機器を制御するファームウェアの開発
無線LANアクセスポイントに搭載されているファームウェア開発を行っています。簡単に言うと、新機能の開発や既存機能の修正といったプログラミングが主な業務です。
最近携わった機能開発の中で特に印象的だったのは、BYODなどの持込端末を管理する機能「AWC-SDF」です。通信は<ノートパソコンなどの端末―無線LANアクセスポイント―スイッチ>の間でやり取りされますが、そこの端末が持ち込み端末だった際にセキュリティが問題視されます。そこで、この端末は信頼できるユーザーのものなのでネットワークに参加していいですよ、と接続可否を管理することが簡単になる機能です。各機器間、そしてネットワークを管理するソフトウェアが連携を取り合うことで実現する機能です。私は、無線LANアクセスポイントからの情報を伝達する部分の開発を担当しました。
これまでは製品単体の機能開発が主で、他の製品やソフトウェアとの「連携」を可能にする機能は初めての経験だったので、実際に要件通りに連携した動作が確認できた時には、「動いた!」といつも以上に達成感があり、嬉しかったです。

開発に大切なのは経験だけでなく、より一層の「好奇心」
開発することが業務なので、プログラミングのスキルは必要ですね。ただ、同じチームの中には元々文系出身で入社当時にはプログラミングは未経験だったけれど、今では最前線で活躍されている方もいます。プログラミング言語と呼ばれるものはいくつか種類がありますが、基本的に一つを学べば応用してほかの言語も理解できていくと思います。あとは、プログラムを作るって「難しそう」と敬遠されがちですが、覚えること自体は簡単な内容で、その簡単なことの積み重ねが一つのプログラムとして作り上げられていきます。
なので、大切なのは「好奇心」だと思います。自分が書いたプログラムが動いたときに楽しさを感じて、もっと書いて、もっと動かしてみたくなる。そういった好奇心がある人は、未経験でもどんどん成長できると思います。

スキルを高めて、チームにもっと貢献したい
職場の環境は、和気あいあいとしてとても良い雰囲気です。ただ、特定の人にだけ負荷がかかってしまう場面もたまにあるので、自分がもっといろんな意味で知識を養って、技術力を磨かないといけないと感じています。
そのためには、自分が開発するコードだけ分かっていれば良いのではなく、新しい規格やハードウェア自体の知識も必要になります。そこに加えてプロジェクト全体を見渡せる把握能力と問題解決能力が「技術力」だと思うので、よりたくさんの経験と知識を蓄えてチームに貢献していきたいです。
アライドテレシスの魅力とは?
「人柄」です。私にとっての入社の決め手でもありました。大学で無線を研究していて、そこでの経験が活かせるというのが最初の志望動機でした。ですが、面接や説明会で社員の方とお話したときに、この人たちと仕事をしたら楽しそうだと感じました。


1日のスケジュール


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6:00起床、コーヒータイム
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7:45出勤準備開始
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8:30家を出る
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9:50出勤
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18:30退勤
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20:00帰宅、夕飯
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21:00趣味タイム
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0:00就寝