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ニュースリリース
導入事例
【導入事例】名古屋市立大学医学部附属 西部医療センター、価値ある医療データ活用を見据えた安全なICT基盤づくりと院内全域の安定したWi-Fi環境を整備
アライドテレシス株式会社(本社 東京都品川区、代表取締役社長 サチエ オオシマ)は、名古屋市立大学医学部附属 西部医療センター(名古屋市北区、病院長 大原 弘隆)において、当社の製品・サービスが採用されたことを発表いたします。
■導入の背景と課題
・リモート保守時のセキュリティリスクやアクセス管理負荷
・医療サービス向上を目的としたWi-Fi環境の拡充
■採用の決め手
・開院当初からの安定した運用実績と信頼性
・踏み台サーバーを用いたセキュリティ強化策
・監視サービス対象を拡大した安心できる運用環境
■導入した製品・技術
・踏み台サーバー
‐外部ベンダーによる院内システムへのアクセス経路を一元管理
‐認証、通信内容を厳格に管理し、不正侵入や情報漏えいリスクを低減
・Wi-Fi 6対応無線LANアクセスポイント「AT-TQ6403 GEN2」
‐IEEE 802.11ax規格に対応し、2.4GHz帯と5GHz帯の同時使用が可能な3ラジオ搭載無線LANアクセスポイント
‐最大2.4Gbpsの大容量・高速化を実現し、院内全域で安定したWi-Fi環境を確保
・運用支援サービス「Net.Monitor」
‐24時間365日のリモート監視により、障害や異常を早期に検知
‐オンサイト駆けつけや保守まで含めた一気通貫の運用支援が可能
<ネットワーク構成イメージ図>
■導入後の効果
・外部アクセス制御により侵入リスクや管理負荷を軽減
踏み台サーバーを導入することで、外部ベンダーの院内システムへのアクセスを一元管理。アクセス経路や認証、通信内容を統制でき
るため、不正侵入や情報漏えいのリスクを大幅に低減しました。また、既存のネットワーク構成や認証設定を生かしつつ、これまでも
利用していたNet.Monitorによる24時間365日の監視体制を継続できるため、安定運用を確保しながらIT部門の管理負荷も軽減されてい
ます。
・Wi-Fi環境拡充によるサービス向上と医療業務の効率化
無線LANアクセスポイント「AT-TQ6403 GEN2」を導入し、院内全域で安定したWi-Fi接続を実現しました。導入にあたっては、病棟を
中心にサイトサーベイ(電波調査)を実施し、死角や干渉状況を把握したうえで最適な配置を計画。これにより、電子カルテや各種部
門システムへのアクセスがスムーズになり、回診時には携帯端末を活用して患者情報の確認や記録入力を安定して行えるなど、医療ス
タッフの業務効率向上につながっています。
【お客様の声】
名古屋市立大学医学部附属 西部医療センター 医事課 情報システム係 係長 佐曽利 隼大 様
ネットワーク全体を改めて俯瞰し、構成を見直す良い機会になったと思います。
電波が入りにくい場所は重点的にサイトサーベイを行ってもらい、その結果を反映して導入しました。最近は医療機器もWi-Fi環境を前提に設計されるものが増えてきていますので、安定した無線ネットワー
クはますます重要になっています。
今回の刷新はトラブルなく進み、稼働後も大きな問題はなく安定しています。現場の声も好評で導入効果を実感しています。
■導入事例記事はこちらよりご覧いただけます。
【名古屋市立大学医学部附属 西部医療センター 様について】
名古屋市北区に位置する。2011年に城北・城西両病院を統合して新築開院した医療機関である。小児・周産期医療やがん医療、生殖医療などに注力し、陽子線治療を含む先進医療と研修体制を整えている。地域の急性期医療を担う大学病院として中核的役割を果たしている。
所在地…名古屋市北区平手町1丁目1番地の1
院長…大原 弘隆
開設…2011年
病床数…500床
標榜診療科目…35診療科
URL…https://w3hosp.med.nagoya-cu.ac.jp/seibu/
今後もアライドテレシスはお客様の快適なネットワーク環境のご支援が出来るよう、幅広い製品ラインナップ、様々な課題を解決する最新技術とサポートサービスをご用意してまいります。
注)記載事項は2025年10月現在の内容です。最新の情報は当社ホームページをご覧ください。
注)記載されている商品またはサービスの名称等はアライドテレシスホールディングス株式会社、アライドテレシス株式会社およびグループ各社、ならびに第三者や各社の商標または登録商標です。