ポイントを抑えた無線LANの構築で、児童・生徒の端末、教員用端末の快適な利用を支援
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教育機関では、文部科学省が2019年に開始した全国の児童・生徒1人に1台のコンピューターと高速ネットワークを整備する取り組み「GIGAスクール構想」によって、ITインフラの整備およびICTを活用した教育の促進が急速に進展しました。
しかし、当時整備されたITインフラには、当初の段階では想定していなかった課題もあり、新たな対応が必要となっています。文部科学省は、教員の働き方改革や学習環境のさらなる向上を目指して「NEXT GIGA」や「校務DX」といった施策を進めており、これに伴い教育機関ではITインフラの再整備が検討されています。
特に、無線LAN(Wi-Fi)環境の整備は今後の教育現場において非常に重要です。今後、SaaS型のパブリッククラウドを介して学習eポータルやデジタル教科書、協働学習支援サービスなどの導入が進む中で、Wi-Fi環境が不十分であれば、授業の進行や学校業務に深刻な支障をきたす恐れがあります。そのため、ネットワーク全体の中核部分だけでなく、末端にあたるWi-Fi環境においても、従来以上に高速かつ安定した通信が求められる状況になっています。
教育機関では、複数の生徒や教員が同時に利用するための高速かつ安定したWi-Fi環境が必要となります。また、校舎全体や各教室など、すべての学習空間で均等に快適な接続が提供されることが重要です。さらに、学生や教職員のデータを保護するためには、しっかりとしたセキュリティ対策が不可欠です。
加えて、将来の拡張や増加するデバイスに対応できる柔軟性や万が一の災害時に避難所となった場合の備えも重要となります。これらの条件が整うことで、教育機関はICTを効果的に活用し、学習や学校業務を円滑に進めることが期待されます。
・ 6GHz帯の利用が可能なWi-Fi 6Eを活用することで電波干渉を回避し安定したWi-Fi環境を実現
・ チャンネルボンディングで高速・大容量なWi-Fi環境を広範囲で提供可能
※Wi-Fi 7対応の無線LANアクセスポイントは、2025年初夏発売予定(2024年8月現在)
・ 周囲の電波状況を考慮してチャンネル・電波強度を調整
・ チャンネル設計に関する専門知識が不要
・ 構築作業費や運用管理費などのコストを削減
・ 電源さえあれば、事前の配線工事は不要
・ 電波状況に応じて、自動生成・選択することで安定した通信スピードを確保
・ 無線AP追加時も、無線AP同士が動的に連携し、有線側の設定変更が不要
・ 1台の無線AP内で論理的にネットワークを分離し安全なネットワークを構築可能
・ SSIDを隠蔽しWi-Fiの電波が届く範囲であっても端末にSSIDを表示しない設定
・ アクセス制限を行うことで特定の端末のみが通信できるように設定可能
無線LANの管理で重要なことは「可視化」です。電波状況を見えるようにしておくことで、一目で状態・状況を把握、繋がりにくい・遅いなどの通信トラブルにも迅速に対応することができます。また、IoT機器を含む接続デバイスの所在を把握して適切に管理することも可能です。無線LANのみならず、有線LANやデバイスなども含めたネットワーク全体を一元管理することで管理者の負担軽減や運用管理の向上、業務効率化にもつながります。
無線APをマップ上で可視化するだけでなく、接続端末の位置情報や管理外の無線APの影響度も表示可能です。管理画面も直感的に操作できることに加え、設定適用やファームウェアバージョンアップなどを一括で実行することが出来ます。
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GIGAスクール整備後の課題と、校務DXの実現に求められるネットワークについて、生徒や教職員が快適に利用できるICT環境整備の具体的なポイントを解説する「NEXT GIGA実現に向けた課題解決と次世代の校務DX実現に向けて」をご提供しております。
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