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「つながる東京」実現に向けたOpenRoaming対応Wi-Fi整備に寄与。都立病院にて当社無線LANアクセスポイントによるOpenRoaming対応Wi-Fiサービスを提供予定

アライドテレシス株式会社(本社 東京都品川区、代表取締役社長 サチエ オオシマ)は、東京都デジタルサービス局が推進する「つながる東京」の実現に向け、その展開方針の一環であるOpenRoaming対応Wi-Fi環境の整備について、地方独立行政法人 東京都立病院機構(所在地 東京都新宿区、理事長 安藤立美)と協力し、当社製Wi-Fi 6対応の無線LANアクセスポイント「AT-TQ6702 GEN2」「AT-TQ6602 GEN2」と東京都のOpenRoaming基盤との接続検証を実施しました。 また、同機構が運営する3か所の都立病院にて、同無線LANアクセスポイントが採用され、本OpenRoaming対応Wi-Fiサービスの提供を予定していることをお知らせします。

Wireless Broadband Allianceに参画、OpenRoamingに対応

【安全性と利便性の高いOpenRoaming基盤の公衆Wi-Fiを東京都で採用 】

東京都では、デジタルの力で都民が質の高い生活を送るため「つながる東京」(※1)展開方針を策定。その一つとして、公衆Wi-Fiの整備を進めています。東京都デジタルサービス局は本取り組みを推進する中、これまでのフリーWi-Fiでは暗号化されていない通信による情報漏えいに加え、施設ごとにID設定をしなければならないという、安全性・利便性への課題がありました。そのため同局は高い安全性を確保しつつ、1つのIDで自動的にWi-Fiに接続できる利便性のよいOpenRoamingに着目し、Wi-Fi環境の整備を推進されています。

また、「つながる東京」展開方針では、2025年度末までに東京都の事業所を含めた約1,300箇所(図書館・美術館などの文化施設やスポーツ施設、病院・福祉施設、学校、空港、駅、観光施設、避難所となる防災施設)へのOpenRoaming対応Wi-Fiの整備を予定しています。そのため、不特定多数が接続する施設では、環境や利用する時間帯に左右されない安定したつながりやすい通信が必要となります。

 

【東京都立病院機構と協力×国内初のメーカー(※2)が接続検証を実施】

当社は昨年、Wi-Fi 6に対応した無線LANアクセスポイントの4製品「AT-TQ6702 GEN2」「AT-TQ6602 GEN2」「AT-TQm6702 GEN2」「AT-TQm6602 GEN2」がOpenRoamingに対応したことを発表しました。これらの製品はPasspoint機能を搭載し、Wi-Fi Alliance(※3)の認証を取得しています。

※当時のニュースリリースはこちらよりご確認いただけます。
https://www.allied-telesis.co.jp/news/nr231208/

今回、当社は東京都立病院機構の協力のもと、東京都のOpenRoaming基盤との接続検証を実施し、Passpoint機能を搭載した無線LANアクセスポイント「AT-TQ6702 GEN2」「AT-TQ6602 GEN2」にてOpenRoaming対応Wi-Fiサービスの提供が適切に行えることを実証しました。

 

【都立病院に、患者向け OpenRoaming対応Wi-Fiサービスの提供へ】

そしてこの度、3か所の都立病院において、患者向けに東京都が推進するOpenRoaming対応Wi-Fiサービスを提供すべく、当社製Passpoint機能搭載の「AT-TQ6702 GEN2」「AT-TQ6602 GEN2」を利用したOpenRoaming対応Wi-Fi環境の構築を開始しています。

■患者向けOpenRoaming対応Wi-Fiサービスの導入イメージ図
共同検証の概要図

 

【Passpoint対応無線LANアクセスポイントについて】

・AT-TQ6702 GEN2、AT-TQ6602 GEN2、AT-TQm6702 GEN2、AT-TQm6602 GEN2
Wi-Fi 6(IEEE 802.11ax)対応、2.4GHz帯と5GHz帯の同時使用が可能な2ラジオ搭載の無線LANアクセスポイントです。AT-TQ6702 GEN2およびAT-TQm6702 GEN2は8×8ストリームに対応し最大4.8Gbps、AT-TQ6602 GEN2およびAT-TQm6602 GEN2は4×4ストリームに対応し最大2.4Gbpsの大容量・高速通信が可能です。

なお、この4製品は当社独自技術により開発された無線LANアクセスポイントが周囲の電波環境から自律的に最適な無線LAN環境を構築する「AWC(※4)」に対応。無線エリア内の電波干渉を最小化し、安定したつながりやすい通信で快適な環境を実現します。

各種無線LANアクセスポイントの詳細はこちらからご確認いただけます。

 

■東京都デジタルサービス局について

令和3年4月に、デジタルを活用した行政を総合的に推進し、都政のQoS(サービスの質)を飛躍的に向上させることを目的に設置されました。都政のデジタル化の旗振り役・牽引役として、東京のDXに向けた取り組みをより一層前進させ、都民のQoL(生活の質)向上の実現に貢献されています。
>URL…https://www.digitalservice.metro.tokyo.lg.jp/info/gaiyou.html

 


※1 東京都による、デジタルの力で都民が質の高い生活を送る「スマート東京」の実現を目指し、また、インターネットを介しどこにいようとも誰一人取り残されることなく、デジタルの恩恵を享受できる社会を実現するための取り組み。展開方針についてはこちらをご確認ください。
https://www.digitalservice.metro.tokyo.lg.jp/tokyodatahighway/pdf/actionplan.pdf
※2 本箇所で言及する「国内初のメーカー」とは2023年より国内初のハードウェアベンダーとしてOpenRoaming/Passpointに対応した無線LANアクセスポイントの提供を開始していることを指し、国内初という記述は当社調べによるものです。(2023年7月現在)
※3 Wi-Fi Alliance…無線通信テクノロジーの1つであるWi-Fiの普及促進を図ることを目的に相互接続性試験の策定や製品認証を行う業界団体。
※4 AWC(Autonomous Wave Control)の詳細はこちらをご確認ください。


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