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導入事例
学校法人 創価学園
教育と学園生活を支える、最新の校内統合ネットワークを再構築
学校法人 創価学園
創価学園は2017年の創立50周年に向け、「学園生第一」を目標に施設・設備の充実をはじめ、総合的な整備計画を進めている。図書館や食堂などが入る総合教育棟の新設とともに、高校の校内ネットワークを再構築。そのインフラとして、アライドテレシスの「SwitchBlade x908」、「x900シリーズ」をはじめ「x600シリーズ」、無線LANアクセスポイント「AT-TQ2403」などのソリューションを導入。生徒・教職員ネットワークはもとより、図書館ネットワーク、食堂ネットワーク、情報配信ネットワーク、TV会議ネットワーク、防犯カメラネットワークなど、先進のICT環境を整備している。
プロフィール
■学校法人 創価学園
所在地:東京都小平市たかの台2-1
設立:1967年6月
1968年4月、創価中学・高等学校が男子校として開校。1978年に東京創価小学校が開校。1982年から男女共学となる。
また、関西に小学校・中学校・高等学校、札幌に幼稚園がある。「健康な英才主義」と「人間性豊かな実力主義」を創価学園の教育方針に掲げる。
http://www.soka.ed.jp/
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総合教育棟の竣工とともに学園のICT環境を拡充
最先端の各種システムを校内ネットワークに統合
統合ネットワークの基盤にアライドテレシスのネットワークソリューションを採用
生徒の食育を推進する”食堂システム”
図書館の”調べ学習”での活用や今後のタブレットPC等の導入で期待される無線LANシステム
総合教育棟の竣工とともに学園のICT環境を拡充
幾竹伸一郎氏
学校法人 創価学園
学園本部
情報システム室 課長
幾竹伸一郎氏

東京の郊外、武蔵野の面影を残す小平市に創価学園がある。創立者の池田大作氏は、創価 学園の理想と目的は「次代の日本と世界の平和を構築する、優れた人材を育成することにある」として、1967年に設立。翌1968年4月、創価中学・高等学校を開校した。創価学園では2017年の創立50周年に向け、「学園生第一」で「魅力あふれる学園建設」、「安全・安心な学園建設」を目標に、教育全般にわたって総合的な整備計画を推進している。例えば、高校の校舎の耐震補強やグラウンドの整備などさまざまな施設・設備の拡充を進め、2011年3月に6階建ての総合教育棟を竣工。1階には事務室やホール、食堂、2階には図書館や職員室、3階にはPC教室やCALL教室、特別教室などがあり、最新の設備を整えている。

内藤隆氏
学校法人 創価学園
学園本部
情報システム室 係長
内藤隆氏

こうした最新設備の活用をICTの面から支えるのが校内ネットワークである。「総合教育棟などの整備や新たな図書館システムの導入などを契機に、将来の拡張性を視野に入れながら校内ネットワークを刷新しています」と、創価学園の情報システム室課長、幾竹伸一郎氏は話す。

創価学園の東京キャンパスには高校のほか、近接して中学校と小学校があり、各学校間は光ネットワークで接続されている。また、高校ではこれまで必要に応じてネットワークを拡張し、「ネットワークが敷設されていない教室もありました。近年、授業ではネットワークの活用が不可欠になっており、今回、各種システムの更新などを含め、高校のICT環境を再構築しました」と情報システム室係長の内藤隆氏は述べる。

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最先端の各種システムを校内ネットワークに統合
成海伸幸氏
学校法人 創価学園
学園本部
情報システム室 主任
成海伸幸氏

創価学園では、4年ほど前に高校の全普通教室にPCとプロジェクターを配置。サーバー室に保管されたデジタル教材をネットワーク経由で教室のスクリーンに投影しながら授業を行っている。「すべての教科でデジタル教材を活用した授業を行っており、近年その頻度も高くなっています。映像などの大容量データを快適に利用するためには、より高速・広帯域のネットワークが求められていました」と情報システム室主任の成海伸幸氏は話す。

従来より高校ではコア・スイッチにアライドテレシスの「x900シリーズ」を導入、運用してきたが、ICTの利用拡大や総合教育棟の新設などを受けて、コア・スイッチの置き換えを検討していたという。また、従来の校内ネットワークは生徒、教員、事務職員の各セグメントをファイアウォールで分割し、セキュリティーを確保する仕組みだった。ネットワークの障害発生時にはどこに問題があるのか切り分けが難しく、「障害が疑われるファイアウォールの再起動をかけるなど、復旧までの時間と手間がかかっていました」と内藤氏は打ち明ける。加えて、教員と事務職員のネットワークは完全に分離され、共有フォルダを使って教職員同士で情報共有を行うこともできなかったという。

こうしたネットワークに起因する従来の課題を解決しつつ、学園内のICT活用を支える高速・広帯域の校内ネットワーク構築に向けて検討を開始。その要件は「教室のパソコンやプロジェクターを使った授業だけでなく、ICカードを利用した図書館システムや食堂システム、TV会議システム、さらには安全のための防犯カメラシステムなど、さまざまなシステムのインフラとなる統合ネットワークを構築することでした」と幾竹氏は話す。

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統合ネットワークの基盤にアライドテレシスのネットワークソリューションを採用”
サーバー室ラック内のSBx908
サーバー室ラック内のSBx908

