相互の技術連携で新たな価値創出を支援するテクノロジーアライアンスパートナープログラムが発足！

せっかく便利なシステムを入れたのに、なかなかDXが進まない。それは一つひとつのシステムがつなげられず、バラバラになっているせいかもしれません。この度、企業・組織の垣根を超えた“つなげる仕組み”を作るため、アライドテレシスが発足した新パートナープログラムについてご紹介します。

システムがバラバラなままでは、DXは進まない。

“つなげる力”が未来を変える、アライドテレシスの新パートナープログラム

業務の効率化、働き方の柔軟性、顧客サービスの向上。
「デジタルで変革を起こそう」というDX（デジタルトランスフォーメーション）の考え方は、今や業種を問わず多くの企業にとって欠かせないテーマとなり、様々な取り組みが行われてきました。
でも実際は一つひとつの業務のデジタル化にとどまり、組織や事業そのものの変革まではまだまだ至っていないのが現状です。

「各部門でそれぞれシステムを導入してきたから、連携が難しい」
「データはあるけど、活用できていない」
「便利なアプリを入れても、他の仕組みとうまくつながらない」

現場ではそんな声をよく耳にします。
システムが“バラバラ”になってしまっている状態。
しかも、それを解決するためのシステムやサービス開発も一筋縄ではいきません。ビジネスが多様化し、企業・組織ごとに課題の内容やニーズが大きく異なるためです。
これこそが、DXがうまく進まない原因かもしれません。

つながらない現場に、必要なのは「つなげる仕組み」

例えば、工場の生産ラインのモニタリング、受付の予約システム、社内のチャットツール。
一つひとつは便利でも、それぞれが“別々の島”のようになっていては、本当の意味での効率化や見える化は難しくなります。
そんな課題を解決するには、“異なるシステムやサービスをつなげる力”が必要です。
そして、そのカギとなるのが API（エーピーアイ） を使った技術連携です。

アライドテレシスが始めた「テクノロジーアライアンスパートナープログラム」とは？

ネットワークの専業メーカーであるアライドテレシスは、2025年春、「テクノロジーアライアンスパートナープログラム」 を発表しました。
この取り組みは、アライドテレシスのネットワーク機器と、他社が提供するさまざまなシステム・サービスをAPIでつなげることで、より柔軟でスマートな現場づくりを後押しするというものです。
つまり、「今バラバラになってしまっているシステム同士を、シームレスにつなげる」ことが可能になるのです。
このプログラムでは、教育、医療、自治体、製造など、様々な現場に向けてシステムやサービスの提供・開発を行う企業と連携。ネットワークとアプリ、セキュリティや業務ツールなど、ジャンルを越えた“つなげる仕組み” を次々と生み出していきます。

“つながる”ことで見える、未来のカタチ

アライドテレシスはこのほかにも、セキュリティ分野に特化した「AMF-SECテクノロジーパートナープログラム」など、テーマ別の連携施策も展開中です。
異なる分野の企業同士が持つ様々なノウハウを組み合わせれば、今目の前にある課題の解決だけでなく、これまでになかった全く新しい価値が生まれる可能性もあります。
システムがバラバラで、なんだか使いづらい。それが当たり前になっていませんか？もし、「こんなシステムがあれば便利なのに、うちでは実現できない…」と感じていたら、“つなげてみる”ことで道が開けるかもしれません。
アライドテレシスのパートナープログラムは、そんな「つなぐ力」を広げるための第一歩。
“つなげる仕組み”は、新しいソリューションを生み出すきっかけとなり、次の一歩を支えてくれるはずです。

本パートナープログラムの発足にあたり、アライドテレシスは2025年4月15日（火）に「第1回NETREND ネットワークオンラインセミナー」を開催いたしました。
基調講演には東京大学大学院 情報理工学系研究科の江崎 浩教授をお招きし、生成AIを活用したデータ連携の最適化と、APIによるシステム進化の可能性についてお話しいただきました。また、テクノロジーアライアンスパートナーの発足に携わった当社社員より、今回のプログラムに取り組む背景や展望、技術的側面からのプログラムの具体的な活用例と参加メリットについてご紹介しています。

詳細な内容やセミナーの様子については、下記のセミナーレポートとアーカイブ配信にてご覧いただけますので、ぜひご視聴ください。

アライドテレシス

「DX成功の鍵を握るAPI連携 ―テクノロジーアライアンスパートナープログラム―」 - アライドテレシス