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動作確認環境(弊社では、下記環境において動作確認を行っております) |
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LAN アダプター |
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CentreCOM LA100-PCI-T V2 |
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Linux Version |
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Linux Slackware3.6J(カーネル 2.0.35
+ pcmcia-cs-3.0.5) |
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PC |
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AT&T Globalyst 630 |
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このページでは、Linux に弊社のLANアダプターを使用する際のポイントについて記載しています。 |
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Linux の詳しいインストールについては、専門の書籍をを御参照願います。(
Linux は弊社ではサポート対象外となっておりますので予めご了承ください。) |
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ここでは、インストールに CD-ROM を使用し、PC の
HD 全容量を Linux で使用する方法について説明します。 |
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用意するもの (全てが必須ではありません) |
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・ |
3.5inchFDD, CD-ROM, PCI バスを1基以上搭載した PC/AT
互換機 |
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・ |
LINUX Slackware3.5J または 3.6J 一式 |
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・ |
CentreCOM LA100-PCI-T V2 |
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・ |
ネットワークケーブル |
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・ |
ブランク FD(2HD) 2枚(ブート/ルートディスクを作成するため) |
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インターネットに接続可能な環境(修正モジュールや最新ドライバ、最新情報を入手するため)
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DOS または Windows95/98 が動作している
PC/AT 互換機(起動ディスクや追加モジュールディスクを作成するため) |
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ネットワークに関する情報(ネットワークの設定時に必要となります。不明な場合は、システム管理者にご相談ください) |
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○ |
ホスト名 |
○ |
ドメイン名 |
○ |
IP アドレス |
○ |
ネットマスク |
○ |
ゲートウェイアドレス |
○ |
ネームサーバ(DNS) |
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前準備 |
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1. |
あらかじめブランク FD 2枚を 1.44MB でフォーマットしておきます。(フォーマット済み
FD を使用する場合は必要ありません) |
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2. |
ブートディスクを作成する |
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ディスク作成にはいくつかの方法がありますが、ここでは「VIEW.EXE」を使用して行います。
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3. |
DOS を英語モードで起動します。 |
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4. |
DOS のコマンドラインで、CD-ROM ドライブに移動します。(ハードディスクを
C:,CD-ROMドライブを D:,フロッピーディスクドライブをA:とします) |
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C:\> cd D: |
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D:\> view |
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5. |
「Welcome to the Walnut Creek
Slackware Linux 3.6.0 CDROM!」の画面が表示されるので、カーソルキーや「PageDown」キーを使用して以下の項目を選択し、エンターキーを押します。 |
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bootdsks.144/ The 1.44 megabyte (3.5")
bootdisks for installation. |
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6. |
「1.44 MB LINUX BOOTDISKS」の画面が表示されるので、カーソルキーや「PageDown」キーを使用して以下の項目を選択し、エンターキーを押します。 |
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ide-bat/ If your system does not have
a SCSI controller, ... |
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7. |
「Slackware IDE bootdisks」の画面が表示されるので、カーソルキーや「PageDown」キーを使用して以下の項目を選択し、エンターキーを押します。 |
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bare.bat This is the disk to use for
installation on most IDE... |
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FDの挿入を求めるメッセージが表示されたら内容を確認し、フォーマット済みのブランク
FD を A:ドライブに挿入した後、エンターキーを押してください。
作成が終了し、元のメニュー画面が表示されれば書き込みは終了です。FD ラベルに「ブートディスク」と記入してFDに貼ってください。 |
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8. |
ルートディスクを作成する |
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ブートディスクに引き続きルートディスクを作成する場合は、ESCキーを2回押してメニューのトップに戻ります。そこで、カーソルキーや「PageDown」キーを使用して以下の項目を選択し、エンターキーを押します。 |
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rootdsks/ The rootdisks for installation. |
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9. |
「LINUX ROOTDISKS」の画面が表示されるので、カーソルキーや「PageDown」キーを使用して以下の項目を選択し、エンターキーを押します。
(HD 上で DOS や Windows と Linux を共存させる場合は、別のアイテムを選択する必要があります) |
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color.bat This is the disk you'll want
to use to install Linux onto its own partition. |
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10. |
FD の挿入を求めるメッセージが表示されたら内容を確認し、フォーマット済みのブランク
FD を A: ドライブに挿入した後、エンターキーを押してください。
