第30回サイバー犯罪に関する白浜シンポジウムが、2026年5月21日から23日まで、和歌山県白浜町で開催されました。今回のテーマは「これからの“連携”を考える」。警察、行政、大学、民間企業など、さまざまな立場の関係者が集まる会場で、アライドテレシスはネットワーク提供とソリューション展示を行いました。本記事では、同シンポジウムで提供した通信環境と、その取り組みを紹介します。
第30回を迎え、「連携」をあらためて考える場に
サイバー犯罪に関する白浜シンポジウムは、サイバー犯罪や情報セキュリティをめぐる課題を、分野を越えて議論する場として続いてきました。30回目となる今回は、これまでの歩みを振り返りながら、複雑化するサイバー犯罪にどう連携して向き合うかが話し合われました。
会期中は、講演や展示に加え、名刺交換会、セキュリティ道場、情報危機管理コンテストなどのプログラムが行われました。会場で顔を合わせ、所属や立場を越えて意見を交わす時間もあります。そうしたやり取りの積み重ねが、白浜シンポジウムらしさを形づくっています。
“使えて当たり前”を支える会場ネットワーク
同じ会場内で複数のプログラムが進むイベントでは、安定した通信環境が欠かせません。講演、展示、運営用途など、場所や使われ方によって必要なネットワーク環境は変わります。セキュリティやネットワークに詳しい参加者が多い場だからこそ、通信は「使えて当たり前」。その当たり前が崩れると、会場での体験にも影響します。
一方で、イベント会場のネットワークは、常設環境とは勝手が異なり、準備に使える時間は限られ、機器の設置や用途ごとの設定も短時間で進める必要があります。また、会期中に状況を把握しやすくしておき、万が一何かあってもすぐに対処できるような体制を整えておくことも大事でした。
短期間で会場ネットワークを整備するAllied OneConnect活用
現地での作業を抑え、できるだけ準備時間を短くできるよう、今回の会場ネットワークではクラウド管理型プラットフォーム「Allied OneConnect」が採用されました。事前にクラウド上で機器の設定を用意しておくことで、会場での個別設定作業を抑えながら、ネットワークを構築しやすくなります。
なお構成機器には、Wi-Fi 6対応無線LANアクセスポイント、PoE++対応給電スイッチ、回線接続用SD-WANルーターなどが使用されました。講演、展示、運営用途など、使われ方の異なる場所にあわせ環境を整えています。
Allied OneConnectでは機器の状態や通信状況を可視化できるため、限られた人数で運用する場面でも、遠隔から会場全体の状態を把握しやすくなります。
今回は、事前準備とクラウド管理を組み合わせることで、機器ごとの個別設定や現地での調整にかかる作業を削減しました。Allied OneConnectの活用により、会場ネットワークの構築・運用に関わる工数は、従来想定と比べて約6割削減できました。
会場ネットワークの提供とソリューション展示
今回のイベントでアライドテレシスは会場ネットワークの提供に加え、サイバー犯罪対策に関するソリューション展示も行いました。シンポジウムのテーマに沿い、ネットワークやセキュリティの視点から、実践的な対策を紹介しました。
展示では、ランサムウェア対策、SASE/ゼロトラスト、自動隔離、クラウドUTMとMSS、脆弱性管理、人材育成・訓練などを取り上げ、多くの来場者がブースを訪れました。攻撃への備えから運用、人材育成まで、複数の観点から対策に関心が寄せられました。
限られた時間で通信環境を整備し、会期中も全体を見ながら運用するために、どのような構成や工夫があったのか。詳細は、導入事例で紹介しています。
今回ご紹介した導入事例はこちら
<Allied OneConnectについて詳しく見る>
<Allied OneConnectの導入事例をもっと見る>
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