そして、国内外の複数ベンダーのネットワーク製品を比較・検討した結果、コア・スイッチに VCS対応「SwitchBlade x908」をはじめ、「x900シリーズ」「x600シリーズ」「GS900M V2シリーズ」などアライドテレシスの製品・ソリューションを導入。キャンパスネットワークの設計・構築を担当した東洋システムの米山裕貴氏は「以前からx900シリーズを導入、運用しその信頼性を評価していました。また、アライドテレシスのホームページにはVCSなどを活用している導入事例や技術情報が紹介されており、SwitchBlade x908の導入に際し、大いに参考になりました」と述べる。

新たな校内統合ネットワークは、サーバー室にSwitchBlade x908を2台導入する一方、総合教育棟のコア・スイッチとしてx900-24XSを2台設置。SBx908とx900-24XSはそれぞれVCSで冗長化し、アクティブ-アクティブで動作させることで機器を無駄なく利用できる。また、SBx908と総合教育棟のx900-24XSと総合教育棟のx600-24Ts、また、SBx908と高校・中学校・小学校に配置されたx900-12XT/Sはリンクアグリゲーションを用いて経路の冗長化と広帯域化を図っている。

機器の設定などを行った東洋システムの中根雅志氏は「構築には、アライドテレシスのホームページに掲載された技術情報を参考にするほか、ハンズオントレーニングなどにも参加し技術支援を得ています。VCSによる冗長化はもちろん、保守・管理を重要視してネットワークを構築しました」と述べる。そして、ネットワークマネージメント・ソフトウェア「Swim Manager」と「SwimView」を用いてネットワーク機器をサーバー室から集中監視するなど、校内統合ネットワークの安定運用を支えている。

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生徒の食育を推進する”食堂システム”

2011年4月から総合教育棟の利用開始とともに新たな校内統合ネットワークが稼動。その導入効果について、成海氏は「導入後1年が過ぎましたが、問題なく稼動しています。生徒・教師・事務職員の各ネットワークはVLANで分けられ、ファイアウォールで分割していた当時のボトルネックが解消されました」と話す。また、幾竹氏は「総合教育棟もネットワークも学園生第一をコンセプトに作っています。生徒の学習環境を充実するために、新たに構築した図書館システムや” 食堂システム”の安定稼働が何よりの導入効果です」とアライドテレシスの製品・ソリューションで構成される校内統合ネットワークを評価する。

この” 食堂システム”は東洋システムが開発、導入した。高校生の中には遠距離通学する生徒や、寮生活する地方出身の生徒もおり、子どもの食生活を心配する保護者も少なくないという。そこで、学園では食育を推進するため、総合教育棟の食堂にICカードを利用した食堂システムを導入。生徒は読み取り機にカードをかざして5種類のメニューから食事を選択。保護者には生徒が食べた昼食のメニューとカロリーがメールで通知されるとともに、食事代は自動で精算される仕組みだ。「子どもたちが学校で何を食べているか分かるので、保護者からも好評です」と、成海氏は話す。

図書館の”調べ学習”での活用や今後のタブレット PC等の導入で期待される無線LANシステム
総合教育棟サーバーラック内のx900-24XS、x600-24Ts
総合教育棟サーバーラック内の
x900-24XS、x600-24Ts

創価学園では、「読書は万学の基礎」として図書館を充実。総合教育棟の「蛍雪図書館」には、アライドテレシスの無線LANアクセスポイント「AT-TQ2403」を設置。生徒は貸出用PCを使ってインターネットに接続しながら” 調べ学習”をしたり、試験前にはレポートを作成したりするなど、開放感ある空間で伸び伸びと学習できる環境を整えている。そして、各教室のPCから図書館システムにアクセスして学習に必要な本を検索することもできる。「以前に比べ、高速に検索できるようになったと好評です」と成海氏は述べる。さらに高校・中学校・小学校の各図書システムを統合ネットワークで相互接続。中学生が高校の図書システムを検索して本を借りることも可能だ。

また、ICカードで図書の貸出しを管理するだけでなく、小学校1年から高校3年まで、在学中にどんな本を借りて読んだか、読書の履歴管理を行うなど、読書教育を推進する。無線LANアクセスポイントは、図書館のほか、食堂やホールにも設置され、今後、タブレットPCなどを利用した学習にも対応できるようにネットワーク環境を整備している。

さらに、校舎内には随所に大型液晶モニターを設置。例えば、食堂前のモニターでは食事メニューを紹介するほか、学園内の連絡事項などを表示する。また、朝礼の代わりに教員が放送室から生徒への連絡事項のビデオをマルチキャストで配信。各教室のプロジェクターとスクリーンを使って情報を伝える映像配信システムを活用するなど、広帯域の校内統合ネットワークをベースに快適なICT環境を整備している。

「今回は高校のネットワークを刷新しましたが、今後、中学校や小学校のネットワークを拡充していく計画もあります。高校と同様に信頼性の高いネットワークの提案をお願いしたいですね」と幾竹氏はアライドテレシスに期待する。また、内藤氏は「授業にタブレットPCを利用したいという教員の要望も出ています。ITにあまり詳しくない人にもわかりやすく無線LANのセキュリティー強化などのポイントを紹介するなど、安心して利用できる提案を期待しています」と付言する。創価学園の先進的な教育を支えるICTのフル活用に向け、そのネットワーク基盤を担うアライドテレシスの製品・ソリューションの役割は大きい。(取材:2012年7月)

ネットワーク構成図
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