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導入事例

【導入事例】福井大学医学部附属病院、IT-BCPも見据えた統合ネットワーク基盤を構築 ― 次世代の医療ICT環境とセキュリティ対策を両立 ―

アライドテレシス株式会社(本社 東京都品川区、代表取締役社長 サチエ オオシマ)は、福井大学医学部附属病院(福井県吉田郡、病院長 大嶋 勇成)において、当社の製品・サービスが採用されたことを発表いたします。

導入事例 福井大学医学部附属病院 様

■導入の背景と課題

 ・最新技術の対応強化とIT-BCPも見据えた運用改善
 ・医療現場に最適な電波環境の整備

■採用の決め手

 ・運用を自動化する統合管理技術
 ・可用性を高める経路の冗長設計
 ・シングルチャンネル方式により電波干渉を回避

■導入した製品・技術

 ・AMF(Autonomous Management Framework)
 ‐ネットワークを仮想的に統合し、運用の自動化により管理負荷を軽減
 ・VST-APLシリーズ
 ‐ネットワーク全体を可視化し、“誰でも管理できる”直感的な運用環境を実現
 ・AWC-CB(Channel Blanket)
 ‐シングルチャンネル方式で電波干渉を防ぎ、安定したWi-Fi環境を提供
 ・EPSR(Ethernet Protected Switched Ring)
 ‐リング構成による経路冗長化で可用性と信頼性を向上

<ネットワーク構成イメージ図>
ネットワーク構成イメージ図

■導入後の効果

 ・運用負荷の軽減と業務効率を向上
  仮想化技術や集中管理ツールの導入により、分散していたネットワークの管理が一元化。
  機器ごとの設定作業が不要となり、運用の自動化と迅速な対応が可能になりました。
 ・安定した医療IoT基盤を実現
  シングルチャンネル方式の無線LANと冗長化ネットワーク構成により、電波干渉や障害による通信断を回避。
  医療機器やIoT端末を安定して接続できる環境が整備されました。
 ・サイバー訓練および非常時対応体制を強化
  実践的なサイバー攻撃対策訓練を通じて、万一のインシデント発生時にも迅速な初動対応が可能に。
  医療現場の継続性を支える体制を強化しました。

【お客様の声】

福井大学医学部附属病院 医療情報部 副部長 准教授 山下 芳範 氏
ネットワーク更新後もAWC-CBは全く問題なく使えており、IoT機器への影響もみられません。
今後はすべてがワイヤレス化されていくと感じています。IoTだけでなく、蓄積された情報を活用して医療の質向上に繋げたいと考えています。周波数帯域をさらに拡張したいところですが、医療現場では古い規格の機器も多くそこが課題です。引き続き新しい技術開発を期待しています。

導入事例記事はこちらよりご覧いただけます。

【福井大学医学部附属病院 様について】

「最新・最適な医療を安心と信頼の下で」を理念に掲げ、福井県内唯一の特定機能病院として、日々、最先端医療の研究・開発・実践に努め、難治性の病気の克服に挑戦し続け、最適の医療を提供する最も信頼できる病院を目指しています。
所在地…福井県吉田郡永平寺町松岡下合月23-3
開設…1983年
病床数…600床(一般病床559床、精神病床41床)
代表…病院長 大嶋 勇成
URL…https://www.hosp.u-fukui.ac.jp/

今後もアライドテレシスはお客様の快適なネットワーク環境のご支援が出来るよう、幅広い製品ラインナップ、様々な課題を解決する最新技術とサポートサービスをご用意してまいります。


注)記載事項は2025年7月現在の内容です。最新の情報は当社ホームページをご覧ください。
注)記載されている商品またはサービスの名称等はアライドテレシスホールディングス株式会社、アライドテレシス株式会社およびグループ各社、ならびに第三者や各社の商標または登録商標です。

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