企画をもとにソフトウェアを開発する
私の所属する部門では、無線LANアクセスポイントやネットワーク機器、セキュリティ機能などのソフトウェアを開発しています。製品企画部門からの要件を分析し、実現できる仕様を考えてソフトウェアとしてプログラムの開発をすることが主な業務です。
機能を実現するために、多数の部門と連携
最初に関わるのは製品企画部門です。製品の企画には、市場動向だけでなく、お客様などにヒアリングした要望なども含まれてくるので、具体的にその要望をどう実現するのか、どのような仕様にするのかというところをまずは考えます。それから実際プログラミングをしてソフトウェアとして形にして、実装し、テストをしていきます。
私は主に無線LANアクセスポイントを管理するVista Managerシリーズというソフトウェアのプラグイン機能を開発しているので、もともとの無線LANアクセスポイント自体を動かすためのソフトウェアを開発している部門とも連携しています。
あとは、リリースする前に、不具合がないかどうかを評価する工程が必要なので、製品評価を行う部門とも密に連携します。

曖昧なところを明確にするヒアリング力とコミュニケーション能力が重要
相手の要求を明確に理解するために、ヒアリング力とコミュニケーション能力が重要だと思っています。というのも、以前、「この機能の、この部分の動作がおかしい」といった指摘が来た際に、改めて話をよく聞いてみたところ、実際は別の部分に問題があったということがありました。なので、意識して曖昧なところは聞き直したり、他の聞き方をしたりして明確にするようにします。
ソフトウェアの種類によっては、海外の開発拠点ともやり取りすることがありますが、その時に日本ではプライオリティが高いにもかかわらず、文化の違いなどで理解を得られないことがあります。あとは、私が担当しているVista Managerシリーズのソフトウェアは、もともと海外で開発されたものなので、日本で追加で開発した機能を大元のソフトウェアに連携させて動かなかったとき、どちらの担当分が起因となっているのか確認し、調整しなければならない場合があります。
海外が起因となっている場合、分かってもらえるまで英語で伝えなければならないのが苦労するところです。ただ、最初から一方的に相手に原因があると伝えるのではなく、理解してもらえるように予め材料を準備してから、密に話ができるようにしています。
担当した機能が自社カタログに載っていた時の嬉しさ
自分が担当した機能が、自社のWebページやカタログに掲載されているのを見たときは、すごく嬉しい気持ちになりました。初めて要求分析から仕様設計、開発、テストまでのすべてを担当させてもらったときですね。無事にリリースされて、しかもその機能が搭載された製品が世の中に出ていて、社外向けに掲載もされている。役に立てていることを実感し、やりがいにつながっています。

お客様の声をもっと製品に反映させたい
開発を担当している部署なので、お客様と接する機会がありません。つまり、お客様から「この機能のここが良い」や「こういう機能が欲しい」などの評価の声がダイレクトに届かない部署です。部分的に聞こえてきて、機能の開発に活かすこともありますが、大小問わずお客様の声をもう少し聞きたいと思います。そしてもっとユーザーが使いやすい製品を作っていきたいです。
アライドテレシスの魅力とは?
気軽にアイディアを出せる職場だな、と思います。
会議などの場で、アイディアを出しやすい雰囲気を上司や先輩方が作ってくれています。年齢やキャリアに関わらず、自分の率直な考えや意見を言いやすい環境ですね。長年いると固定観念みたいなものができがちですが、立場関係なく発言できると斬新なアイディアが新しい機能につながることもあるので、仕事にプラスに働いていると感じます。
信頼感のある技術者になる
どんなに実現が難しそうな機能の開発であっても、「あなたになら任せられる」と思ってもらえるような信頼感のある技術者になることが目標です。そのためにも、幅広く技術の知識を養って、どんな相談にも対応できるような人材になっていきたいなと考えています。


1日のスケジュール


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6:00起床、育児、家事など
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8:30出勤(テレワーク開始)
メール、Slack、Teams確認 -
9:00問い合わせ対応
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10:00グループミーティング(デイリースクラム)
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11:00設計・開発業務
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12:00休憩
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13:00機能仕様レビューミーティング
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14:00レビュー指摘点反映・資料作成
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15:00設計・開発業務
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17:00退勤(テレワーク終了)
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18:00育児、家事、夕食など
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21:00娯楽
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0:00就寝