作成が終了し、元のメニュー画面が表示されれば書き込みは終了です。FD ラベルに「ルートディスク」と記入してFDに貼ってください。 |
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11. |
以上でインストールに必要なフロッピーディスクの作成は終了です。ALT
キーと X キーを同時に押して、VIEW プログラムを終了してください。 |
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LA100-PCI-T
V2 インストール方法 |
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1. |
LA100-PCI-T V2 を PC の PCI スロットに取り付けます。 |
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インストール中にネットワーク(LAN)の設定も行う場合は、ネットワークケーブルを接続しネットワークに接続させておく必要があります。 |
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2. |
上記「前準備」で作成した「ブートディスク」をコンピュータのフロッピーディスクドライブに挿入し、PCの電源をオンにします。 |
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3. |
「boot:」というプロンプトが表示されます。パラメータを設定する必要がない場合、エンターキーを押してください。 |
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「LILO loading ramdisk.....」と表示され、基本プログラムがメモリ上にロードされます。 |
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4. |
「VFS: Insert root floppy disk
to be loaded into ramdisk and press ENTER」と表示されたら、「ブートディスク」をフロッピーディスクドライブから取り出し、事前に作成した「ルートディスク」をフロッピーディスクドライブに挿入し、エンターキーを押します。 |
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5. |
「slackware login:」のプロンプトが表示されたら、「root」と入力してエンターキーを押し、システムにログインしてください。「#」プロンプトが表示されます。これはスーパーユーザでログインしていることを示しています。 |
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slackware login: root |
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# |
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6. |
まず、fdisk コマンドを使用してハードディスクに linux
用のパーティションを作成します。詳細は Slackware3.6J 付属の「日本語インストールマニュアル」を参照してください。 |
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7. |
次に、setup コマンドを使用して、実際のインストールを行います。 |
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# setup |
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8. |
セットアップの詳細は Slackware3.6J 付属の「日本語インストールマニュアル」を参照してください。「ディスクセットの選択(DISK
SETS)」では「N(ネットワーク)」のインストールが選択されていることを確認してください。以降はネットワークのインストール部分についてのみ詳述します。 |
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ネットワークの設定 |
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1. |
ネットワークの設定は、Linux インストール時に行わなくとも、インストール後、コマンドラインから「netconfig」コマンドを使用して設定できます。ここでは
Linux インストール時に設定する方法を説明します。 |
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2. |
Linux インストール中に「CONFIGURE NETWORK」画面が表示され、「Would
you like to configure your network?」と尋ねられるので、「<YES>」を選択します。 |
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3. |
「NETWORK CONFIGURATION」画面が表示されるので、内容を確認してエンターキーを押します。 |
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4. |
「ENTER HOSTNAME」画面が表示されます。PC
に設定したいホスト名を入力してエンターキーを押します。 |
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5. |
「ENTER DOMAINNAME」画面が表示されます。ドメイン名が必要な場合入力し、エンターキーを押します。 |
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6. |
「LOOPBACK ONLY?」画面が表示されます。ネットワークアダプタ(LA-PCM-T)を使用する場合、「<NO>」を選択します。 |
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7. |
以降、PC の IP アドレス、ネットマスク、ゲートウェイアドレス、ネームサーバ(使用する場合)、を画面の指示に従って設定してください。不明な点はシステム管理者にご相談ください。 |
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8. |
「NETWORK SETUP COMPLETE」の画面が表示されれば、ネットワーク情報の設定は終了です。引き続きインストールを続行してください。 |
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(「TIMEZONE CONFIGURATION」では「Asia/Tokyo」を選択します。) |
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9. |
Ctrl+Alt+Delete キーを押して PC を再起動してください。 |
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アダプタの設定 |
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root ユーザでログインし、vi等のテキストエディタで「/etc/rc.d/rc.modules」ファイルを編集し、DECチップ搭載NIC用
DC21140ドライバー(tulip)を有効にします。 |
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# vi /etc/rc.d/rc.modules |
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<編集前> |
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・・・
#/sbin/modprobe smc9194
#/sbin/modprobe tulip ← この記述の行を探し、下記のように先頭のコメントマーク(#)を削除します。
#/sbin/modprobe wavelan |
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<編集後> |
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・・・
#/sbin/modprobe smc9194
/sbin/modprobe tulip
#/sbin/modprobe wavelan |
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編集内容を保存し、Ctrl+Alt+Deleteキーを押して
PC を再起動してください。起動後、CentreCOM LA100-PCI-T V2 は正しく認識され、正常に動作するようになります。 |
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・ |
他のホストに対して、ping コマンド等を使用して通信の確認を行ってください。 |
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動作しない場合の原因の多くはリソースの競合です。空き情報を再度確認してください。
詳細なインストール方法については専門書籍をご覧ください。 |
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