株式会社タマヤ 様

<企業ICT>サブスク型ビジネスを支える次世代ICTサービス基盤を構築──ネットワークの高速・安定化で顧客満足度と生産性を向上

ICT機器の販売やレンタル、キッティングサービスなどを通じて企業や自治体の情報環境を支える株式会社タマヤ。同社は、業務拡大に伴う通信負荷の増加やネットワークの複雑化を背景に、社内インフラの再構築を決断。パートナーとして選ばれたのは、豊富な実績を持つアライドテレシスである。ネットワークの最適設計と一元管理を実現し、通信品質と業務効率を大幅に向上。安定した通信基盤を確立し、次世代の成長フェーズへと歩みを進めている。(2026年1月公開)

企業 中部
目 的
無線LANの導入 ネットワークの安定稼働 通信の改善(高速化・帯域強化) 運用・管理の効率化 業務効率の向上
プロダクト・サービス
無線LANアクセスポイント AWC スイッチ Vista Managerシリーズ AMF ルーター UTM&VPN アライド光
規 模
99以下
課 題
・セットアップ業務の作業量増加により通信環境がひっ迫
・拡張を重ねたネットワークの複雑化で全体把握が困難
・従来の契約回線の影響で通信が不安定となり業務効率が低下
採用ポイント
・専門家による最適設計と機器管理の一元化
・長期運用とコスト最適化を両立する導入プラン
・全国対応のサポート体制と将来の拡張を見据えた10G設計
効 果
・タブレットの同時接続数や速度向上で作業効率が大幅改善
・ネットワーク構成の整理・可視化でトラブル対応が迅速化
・安定した通信基盤により業務品質と顧客満足度が向上

ICTを軸に地域と企業の課題を支えるタマヤの歩み

 株式会社タマヤ(以下、タマヤ)は、ICT機器とオフィス機器の販売を中心に、企業や自治体の情報環境構築を支える企業である。導入からサポートまでを一貫して担い、顧客の業務効率化と安定した運用を支援している。パソコンやタブレットのセットアップ・キッティングなど、現場に密着したサービスを強みとし、ICT機器のレンタル・販売、キッティング、保守サポートを主要事業として展開。基幹システム運用にも対応し、オンラインレンタル事業の拡充により、短期導入や一時利用といった柔軟なニーズにも応えている。
 取締役社長の玉村 文平氏は語る。「タマヤは、単に“モノを売る会社”ではなく、お客様の業務環境を支える“仕組みを提供する会社”へ進化していきたいと考えています。お客様の課題に寄り添い、長く伴走できる存在でありたいと思っています」。
 この方針のもと、2024年7月に新体制が発足。10月にはICT機器のレンタルやキッティングを担う新社屋「Factory棟」が竣工し、2025年6月には東京オフィスを開設。全国展開を視野に事業を拡大している。
 タマヤはまた、サステナビリティとサーキュラーエコノミーの推進にも積極的に取り組んでいる。PCの再利用を促進する「PCリユースプログラム」を導入するとともに、強化ダンボールの再利用による梱包廃棄物の削減や、地元中学校での出張授業といった地域貢献活動にも力を入れている。

業務拡大にともない高まったネットワーク基盤の再構築ニーズ

 タマヤは顧客数の増加に伴い、パソコンやタブレットのセットアップ業務が急速に拡大していた。とくにWi-Fiを利用するタブレットでは、接続台数や通信速度に制約があり、作業効率を十分に発揮できない状況が続いていた。
 「作業量が増えるほど、ネットワークの遅延や接続制限がボトルネックになっていました。こうした状況は、業務効率や生産性向上において大きな課題でした」と玉村氏は当時を振り返る。
 さらに、配線ルールや機器構成の統一が取れておらず、ネットワーク全体の把握が困難だった。障害箇所の特定にも時間を要し、インフラ担当者の負担は限界に近づいていた。
 こうした課題が顕在化するなか、業務拡大とともに新社屋建設の計画が立ち上がり、それを機にネットワークを外部の専門企業へ委託する決断が下された。複数の社屋を横断するネットワーク構築は、自社対応ではリスクが高いと判断したためである。
 加えて、当時の回線ではデータ通信容量が不足し、時間帯によって通信速度が不安定になることもあった。業務に支障をきたす場面も多く、安定した通信基盤の整備は急務であった。

