用語概要
トラフィックとは、実際にネットワーク上を流れているデータの量(通信量・流量)を指します。
帯域 が「通信できる単位時間当たりのデータ量(データ通信速度)の上限」を表すのに対し、トラフィックは「今まさに使われている実際の利用状況」を表します。時間帯や利用状況によって刻々と変化するのが特徴で、多くの人が利用する朝夕の業務時間帯は多く、利用者の少ない深夜は減る傾向があります。
道路に例えると「実際に走っている車の量」にあたり、車が多いほど道路の混雑(=通信の遅延や速度低下)が発生しやすくなります。

トラフィックを「監視」することで得られる効果・メリット
トラフィックは、監視ツールやネットワーク機器の統計情報を利用して確認します。
トラフィックを監視することで、ネットワークがいつ・どこで・どれだけ利用されているかの実態を見える化できるため、運用状況を正確に判断することができます。
また、トラフィックの急増や不自然な通信を早期に発見できるため、輻輳・不正アクセス・機器障害などの兆候をいち早く察知できます。通信量が帯域の上限に近い状態が続いていないかを把握できるため、回線や機器の増強・見直しを検討する際の判断材料にもなります。さらに、重要な通信を優先する仕組み(QoS)を活用することで、混雑時でも安定した通信品質を維持しやすくなります。
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