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導入事例

【導入事例】つるぎ町立半田病院、 ランサムウェア被害を教訓に、段階に分けた多層的なセキュリティ対策で 信頼性の高いネットワーク環境を実現

アライドテレシス株式会社(本社 東京都品川区、代表取締役社長 サチエ オオシマ)は、つるぎ町立半田病院(徳島県美馬郡つるぎ町、病院事業管理者 須藤 泰史)において、当社の製品・サービスが採用されたことを発表いたします。

導入事例 つるぎ町立半田病院 様

■導入の背景と課題

 ・セキュリティ体制の脆弱性
 ・通信状況の把握と監視体制の見直し

■採用の決め手

 ・対応能力とスキル、適切なアドバイスに対する信頼感
 ・既存環境に影響しない対策案

■導入した製品・技術

 【フェーズ1】外部脅威対策
 ・UTM導入で外部通信を制御・監視 

 【フェーズ2】内部不正対策
 ・x230シリーズ(認証スイッチ)へ更新
 ・802.1X認証に移行(AD連携)
 ・VLANでネットワーク分離

 【フェーズ3】リモート接続対策
 ・IPsec VPNで回線を統一
 ・証跡管理システムEkran(エクラン)で操作ログを映像記録
 ・脆弱性通知サービス導入

 【フェーズ4】ネットワーク分離・監視
 ・患者用と職員用でSSIDを分離
 ・Syslogサーバーで通信ログを集約・監視

ネットワーク構成イメージ図
ネットワーク構成イメージ図

■導入後の効果

 ・段階的な多層防御でセキュリティ強化
  各フェーズで認証・監視・制御を強化し、外部・内部の脅威に対応。安全性が大幅に向上しました。
 ・信頼性の高いネットワーク環境を実現
  ネットワーク機器の刷新とWi-Fi整備により、安定した通信環境を構築。診療の継続性も確保されました。

【お客様の声】

つるぎ町立半田病院 システム管理課 課長 山本 高也 様
今回、複数ベンダーではなくアライドテレシスを中心にネットワークを一本化することとした理由は、付き合いが長いこともありますが、対応能力とスキルに対する評価、アドバイスも適切で信頼できるベンダーであるからです。
館内どこにいてもどのフロアでも安定してWi-Fiが使えるようになったほか、リモート回線を集約して外部からの脅威を大幅に減少させました。
今後はアライドテレシスの協力のもと、遠隔診療やドローンによる薬の配送など、ネットワークを活用した新しい医療提供の形が実現できれば面白いですね。

導入事例記事はこちらよりご覧いただけます。

【つるぎ町立半田病院 様について】

徳島県美馬郡つるぎ町に位置する町内唯一の公立病院。1949年の開設以来、地域医療の中核を担っています。
一般病床120床を有し、内科、外科、産婦人科、小児科など多岐にわたる診療科を備えています。
所在地…徳島県美馬郡つるぎ町半田字中藪234-1
開設…1949年
病床数…120床
管理者…病院事業管理者 須藤 泰史
URL…https://www.handa-hospital.jp/

今後もアライドテレシスはお客様の快適なネットワーク環境のご支援が出来るよう、幅広い製品ラインナップ、様々な課題を解決する最新技術とサポートサービスをご用意してまいります。


注)記載事項は2025年6月現在の内容です。最新の情報は当社ホームページをご覧ください。
注)記載されている商品またはサービスの名称等はアライドテレシスホールディングス株式会社、アライドテレシス株式会社およびグループ各社、ならびに第三者や各社の商標または登録商標です。

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