無線LANの活用で業務を効率化し、患者の満足度を向上
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高齢化や医師不足の問題にともない、医療現場にかかる負担は今後さらに大きくなると予測されています。そこで医療分野においてもDXによるサービスの効率化や質の向上が求められており、その重要なカギの一つがICTのさらなる活用です。
業務において利用されるスマートフォンやタブレットをはじめ、スマートポンプなどの医療機器(IoMT)や、医療・介護用センサー、さらには患者案内システムなど、無線LAN(Wi-Fi)につながる機器が増えています。
また、業務系だけでなく、入院患者のQoL向上としての患者用Wi-Fiのニーズも高まっており、これら様々な用途にむけて安全かつ安定して使える無線LAN環境が不可欠になっています。
無線LANを利用するにあたっては、通信が途切れたりして業務に支障が出ることがないようにしなければなりません。
遅い、つながらないなどの問題の要因となる電波干渉を防ぎ、通話などで利用する際は移動しても途切れないなど、病院ごとの状況も考慮し様々な用途に対応する最適な無線LAN環境を構築する必要があります。
・ 周囲の電波状況を考慮してチャンネル・電波強度を調整
・ チャンネル設計に関する専門知識が不要
・ 構築作業費や運用管理費などのコストを削減
・ 移動しながら利用する端末でも安定した通信が可能な無線LAN環境をWi-FiやsXGPで構築
・スマートフォン1台で最適な通信方法を使い分け可能
・ローミングレスで途切れないWi-Fi環境で快適なデータ活用
・PHSと同等の安定した音声通話をsXGPで実現
・ 1台の無線AP内で論理的にネットワークを分離し安全なネットワークを構築可能
・ SSIDを隠蔽しWi-Fiの電波が届く範囲であっても端末にSSIDを表示しない設定
・ アクセス制限を行うことで特定の端末のみが通信できるように設定可能
・ 6GHz帯の利用が可能なWi-Fi 6Eを活用することで電波干渉を回避し安定したWi-Fi環境を実現
・ チャンネルボンディングで高速・大容量なWi-Fi環境を広範囲で提供可能
無線LANの管理で重要なことは「可視化」です。電波状況を見えるようにしておくことで、一目で状態・状況を把握、繋がりにくい・遅いなどの通信トラブルにも迅速に対応することができます。また、IoT機器を含む接続デバイスの所在を把握して適切に管理することも可能です。無線LANのみならず、有線LANやデバイスなども含めたネットワーク全体を一元管理することで管理者の負担軽減や運用管理の向上、業務効率化にもつながります。
無線APをマップ上で可視化するだけでなく、接続端末の位置情報や管理外の無線APの影響度も表示可能です。管理画面も直感的に操作できることに加え、設定適用やファームウェアバージョンアップなどを一括で実行することが出来ます。
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