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学校法人 関西文理総合学園 長浜バイオ大学
最先端のバイオ教育・研究基盤を支える止まらないキャンパスネットワーク
学校法人 関西文理総合学園 長浜バイオ大学
「学校法人 関西文理総合学園 長浜バイオ大学」
日本で唯一のバイオ系単科大学として知られる学校法人関西文理総合学園 長浜バイオ大学(以下、長浜バイオ大学)。バイオサイエンス、バイオテクノロジーの技術者・研究者の育成を目指す同大学では、スーパーコンピューターやデータベースなど最先端の情報技術を活用した教育・研究を推進している。その基盤となる高速・高信頼性のキャンパスネットワークを再構築。VCS機能を搭載したアライドテレシスのコア・スイッチ「x900シリーズ」およびディストリビューション・スイッチ「x600シリーズ」をキャンパス内の随所に配置。機器と経路を冗長化した「止まらない」ネットワークを通じ、学生・教職員の快適な通信環境を実現している。
プロフィール
■学校法人 関西文理総合学園 長浜バイオ大学
所在地:滋賀県長浜市田村町1266
開学:2003年(2007年に大学院を開学)
学生数:約1,300名
1学部(バイオサイエンス学部)・3学科(バイオサイエンス学科、アニマルバイオサイエンス学科、コンピュータバイオサイエンス学科)および、大学院バイオサイエンス研究科を擁する。実験室での実験技術に加え、バイオの研究に欠かせないコンピュータによる情報技術の習得や、分子レベルから動物(個体)に統合されたバイオまで、総合的に学べる環境を整えている。
http://www.nagahama-i-bio.ac.jp/
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大学教育推進プログラムに採択された「バイオ学習ワンダーランド」
コア・スイッチの老朽化とシングル構成が課題だった既存ネットワーク
機器と経路の冗長化で高信頼・広帯域のネットワークを構築
学内・学外の連携基盤となるキャンパスネットワーク
大学教育推進プログラムに採択された「バイオ学習ワンダーランド」
CPU機械室のx600-24Ts、GS924M V2
CPU機械室のx600-24Ts、GS924M V2
西は琵琶湖、東は伊吹山を望む自然豊かな湖北に位置する長浜バイオ大学。人類の課題である持続可能な循環型社会の基盤となるバイオサイエンス、バイオテクノロジー分野の基礎から専門まで、総合的・体系的にバイオを学べる単科大学である。バイオサイエンス学部は3学科から構成。バイオサイエンス学科は、遺伝子や分子、細胞から生命環境、 バイオの研究課題を総合的に学習。バイオの基礎研究を通じ、健康・医療・食糧・エネルギー・環境などの課題解決を担う人材を育成する。

アニマルバイオサイエンス学科は、動物(個体)レベルで統合されたバイオサイエンスの教育・研究を実施。生き物の生命現象を解明し、その研究成果を人の健康や食の安全・安心につなげていくという。

そして、コンピューターバイオサイエンス学科は、バイオとコンピューターを融合した教育・研究を行う。バイオの研究・開発に不可欠な情報処理のスキルと、バイオの知識の両方を備えた人材を育成する。

こうした学生の教育・研究を支援するプログラムとして注目されるのが、2011年4月から本格的に始まる「バイオ学習ワンダーランド」である。これは、iPodなどのモバイルデバイスを利用し、教員と学生の双方向で学習を支援するシステムで、文部科学省の大学教育推進プログラムに採択されている。学生は個人カルテを持ち、講義に連動したeラーニングなどを通じ、学習の到達レベルと達成度合いを把握できるという。

「学内はモバイルデバイスと無線LAN、自宅からはPCとインターネットを使ってこのバイオ学習ワンダーランドのシステムにアクセスすることができます。
こうした学生の情報活用やバイオの教育・研究の基盤として、信頼性の高いキャンパスネットワークが欠かせません」と、長浜バイオ大学の図書情報センター・ICT事業担当顧問を務める畠山茂昭氏は述べる。
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コア・スイッチの老朽化とシングル構成が課題だった既存ネットワーク
長浜バイオ大学では開学した2003年当時から、高速(1Gbps)の キャンパスネットワークを構築・運用。サーバー室のある命江館を中心に、海外ベンダーのシャーシ型コア・スイッチを3台導入してきたが、さまざまな課題が持ち上がっていたという。「コア・スイッチを導入してから8年が過ぎ、機器の老朽化が問題になっていました。ベンダーのサポート切れで部品の交換も困難なうえ、シングル構成だったため、スイッチの障害でネットワークが使えなくなる懸念もありました」と、学内のITを担当する図書情報センターの筒井宏明氏は打ち明ける。