信頼できる技術力による通信基盤の再構築と成果

 パートナーにアライドテレシスを選んだ理由は、すでに別案件でその技術力と対応品質を高く評価していたためである。「以前、お客様のネットワーク構築を依頼した際、フォロー体制やトラブル対応の迅速さを目にし、自社の強化もお願いしたいと感じました」と玉村氏は語る。
 タマヤが求めていたのは、専門家による最適なネットワーク設計と、一元管理による運用負荷の軽減であった。どこからでも快適に社内リソースへアクセスできる環境の構築を目指していたのである。
 アライドテレシスは「運用管理の効率化」「Wi-Fiの安定化」「高速通信の実現」を軸に設計。AMF PLUSとVista Managerシリーズによる一元管理で機器の状態を見える化し、自動復旧にも対応。限られた人員でも安定した運用を可能にした。また、AWC(無線電波の自動調整)の導入により、タブレットの同時接続数や通信速度が向上し、Factory棟の稼働効率が大幅に改善された。
 さらに、高速かつ安定した法人向けインターネット回線の導入で通信品質が飛躍的に向上。以前の速度低下が解消され、時間帯を問わず快適な通信環境が実現した。
 アライドテレシスの支援により、タマヤは信頼性と効率性を兼ね備えたネットワーク基盤を構築。通信環境の改善は、作業効率のみならず顧客対応力とサービス品質の向上にもつながっている。

採用の決め手と導入効果

 アライドテレシスの提案を採用した決め手は、単なる性能面の優位性ではなく、ランニングコストを最小限に抑えた導入提案であった。設備投資だけでなく、運用・保守を含めた総合的なコストパフォーマンスが高く、長期的な視点で持続可能なネットワーク基盤を構築できる点が評価された。他社と比較しても、アライドテレシスの提案力と対応品質は際立っていた。課題把握や提案の的確さ、全国対応のサポート体制、豊富なラインナップが決め手となった。
 導入時には将来性にも配慮し、10G対応機器を採用。Wi-Fi接続台数の最適化や、社屋全体をカバーする電波設計を行い、タブレットを中心としたセットアップ業務の運用にも柔軟に対応できる環境を整えた。
 導入後、現場では大きな効果が現れている。レンタル事業部 部長の前田 隆章氏は次のように語る。「以前は業務量によって通信速度が不安定になることがありましたが、現在は一日を通して快適に作業できるようになりました。ネットワークを意識せず業務に集中できるため、スタッフのストレスも軽減されています」。
 さらに、デジタルアーキテクチャチームの市村 裕基氏はこう語る。「アライドテレシスの導入によってネットワーク構成が整理され、機器の接続状況が明確になりました。ボトルネックも特定・解消され、一元管理ツールの使いやすいGUIで問題なく運用できています」。

さらなる成長と信頼のもとに、次のステージへ

 ネットワーク刷新により、タマヤは業務の効率化と安定化を大きく前進させた。Factory棟を支える通信環境は、レンタル・キッティングサービスの品質向上に直結し、顧客の信頼をさらに高めている。
 ウェブマーケティング&デザインチーム リーダーの小林 勝平氏は次のように語る。「ネットワークが安定したことで、社内外での情報共有が格段にスムーズになりました。ウェブを通じた情報発信や顧客対応のスピードも向上し、タマヤの信頼をさらに高める基盤になっています」。
 今回の刷新を起点に、タマヤは次の成長フェーズへと歩みを進めている。取締役社長の玉村文平氏はこう語る。「今後はセキュリティの強化にも本格的に取り組み、会社の規模拡大やお客様ニーズの多様化に対応するため、専門家の知見を活かして、より安全で信頼性の高いネットワーク運用を実現していきたいと考えています。アライドテレシスさんとは、今後もパートナーとして共に歩んでいきます」。
 タマヤにとってネットワークは、顧客満足度とビジネス成長を支える“生命線”である。信頼の上に築かれたこの環境は、次世代のICTサービスへと踏み出すための揺るぎない基盤となっている。アライドテレシスはこれからも、製品や技術、サービスの提供を通じて、タマヤのさらなる成長と発展を支援していく。

導入ネットワーク構成イメージ図

導入企業基本情報

株式会社タマヤ
取締役社長
玉村 文平氏

株式会社タマヤ
レンタル事業部
部長
前田 隆章氏

株式会社タマヤ
デジタルアーキテクチャ
チーム
市川 裕基氏

株式会社タマヤ
ウェブマーケティング&
デザインチーム
リーダー
小林 勝平氏

会社名
株式会社タマヤ
本社
福井県越前市瓜生町4-12-3
設立
1941年
代表
代表取締役会長 玉村 一男 / 取締役社長 玉村 文平
URL
https://www.tamaya-f.jp/

創業80年以上にわたり、常に「お客様の事業の成功」を第一に考え、その実現に向けたサポートを続けている。主幹事業であるICT機器のレンタル事業や、福井県内を中心とするICTサービス事業は、昨今のDXの追い風を受けて着実な成長を遂げている。

ソリューション・製品 ラインナップ

まずはお気軽にご連絡ください !お問い合わせはこちら

一覧に戻る

Language