大限の努力を払っているが、どんなブランドも永遠ではない。そのため新工場では新製品の開発にも取り組んでおり、その中から最初に登場したのが2013年10月に一般発売になったワインなどと一緒に楽しめるスパイシーな甘くない新感覚のラスク「グーテ・デ・ロワ ソムリエ」だ。今後の売れ行きが期待される。同社では、こうした商品開発を支えるインフラとしても、今回作り上げたネットワーク環境をさらに有効活用していきたいという。

「今後は店舗とのネットワークの有効活用を進めたいと思います。ネット経由で各店舗と本社間で情報を共有するには、1店舗でも繋がっていないとやりたいことが実現できません。

毎年新たに2 〜 3店舗が開設されますのでそれを順次VPNで結び、店舗の要員もIT利用強化を図っていきたいと思います。既に開催が予定されていますが、アライドテレシスには、今後もわかりやすい講習会やセミナーなどで当社社員のITリテラシーを高め、ネットワーク活用を順調に行うためのサポートなども期待したいですね」と、情報システム部課長の柴田万里子氏は語る。

「千寿万世(せんじゅばんせい)」(万代にわたる繁栄を意味するもので、企業として成長、永続繁栄を目指す)を社是とし、常に進化し続けるガトーフェスタ ハラダ。そのネットワークインフラをアライドテレシスのソリューションが担っている。
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ネットワーク構成図
プロフィール
日本パスコム株式会社
 
所在地: 群馬県前橋市大友町2-22-5
 
ソフトウェア、情報機器等の開発・販売、 ハードウェア、ソフトウェアの保守運用サービス、コンピュータ関連設備の企画・設計・施工などを提供している。
 
http://www.pascom.co.jp/
日本パスコム株式会社 代表取締役社長 新井 照秋氏
日本パスコム株式会社
代表取締役社長
新井 照秋氏
 
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