幸い、大きな障害はなかったというものの、学内のネットワーク環境が変化。従来のバイオサイエンス学科に加え、2009年にアニマルバイオサイエンス学科とコンピューターバイオサイエンス学科を新設。バイオサイエンスとバイオテクノロジーを学べる教育・研究の環境が整うとともに、学生や教職員が利用するキャンパスネットワークのトラフィック増加も予想された。

例えば、コンピューターバイオサイエンス学科ではバイオテクノロジーと情報学を融合したバイオインフォマティクスなどの研究領域にも取り組む。たんぱく質の構造やゲノムの配列など、生命の仕組みを解明する手段として情報技術を活用。3次元CGの作成や画像解析などの情報処理、データベース、高性能コンピューターのスキルやプログラミングなどを習得する。「そこで、ICTをフルに活用した授業がストレスなく行え、今後のトラフィック増加にも柔軟に対応できるよう、キャンパスネットワークを刷新することになったのです」と畠山氏は説明する。
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機器と経路の冗長化で高信頼・広帯域のネットワークを構築
CPU機械室のスーパーコンピューター
CPU機械室のスーパーコンピューター
長浜バイオ大学ではキャンパスネットワークの再構築に向け、(1)冗長化による信頼性の向上、(2)大容量トラフィックに対応する高速・広帯域の確保、(3)コストパフォーマンスの改善、(4)設定など容易な運用管理、(5)問題発生時のスムーズな対応などを要件に、国内外のさまざまなネットワークベンダーのスイッチを比較検討した。

その結果、アライドテレシスのコア・スイッチ「x900シリーズ」およびディストリビューション・スイッチ「x600シリーズ」を導入。「VCS機能やリンクアグリゲーションを用いた機器と経路の冗長化により、高信頼、広帯域のキャンパスネットワークを構築する狙いです。また、x900/x600シリーズは業界標準のCLIを利用でき、機器の設定なども容易に行えると判断しました」と、筒井氏はアライドテレシス製品を採用した理由を述べる。

具体的には、命江館のサーバー室にコア・スイッチとして冗長化されたx900シリーズを設置するほか、スーパーコンピューター(CPU機械室)が設置された命岳館や、命北館にはサブのコア・スイッチとしてx900シリーズとx600シリーズを配置。これらのスイッチはリンクアグリゲーションで経路の冗長化と広帯域化を図っている。

各館を結ぶ基幹ネットワークはMMF(Multi Mode Fiber)の光ファイバーを使用するとともに、スイッチのSFP(mini-GBIC拡張モジュール)に、MMFで双方向通信が行えるAT-SPBDMを利用している。対向するx900シリーズ/x600シリーズにそれぞれAT-SPBDMを装着してリンクアグリゲーション(トランク接続)することで、1本(1心)のMMFで2本(2心)分の帯域を確保できる利点がある。「光ファイバーを増設することなく、拡張モジュールで帯域を拡大できることも、アライドテレシスのスイッチを採用する決め手になりました」と筒井氏は述べる。

