運用を支える準備と調整の仕事
私の所属する部署は、アライドテレシスのITサービスを始める前の準備を担う部署です。運用資料の整備や、リモート監視の設定、光回線の手配などを通じ、運用がスムーズにスタートできるよう各部門と連携します。私は現在、ネットワーク運用支援サービス「Net.Monitor」の準備を担当し、契約いただいたお客様のネットワーク情報を整理して運用センターが24時間365日体制で監視・対応できる環境を整えています。障害を想定した技術力に加え、他部署との連携で調整力が求められる業務だと感じています。
新サービス立ち上げへの挑戦と効率化の実現
私は13年間、お客様からの問い合わせに対するサポート窓口や障害対応をしていましたが、サービス売上増加に伴う体制強化を背景に今の部署へ異動しました。その経験を活かせば「障害が起きる前の段階で準備や効率化を進めれば負担を減らせる」と考えたからです。印象深いのは2014年のNet.Monitor立ち上げです。立ち上げ当初は、すべてのアラートに対して24時間体制でエンジニアが対応するような状況で、非常に負担が大きいものでした。そこで、不要なアラートを減らしたり、オペレーターでも対応できる仕組みを整備したりと、改善を進めていきました。
私は現場からフィードバックを出す役割を担い、チーム全体で効率化を実現できたことは大きな学びでした。新しい仕組みを仲間と形にした経験は、今でも自分の仕事観の基盤になっています。
柔軟な働き方と成長を感じられる環境
現在の職場にはテレワークの環境が整っております。また、時間帯を調整して出勤をしています。そのため、子育てと両立しながら働けています。会社全体としても、残業の抑制や男性の育休取得率の向上に取り組んでおり、私も産後パパ育休を取得させていただきました。 また、自動化ツールを開発して業務を効率化する技術力の高い仲間がいることも刺激になっています。数百台の機器に一台ずつアクセスしていた作業も、今ではボタン一つで処理できるようになりました。仲間の先進的な取り組みに触れることで、自分自身も前向きに成長できています。
過去のノウハウを今に活かす工夫
私が大事にしているのは「過去のノウハウを活かす」ことです。障害対応では社内データベースや海外レポートを調べ、経験を踏まえて判断してきました。今の業務でも、先輩の成功事例や過去の調整内容を参考にしますが、そのまま真似するのではなく、現行サービスに合わせて最適化します。過去の経験を土台にしつつ今の状況に合わせて改善することで、より良い成果につながると考えています。
未経験から安心して成長できる環境
私は2011年に新卒で入社しました。当時はIT知識がほとんどなく不安でしたが、入社後に1か月半ほどの研修があり、基礎から学べました。その後配属されたのは希望とは異なるカスタマーサポートの部署でしたが、上司や先輩の丁寧な指導のおかげで安心して業務に取り組めました。障害対応を通じて技術力だけでなく問題解決力や判断力も身につき、次第にお客様対応にも自信を持てるようになりました。未経験でも挑戦できる環境が整っているのは、この会社の大きな魅力だと思います。
調整する難しさとの向き合い方
技術に加えて調整力が求められる業務です。お客様へ提案を行う職種は、お客様へできるだけ柔軟にサービスを提供したいという視点を持っています。一方、導入後の運用を行うカスタマーサポートでは、お客様へ24時間365日安定したサポートサービスを提供したいという視点を持っています。そのため、業務を行う中では、関わる人たちの立場や視点が異なるため、調整が難しいことがあります。私は新しい部署に異動してまだ1年ほどなので、日々試行錯誤を重ねています。上司や先輩のやり方を参考にしつつ、少しずつできることを増やしています。難しさはありますが、成長の機会でもあると前向きにとらえています。
多様な価値観を尊重する社風
アライドテレシスは「多様な価値観や働き方を受け入れる会社」です。テレワーク制度や有給休暇を取得しやすい環境だけでなく、一人ひとりのスタイルを尊重する文化があります。昇進を目指して挑戦する人もいれば、私のようにプライベートを重視しながら長く働く人もいます。どちらも認めてくれる懐の深さが、この会社の最大の魅力だと感じています。
1日のスケジュール
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7:00起床
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8:00子供の登園
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9:00出勤
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12:00休憩、昼食
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17:30退勤
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18:30帰宅、夕食、お風呂
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21:00子供の寝かしつけ、自由時間
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23:00就寝