医療現場で求められるIT-BCP対策

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高まるIT-BCP対策の必要性

医療現場において、ITシステムは必要不可欠なインフラとなっています。
万一、 災害やサイバー攻撃によってシステムの停止や重要データの喪失が起きた場合、病院の根幹となる診療業務の停止にもつながりかねません。
そのため、非常時にもITシステムやネットワークを止めないための備えとしての「IT-BCP」対策が必要です。
アライドテレシスでは、ネットワークからセキュリティまで、幅広い対策をご支援いたします。

医療機関におけるIT-BCP対策のポイント

診療業務を支えるネットワークの冗長化と耐障害対策

サイバー攻撃から診療を守るセキュリティ対策

院内ネットワークの監視と教育訓練の実施

医療現場におけるIT-BCP対策を支援


 診療業務を支えるネットワークの冗長化と耐障害対策

大規模災害時はもちろん、予期せぬ故障や障害によりネットワークは停止する可能性があります。
万一の際の停止を防ぎ、障害に強いネットワークの構築をご支援します。

機器障害が発生しても冗長機能で通信を継続

複数台のスイッチを仮想的に1台とする技術VCS(バーチャルシャーシスタック)で、1台が停止した場合でも通信を継続できます。また、配下スイッチとの接続もLAGによる経路冗長が可能です。優れた冗長性・継続性で、安定稼働を支援します。

停電・電源異常に備える電源冗長・UPS装置

電源を冗長化することで、1台の電源が故障した場合でも、もう1台の電源で継続して通信することが可能です。さらにUPS(無停電電源)装置を導入することで、外部電源障害にも対応し、無停電状態を維持できます。

WAN回線冗長による外部との通信経路確保

5G/LTE通信に対応したルーターで、幹線がダウンした場合には5G/LTE通信へ切り替えを行うことで、トラブル発生時でも通信を継続可能です。災害発生時でも通信環境を確保します。

HCIによりシステムの稼働環境の安全性・安定性を向上

部門やサイトごとに点在していたサーバー群を仮想化技術により統合することで管理負担を軽減します。また、仮想マシンのデータを遠隔地やパブリッククラウドに保管しておくことで、災害時には遠隔地でシステムを稼働させることが可能です。


 サイバー攻撃から診療を守るセキュリティ対策

ランサムウェアなどのサイバー攻撃の手法は日々進化しており、もはや完全に防ぐことは困難です。
そこで、侵入されるリスクを低減すること、そして攻撃を受けた際にも早期に復旧できる仕組みの導入が必要です。

セキュリティホールになりやすい保守回線の集約

複数のリモートメンテナンス用回線がある場合には、その回線を集約することで、アクセス経路やVPN装置を一元管理できます。不正アクセスなどのリスクを軽減し、安定したシステム運用の継続を支援します。

ネットワークの脆弱性を把握してサイバー攻撃を防御

自院のWebサイトや院内のLANシステムが抱える脆弱性を簡単・手軽に診断可能です。セキュリティリスクを減らすため、まずはシステムの脆弱性診断を実施し、潜在的な問題を洗い出すことが重要です。

重要なデータのバックアップをオフライン環境で保護

データバックアップ環境をネットワーク制御で自動オフライン化でき、バックアップデータを安全に管理することができます。万が一ランサムウェア被害に遭った場合でも、データの復元が可能です。


 院内ネットワークの監視と教育訓練の実施

万一インシデントが発生した際には、いかに早く察知し、迅速な対応ができるかが重要です。
予兆検知・異常の早期発見を支援する常時監視サービスや、ITリスクに備えた強い組織づくりを実現する研修サービスをご紹介します。

24時間365日リモート監視で安定運用

ネットワークからサーバーまでITシステムを24時間365日リモート監視し、システムの安定運用を支援します。万が一の障害発生時もリモートから切り分けを実施するため、迅速な復旧を支援します。

組織のセキュリティインシデント対応スキルの向上を支援

フィッシングメール訓練やインシデント対応訓練を通じて、サイバー攻撃への実践的な対応スキルを習得できます。サイバー攻撃やインシデントの被害を最小限に抑え、組織全体のITリテラシー向上を支援します。

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導入事例

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