学校のネットワーク環境の分析・調査で
快適なITインフラの実現を支援

ネットワークアセスメントサービス

快適な授業や校務の実現に向けて

令和2年度(2020年度)に示された「GIGAスクール構想の実現」をきっかけに、小・中学校および高等学校ではICT環境の整備が進み、 生徒・学生の学び方や教職員の働き方に変化が訪れました。本構想から数年が経ち、デジタル教材の利活用や校務DXなどのさらなる促進が期待される中、通信遅延や将来的な帯域不足といった課題が顕在化しています。

令和5年度補正予算の「ネットワークアセスメント実施促進事業」と国の事業費補助

文部科学省では、1人1台端末の利活用の促進にはネットワークの遅延や不具合といった要因の解消が重要とし、加えて今後のデジタル教科書の導入や、クラウドベースの教材の充実化および校務システムの導入を考慮した場合もネットワーク環境の改善が課題になっているとしています。
その上で、同省は2023年2月5日に「通信ネットワーク環境の評価(アセスメント)の実施について(依頼)」として、ネットワーク診断実施に対する補助を行うことを発表。加えて、2024年4月に公開された「学校のネットワーク改善ガイドブック」内でネットワークアセスメントの調査項目例も提示されるなど、ネットワーク環境改善の取り組みが一層促されています。
現在、「ネットワークアセスメント実施促進事業」として令和5年度の補正予算が成立し、令和6年度も引き続き補助が行われています。

「令和6年度文部科学関係概算要求のポイント等」(文部科学省)
https://www.mext.go.jp/content/20230828-mxt_kouhou02-000031628_1.pdf)をもとにアライドテレシス株式会社が作成

こんなお悩みはありませんか?

  • 無線LAN通信(Wi-Fi)が不安定
  • 同時接続に時間がかかる/動画視聴をすると通信が固まる
  • 通信帯域の不足
  • 電波が届かない場所がある
  • 管理者不在でトラブルの原因がわからない
  • 機器のリプレースに向けて現状を把握したい

「学校のネットワーク改善ガイドブック」掲載の
“ネットワークアセスメント調査項目”に基づいた
ネットワーク診断・調査
が可能!

ネットワークの構成や
現状の課題を
事前にヒアリング

専門技術者が無線LANや
通信の品質を調査・分析し
問題を特定

レポートにまとめて
報告と対策のご提案を
実施

アライドテレシスがご提供する「ネットワークアセスメントサービス」は令和5年度と令和6年度の補助金に対応したメニューをラインナップ、次期ネットワークリプレースに向けた課題の洗い出しと対策方法の検討に、是非ご活用ください。
ネットワーク専業メーカーとして、さまざまなお客様へのネットワーク設計や構築に携わってきた経験と実績、過去の対応事例から現状の問題を解決する提案力など、長年培ってきた数多くのノウハウをもとに、学校様における課題やご希望をヒアリング、内容に応じた各種診断をさまざまな方法で行い、分析から問題の原因特定、結果レポートのご報告と対策のご提案までを一貫して実施いたします。

ネットワークアセスメントサービスの詳細

01 机上調査

01 机上調査

完成図書(論理構成図、物理構成図、機器リスト、パラメーターシート等)や契約内容等を参照し、物理的・論理的に通信遅延など通信の不具合となり得る箇所の有無を推定します。

02 スループット調査

02 スループット調査

校内ネットワークの入口(有線)、教室(無線)、学校全体などの実効帯域を複数回測定、調査します。
調査結果をもとに、ボトルネックになっている箇所や原因を推定します。

03 レイテンシ調査

03 レイテンシ調査

インターネット上の宛先に対する通信(HTTP・Ping)の応答時間を測定をします。
調査結果をもとに、通信の遅延状況・ボトルネックになっている箇所と原因を推定します。

04 トラフィック調査

04 トラフィック調査

ネットワーク上に流れる通信のデータ量、通信量の多い時間帯やアプリケーションなどを可視化し、調査します。調査結果をもとに、帯域占有の傾向やボトルネックになってる箇所や原因を推定します。

05 セッション調査

05 セッション調査

ネットワーク機器において、セッション数がどの程度張られているかを調査します。
調査結果をもとに、通信が正常に処理できない、ボトルネックになってる箇所や原因を推定します。

06 CPU・メモリ調査

06 CPU・メモリ調査

ネットワーク機器のCPU・メモリ使用率を調査します。調査結果をもとに、通信が正常に処理できないボトルネックになってる箇所や原因を推定します。

07 無線調査

07 無線調査

無線サイトサーベイにより、電波到達範囲や外来波の影響を把握・調査します。
調査結果をもとに、無線APの設置場所の妥当性や電波干渉の有無を推定します。

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