01.

製品ライフサイクル全体を担うプロダクトマネジメント

私は、アライドテレシスの製品ライフサイクルを一貫して管理する部署に所属しています。新しい製品や機能の企画、市場投入から販売終了までを通じて責任を持ちます。開発部門だけでなく、営業部門やマーケティング部門、サポート部門とも協力し、市場でどう受け入れられるのかを考えながら形にしていくのが特徴です。自分の提案が施策に反映されることも多く、大きなやりがいにつながっています。現在は企業向けネットワークスイッチの製品ライフサイクルのマネジメントを担当しています。具体的には、市場調査や競合製品との比較、新製品の企画書の作成、製品ラインアップの整理や後継機種の検討まで幅広い役割を担っています。そのため、自分が企画した製品が世に出る瞬間を楽しみにしながら日々取り組んでいます。

02.

市場投入の達成感と最新技術への挑戦

製品の企画から市場投入まで一貫して関われることが、この仕事の大きな魅力です。自分が携わった製品がお客様に使われ、「提案しやすい」「便利だ」といった声をいただけたときは大きな喜びを感じます。さらに、製品ラインアップの整理や後継機種の検討を通じて、会社の戦略に貢献できている実感も励みになっています。一方で、最新技術をキャッチアップし企画に反映するのは常に挑戦の連続です。特にデータセンター向けスイッチの企画では、ネットワークに関する知識だけではなく周辺分野の知識も必要で、情報の整理に苦労しました。展示会やデモ動画を活用して理解を深め、最近ではAIを活用して情報整理を行うなど、企画に必要な情報を効率的に取り入れています。誤情報が含まれるため確認は欠かせませんが、疑問をスピーディに整理できるようになり、従来なら1年近くかかる企画を数か月から半年でまとめられたのは大きな成果でした。技術トレンドの変化に素早く対応するために、常に新しいものを柔軟に受け入れ、活用する姿勢を大切にしています。

03.

スピード感を持った企画と行動力こそが業界で勝ち抜くためのカギ

ネットワーク業界は技術の進歩が速く、最近は、通信速度は2~3年ごとに倍増するほどです。今も400ギガクラスのスイッチが登場するなど、常に新しい技術が求められています。そのため、私は「スピード感」を最も大切にしています。例えば、製品企画に時間をかけすぎれば、市場のニーズから外れてしまう恐れがあります。だからこそ最新のトレンドを素早く把握し、正確でわかりやすい企画書をいち早く形にすることを意識しています。スピードある判断と行動こそが、競争の激しい業界で勝ち抜くためのカギだと感じています。

04.

フラットでグローバルな成長環境

私の部署はフラットな雰囲気が特徴です。若手でも意見を言いやすく、実際にその意見が採用され製品化につながることもあります。そのため、自分の考えを反映できる環境は、自発的に行動できる人に向いていると感じています。私は、働き方も週1回のテレワークで勤務をしており、テレワークでは集中作業、出社時には相談や打ち合わせを行うなど、バランスよく取り組んでいます。さらに、海外拠点とのやり取りも多く、アメリカやニュージーランドのチームとのオンラインミーティングを通じて英語を使う機会が豊富にあります。専門用語の理解に最初は苦労しましたが、先輩の支えや資料を活用して克服しました。異文化理解や語学力が自然と身につく点も魅力だと感じています。

05.

スピードと丁寧さの両立に向けた工夫

技術の進化に合わせてスピード感を持って進めたい一方、社内調整には時間がかかるのが現実です。理想は「10Gbps」で進めたいのに、実際には「1Gbps」と感じることもあります。だからこそ一度のコミュニケーションで確実に意図を伝えることを大切にしています。結果的にスピードアップにつながり、周囲との信頼関係も深まります。スピードと丁寧さの両立が、より良い製品づくりに欠かせないと実感しています。

06.

アライドテレシスの魅力とは

アライドテレシスの魅力を一言で表すなら「新しいことを恐れず挑戦する冒険心」です。創業者の言葉は今も社内に息づき、日本発の企業として海外市場に挑戦し続ける姿勢は誇りです。若手でも裁量を持ち、自分の企画が製品化につながる機会も多くあります。挑戦を歓迎する雰囲気こそが、この会社の大きな魅力だと思います。

07.

日本発の製品で世界のネットワークを支える夢

私の夢は、日本から世界のネットワークを支える製品を生み出すことです。どこに行ってもアライドテレシスの製品が使われ、「アライドテレシスだからこそできる」と言われる存在を築きたいと思っています。AIの発展でネットワークの重要性はますます高まっています。社会を支える製品づくりは大きな目標です。そのためにも技術力に加え企画力や市場理解を磨き、常にグローバルな視点で取り組んでいきたいと考えています。

日のスケジュール

  • 7:00
    起床、朝食
  • 9:00
    出勤
  • 9:30
    メール確認
  • 10:00
    海外企画部門と定例ミーティング(英語)
  • 11:00
    企画書・説明資料作成
  • 12:00
    休憩
  • 13:00
    企画書等のチーム内レビュー
  • 15:00
    製品化関連資料のレビュー
  • 17:30
    退勤
  • 19:00
    夕食、お風呂、娯楽
  • 23:00
    就寝