LANアダプター AT-VNC10S LANアダプター

主な特長

• ハイパフォーマンス

  仮想化サーバーにポート当たり20Gbpsの全二重データ転送を実現。ボトルネックが解消され、応答時間が短縮されるので、データセンターに要求されるネットワーク・パフォーマンスを提供します。

• 仮想マシン・キュー

  LANアダプター内の専用ハードウェアで送受信データのソートや結合を実行するので、ハイパーバイザーのI/Oオーバーヘッドが改善されます。ネットワーク・コントローラーにはキューが複数用意されており、ネットワークからデータ・パケットを受信するとソートされ、同一の宛先／仮想マシン宛のパケットがグルーピングされて、同一のキューを経由してハイパーバイザーに渡されます。ハイパーバイザーはキューのパケットデータを各仮想マシンに渡します。ハイパーバイザーはフィルタリングやソートの処理負荷から解放されるため、CPU使用率やスループットが改善されます。

• TOE（TCP/IP オフロード エンジン）

  サーバーのCPUに大きな負荷をかけるTCP/IPのプロトコル処理をLANアダプターで実行します。サーバーの負担を大幅に軽減し、処理を高速化させ、システム全体のスループットを向上させます。

• iSCSI オフロード エンジン

  TOEだけでなく、iSCSIのプロトコル処理もLANアダプター内で実行できるので、サーバーへの負荷軽減になります。

• ジャンボフレーム

  通常のイーサネット・フレーム長の6倍に相当する最大9Kバイトのフレームサイズをサポートします。ジャンボフレームを使用することにより、スループットやサーバー資源の利用効率が向上します。

• デュアルポート・インターフェースとチーミング

  複数のポートを1つの仮想的なLANアダプターとして取り扱うチーミングにより、フォールトトレランスやロードバランシングを提供します。複数のポートをトランキングして、ネットワークの帯域幅を増大させることもできます。