01.

アライドテレシスの物流部門

私の職場は、ロジスティックス管理部です。ここは、①生産計画、②海外購買、③国内購買、④商品管理、⑤輸出管理の5つのグループにわかれています。
私はその中で国内購買と商品管理を、課長の立場で兼務しています。
国内購買は、国内の仕入れ先からの物品の仕入れと、営業から注文を受けてから発注する受発注品の仕入れを行うグループです。商品管理は、営業が受注登録した製品について物流業務を委託している外部会社に対して実際の出荷作業の指示をするグループです。

02.

物流業務を外部委託

少し前までは、自社の倉庫で社員が実際に出荷作業をしていたため、売上が業務量に直結していました。そこから業務改善の一環として、2016年に物流業務を外部委託することになり、主な業務が委託先の管理になりました。
我々の製品は、箱も含めて「製品」なんです。というのは、お客様の中には当社の製品を取り扱ってくれる代理店もいるためです。代理店は、当社からすれば、そこから間接的にお客様に販売をしてくれます。ですので、箱も含めてきれいな状態でないといけません。ところが物流業界では、一般的に箱というのは本体の保護が目的なので、多少汚れたり潰れたりしていても中身が守られていればよいということで、認識が大きく違っていました。私たちの考えを理解してもらい、要求する品質を保ち、安定して稼働するまでに少し時間がかかりました。

03.

特別なスキルや経験がなくてもできる仕組みをつくる

特別な知識や経験などがなくても、仕事ができる体制を作ろうとしているのが、私たちの部の特徴だと思います。この先の構想として、BCP(Business Continuity Plan:事業継続計画)の観点で資産(=製品)保護と事業継続のための施策を考えていきたいと思っています。災害などがいつ起きるかわからないことを考えると、新たな体制の安定稼働までにあまり時間をかけたくないのです。
ですので、なるべく業務をシンプルに、人に依存しない形を目指しています。画面がナビゲートしてくれる新しいシステムを導入するなど、時間をかけて覚えなくても仕事ができる環境づくりを目指しています。

04.

地道な交渉とコストダウンで会社を支える

ニュースでも報じられていますが、今、材料費、輸送費、人件費などさまざまなものが値上がりしています。私たちの部は売上を作る部門ではありません。しかし、私たちは何十銭という単位で地道に購買品の値下げなどの交渉をし、会社に貢献するようにしています。この物価高には、努力が必要です。

05.

会社が動いていくプロセスを知ることができる

さまざまなプロセスを知ることができるという点が魅力です。特に私たちの部は生産の計画をはじめ、発注して、製造を管理し、部品を輸入して、製品を出荷して、無事に納品されたら請求を立てるという、メーカーとして必要な工程の半分くらいに携わっています。ですので、会社としてどういう動きをしているのかというプロセスを知れる、いい部門だと考えています。

日のスケジュール

  • 6:00
    起床、朝食、出勤準備
  • 8:40
    出勤
  • 18:00
    退勤
  • 19:30
    帰宅、夕食、風呂
  • 0:00
    就寝