長浜バイオ大学ではスイッチの選定に先立ち、x900シリーズの実機をキャンパス内に持ち込み、機器の設定やVCSの動作などの検証を実施。「機器のコストパフォーマンスの高さに加え、こうしたアライドテレシスのきめ細かなサポート体制もポイントになりました」と畠山氏は評価する。また、アライドテレシス製品の導入を支援した日立ソリューションズの長谷川氏は、「当初は、数多くのACLをx900/x600シリーズ向けに移行することは容易ではないと感じていました。しかし、アライドテレシスにもサポートいただき、機械的な変換作業のみでスムーズにACLを移行することができ、移行作業の手軽さを実感しました。また、お客様はネットワークのヘビーユーザーですが、x900/x600シリーズのパケットスイッチング能力は高く、お客様のトラフィック要件に十分応えることができ、コストパフォーマンスの高い製品だと思いました。リプレース前は海外ベンダーのミッドレンジ型スイッチを3台使用した構成でしたが、x900
/x600シリーズにリプレースしたことでお客様にもご満足頂いております」と述べる。
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学内・学外の連携基盤となるキャンパスネットワーク
長浜バイオ大学 図書情報センター 筒井宏明氏筒井宏明氏 長浜バイオ大学 図書情報センター 兼 高大連携事業推進室 ICT事業担当顧問 畠山茂昭氏
長浜バイオ大学
図書情報センター
筒井宏明氏
長浜バイオ大学
図書情報センター
兼 高大連携事業推進室
ICT事業担当顧問 畠山茂昭氏
長浜バイオ大学ではx900/x600シリーズのほか、各フロアに設置するエッジ・スイッチにループガード機能を備える「GS924M V2」を導入している。基幹ネットワークを構成するコア・スイッチからエッジ・スイッチまでは大学(図書情報センター)が管理しているが、その先の研究室のHUBは教員や学生が管理する仕組み。これまで、研究室のHUBにLANケーブルを誤接続してループを起こし、キャンパスネットワークに影響を及ぼすこともあったという。

そこで、GS924M V2を用いて万一のループ発生時に影響を局所化。ループガード機能のない他社製エッジ・スイッチを設置している箇所もあるが、これらは上位のx600シリーズでループを検出、障害を局所化することで、キャンパスネットワークの安定運用を図っている。

同大学では、2010年9月からアライドテレシス製品を中核とする新キャンパスネットワークが本格稼働を開始した。その導入効果として、畠山氏は「安心感」を挙げる。従来のネットワークはコア・スイッチなどが障害を起こした場合、「ベンダーに電話連絡をしてから、交換部品が届くまでのダウンタイムが長くなる懸念もありました。その点、アライドテレシスは国内ベンダーであり、障害対応を含め、私たちの要望にもスピーディに対応してくれるので安心です」と述べる。

キャンパスネットワークは学内のみならず、学外とのネットワーク接続の基盤として活用。例えば、文部科学省の戦略的大学連携支援事業に選定された長浜バイオ大学と滋賀医科大学との大学間連携では、教材開発や共同講義などを実施しており、キャンパスネットワークの役割も増している。加えて、従来から県内・県外の高校と連携してテレビ会議システムを利用した遠隔授業を実施。「インターネットによる双方向通信の基盤として、キャンパスネットワークを活用しています」と、高大連携事業推進室の業務を兼務する畠山氏は述べる。

また、筒井氏はCLIによる機器設定の手軽さを導入効果の1つに挙げる。「他ベンダーのCLIによる設定に比べ、アライドテレシスはアクセスリストの編集が容易になるなど、設定作業がとても楽になりました」と評価する。IT担当の人員が限られる大学のネットワーク環境にあって、運用管理の省力化は重要なポイントになる。そして、「今後も、ユーザーの立場になり、キャンパスネットワークの維持・改善に役立つ情報提供や提案をお願いしたいですね」と両氏はアライドテレシスに期待する。

科学技術立国を担うバイオの研究・技術者を育成する長浜バイオ大学。その基盤となるキャンパスネットワークをアライドテレシスの技術力とサポート力が支えている。(取材:2011年1月)
ネットワーク構成図
プロフィール
■株式会社日立ソリューションズ
社会システム事業部 第2社会システム本部 関西社会・公共システム部 第4グループ ユニットリーダー 長谷川博英氏 関西営業本部 ソリューション・サービス営業部 山根康志氏
(右)関西営業本部
ソリューション・サービス営業部
山根康志氏
(左)社会システム事業部
第2社会システム本部
関西社会・公共システム部
第4グループ ユニットリーダー
長谷川博英氏
本社:東京都品川区東品川4-12-7
設立:1970年9月
資本金:383億7,266万円(2010年10月1日現在)
従業員数:10,387名(2010年10月1日現在、単独)

日立ソフトウェアエンジニアリングと日立システムアンドサービスが合併して誕生したソリューションプロバイダ。 システムやネットワークなど、広範なサービスを提供している。

http://www.hitachi-solutions.co.jp
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