ライブラリー
導入事例
WEBカタログ
プレゼンテーション素材集
製品写真
製品外観図
メール配信サービス
導入事例
佼成病院
高い信頼性が求められる院内ネットワーク基盤に、ネットワーク統合管理ソリューション『AMF』を採用
佼成病院
東京都杉並区の立正佼成会附属佼成病院は、移転に伴い院内LANを新規に構築。コア・スイッチから、フロアスイッチ、エッジ・スイッチ、無線LANアクセスポイント、ネットワーク管理ソフトウェアまで、アライドテレシスの製品、ソリューションを導入した。統合院内LANと、AMF(Allied Telesis Management Framework)の活用により、ネットワークの一元管理や自動復旧など、さまざまな効果を実現した佼成病院の取り組みを聞いた。

お客様プロフィール
■立正佼成会附属佼成病院
所在地 : 東京都杉並区和田2-25-1
創立 : 1952年
許可病床 : 340床(一般病床300床、緩和ケア病床20床、療養病床20床)
標榜診療科目 : 20診療科
1952年開設。立正佼成会が運営する医療機関。日本病院機能評価認定(Ver6)。
従来の臓器別の診療科にとらわれず、診療科の枠を超えた横断的な組織として診療科間の組織内連携をすすめ、全病院的な治療を行う。
http://www.kosei-hp.or.jp/
Top
移転に伴い院内LANを一新
統合院内LANで従来の課題を解決
一元管理、自動復旧を実現するAMFを高く評価
ネットワーク監視/管理面も充実
地域連携も視野にICTの活用を推進
移転に伴い院内LANを一新
立正佼成会附属 佼成病院 院長 甲能 直幸氏
立正佼成会附属 佼成病院
院長
甲能 直幸氏
立正佼成会附属佼成病院は、「真観」、すなわち、「正しく観て、正しく手当する」を理念としている。特に地域密着型の医療に力を入れており、近隣の医療機関と密接な連携を保ちながら、救急医療にも積極的に参加し、断らない医療を常に実践している。
佼成病院 院長の甲能 直幸氏は、「安全で、なにより質の高い医療を提供することが大切です。患者さんに必要とされる、患者さんから評価される病院を目指しています」と話す。
都内ながらも緑の多い杉並区和田に立地する佼成病院は、院内にも観葉植物を多く配置するほか、都心とは思えない四季の花々を楽しめる屋上庭園を設置するなど、病院緑化にも積極的に取り組んでいる。
「院内コンサートや講演会なども定期的に実施し、患者さんの癒しや医療に対する理解を深めてもらう活動なども行っています。病気を治すというのはもちろんのこと、当院に掛かって本当に良かったと思われるような病院づくりを進めています」と甲能院長は語る。
1952年に開設された佼成病院は、半世紀以上の長きにわたり中野区弥生町にて医療を提供してきたが、2014年9月に杉並区和田へ移転した。安心して入院生活を送ることができる免震構造の建物に、最先端・最新鋭の施設、設備の充実が図られるとともに、院内のシステム、ネットワークも一新され、電子カルテシステムも導入した。
Top
統合院内LANで従来の課題を解決
立正佼成会附属 佼成病院 情報システム課 医療情報技師 田中 諭氏
立正佼成会附属 佼成病院
情報システム課 医療情報技師
田中 諭氏
新佼成病院のネットワークを支えているのが、アライドテレシスのネットワーク製品、ソリューションだ。従来の佼成病院でも、アライドテレシスのネットワーク機器は利用されていたが、移転に伴い機器も一新された。
佼成病院 情報システム課の田中 諭氏は、「移転前は、放射線部門システム、検査部門システム、医事会計システムなど、各部門のシステムがそれぞれ独立したネットワークで構築され、オーダリングシステム導入時に、一体化されました。各部門のネットワークを生かして構築したために、構成が複雑化し、速度が出ないという問題があっても、どこがボトルネックになっているのか容易に調べられない状況でした」と、従来のネットワークの課題を語る。
そこで、新佼成病院のネットワーク構築にあたって、第一に挙げられた要件がネットワークの統合だ。「システムや画像、インターネットなど物理的に分かれている各系統のネットワークを統合すること。これが第一の要件です。加えて、ネットワークは長く利用するものですから、陳腐化しないネットワーク、将来的にも拡張性があり、高速化などに柔軟に対応できるネットワークであるということも要件でした」と田中氏は振り返る。
もちろん、信頼性も重要な要件となった。「すべてを二重化するというのはコストが掛かります。重要な部分は二重化し、二重化していないところもすぐに復旧ができる仕組みが必要です。また、何か障害が起きた際にネットワーク技術者やベンダーに頼らなくても、容易に復旧ができるということも要件となりました」と田中氏は話す。その他にも、電子カルテシステムの導入に伴い、全館をカバーする無線LANの構築も行われることとなった。
Top
一元管理、自動復旧を実現するAMFを高く評価
ネットワーク監視用の大画面モニター
▲ネットワーク監視用の大画面モニター
複数の提案を検討した結果、採用されたのがアライドテレシスのネットワークソリューションである。その理由について、田中氏は次のように話す。
「AMFの提案を拝見し、"これこそ我々が望んでいたものだ"と感じました。機器の故障は防げませんが、そうした場合でも、予備機と差し替えるだけで速やかにネットワークを復旧できるAMFの機能は非常に魅力的でした」(田中氏)
AMFは、複数のネットワーク機器の一括設定や一括アップデート、遠隔地からの管理・設定変更、事前設定不要の機器交換といった運用を可能とするアライドテレシスが独自開発した機能だ。AMFの導入により運用・管理工数とコストの大幅な削減、障害時の自動復旧を実現することが可能だ。
AMFマスターに対応した「SwitchBlade x8100シリーズ」をコア・スイッチとし、ネットワークの仮想化技術を用いて、各部門システムのネットワークを統合。各フロアには、AMFメンバー装置として、ギガビット・インテリジェント・スタッカブルスイッチ「CentreCOM AT-x510シリーズ」が導入され、AMFにより一元管理され、障害時には予備機に差し替えるだけでの自動復旧が可能となっている。
今回の導入に関して、田中氏は「要件を満たしている上に、アライドテレシスの熱意も採用の要因となりました。私たちは人と人との繋がりも大切にしていますので、一緒によいものを構築するんだという熱意を感じました」と話す。
無線LANアクセスポイント(AP)には、最大450Mbps(理論値)の高速通信をサポートする無線LAN規格IEEE 802.11nに対応した「AT-TQ3600」が採用された。利用可能チャンネル数の多い5GHz帯で設計を行い、統合型無線LANコントローラー「UWC(Unified Wireless Controller)」により、APの自動検出や設定情報の導入、チャンネルや送信出力の制御に加え、無線LANのGUIによる監視など、一元管理が可能な構成となっている。
Top
ネットワーク監視/管理面も充実
立正佼成会附属 佼成病院 事務部長 原 哲夫氏
立正佼成会附属 佼成病院
事務部長
原 哲夫氏
2014年9月の新病院オープンを前に、ネットワークの構築が行われ、大きな問題もなく完了した。以来、ネットワークは安定して稼動を続けている。
佼成病院 事務部長の原 哲夫氏は、「遅いとか、動かないといった声もありません。ネットワークのことで何も言われることがないというのは、ネットワークが非常に優秀な証拠だと思います。私たちとしても助かっています」と、安定稼働を評価する。
無線LANに関しても同様に安定していると田中氏。「想定していた以上に、無線LANのカバーエリアが大きくて驚きました。地下の画像診断エリアを除き、全館で無線LANが利用できるようになっています」と話す。
今回、佼成病院では、統合された新ネットワークを管理するために、ネットワーク統合管理ソフトウェア「AlliedView NMS Standard Edition」を導入している。AlliedViewは、ネットワーク機器の自動探索、ツリーやマップによるネットワーク機器の構成や状態の表示、継続的な状態監視などの機能を備え、ネットワークの管理を強力に支援するソフトウェアだ。
「利用している人から“遅い”“エラーがでた”などと連絡を受けてからでは、発生源の特定や状況確認などで対応が後手に回ってしまいます。連絡が来る前に我々がそれを検知できるように、執務室ではAlliedViewとUWCを常に大画面モニターで表示しています。
何かアラートが表示されれば、情報システム課員以外にもトラブルが『見える化』されるため、他の人から連絡をもらうこともできるようになり、非常に安心感があります」と田中氏は話す。
アライドテレシスでは、今回のネットワーク導入にあたり、提案から構築、その後の運用まで、手厚いサポートを行っている。田中氏は「100点満点です。たまに行う問い合わせのレスポンスも非常に迅速で助かっています」とアライドテレシスの対応を高く評価している。
Top
地域連携も視野にICTの活用を推進
屋上庭園
▲四季の花々を楽しめる屋上庭園
安定した新ネットワークを実現した佼成病院では、今後もICTを活用し、医療の質の向上を図っていく計画だ。
田中氏は、「入院患者さんからのインターネット利用のご要望もありますので、将来的には、現在の床頭台からのWeb利用に加えて、個人デバイスでご利用いただける無線LAN環境を構築することも視野に入れています。その際には、AMFのおかげで、容易にVLANを追加することができますし、セキュアに患者さん向けに無線LANを提供することも可能だと思います」と話す。
加えて、電子カルテを導入したことにより、多くのデータが病院には蓄積されるようになっており、今後はそうしたデータを活用していきたいと原氏は話す。
「電子カルテシステムが稼働して1年ですが、大量のデータを、病院の経営などにも生かせるように、活用していくことも考えていかなければならないと思います」と原氏は展望を話した。

最後に甲能院長に今後の佼成病院の展望をお聞きした。
「これからも、ICTを利用した地域医療連携が進んでいきます。将来的には、電子カルテの内容を周辺の医療機関の皆様と共有できるようなシステムも求められると思います。医療・介護・予防・生活支援などを一体にした地域包括ケアシステムの構築に対応していくためには、ICTの活用が不可欠です。これからも使いやすいICTに期待しています」と甲能院長は今後のICT活用を話した。
すでに佼成病院では、インターネットを利用した連携システムも構築されており、MRIやCT画像の依頼予約が24時間可能となっている。今後もこうした地域連携は強化されていく予定だという。
アライドテレシスは今後も、佼成病院の医療を支える高信頼のネットワークを守るため、新たな製品や技術、サポートの提供を続けていく。
Top
ネットワーク構成図
導入事例一覧へ


PAGE TOP