ARXが切り開く次世代高速WANの未来

ARXシリーズ

次世代ネットワークの担い手:
ARXシリーズ

DX推進と共に、クラウドサービスの利用拡大や働き方の多様化によって日に日にインターネットの通信量が増大し、WAN回線の重要性が増しています。安定したネットワーク環境には、自律的に通信の制御を行うSD-WAN技術、大容量かつ多種多様な通信に耐えうる収容力、そして近年増加するサイバー攻撃からシステムや情報を守る高度なセキュリティ性能を持った高性能なルーターが求められます。
アライドテレシスは、こうしたニーズにお応えする次世代SD-WANルーター「ARXシリーズ」を通して、DXやビジネスを支える新しいネットワークインフラを実現します。

当社はこれまで「安全なVPN接続」「リモートアクセス」を実現するAR1000/2000シリーズ、「管理の簡素化」「多層的なセキュリティ機能」を実現するAR3000/4000シリーズを提供してきました。
ARXシリーズは、従来のSD-WANの基礎を踏まえた上でクラウド時代に向けてさらなるイノベーションを追求し、ハイブリッドワークなどの新たな課題への対応を目指す製品です。高いパフォーマンスとセキュリティ、そしてシンプルさを核として、日々変化するビジネスニーズに応じた柔軟性とスケーラビリティを提供します。新しい働き方の生命線として、ビジネスの課題解決と持続可能な成長を支援します。

特長

  • 次世代に向けたアーキテクチャの刷新

    クラウド時代を見据えてアーキテクチャを見直し、より高速かつ安定した通信を実現しました。脅威となる通信のフィルタリングやアクセス制御といった処理を高速化するなど、通信パフォーマンスだけでなくセキュリティ機能も向上しています。

  • 性能を大幅パワーアップ

    クラウド利用・リモートアクセスの需要が高まり、ルーターの役割がより一層重要になった今日のネットワーク環境に合わせ、ARXシリーズは従来のARシリーズから大幅な性能向上を図りました。

  • 多彩なUTM機能に対応

    ARXシリーズにUTMライセンスを追加することで、用途に応じた様々なセキュリティ機能を利用可能です。
    通信のアプリケーション種別を自動判別するアプリケーションコントロールや、安全なサイトアクセスを提供するWebコントロール、不正アクセスなどサイバー攻撃の脅威から組織を守るアドバンスドIPS、好ましくないIPアドレスとの通信を制御してデータ通信の信頼性を高めるIPレピュテーションに対応します。

    ※対応予定

  • アプリケーションコントロールによる
    ブレイクアウト

    AT-Vista Manager EXと組み合わせることで、通信ごとのアプリケーションを判別し、特定のアプリだけセンターを経由せず直接インターネットにつなぐことで、負荷を分散し通信速度を改善させるインターネットブレイクアウトを実現します。
    また、AT-Vista Manager EX上ではトラフィックをモニタリングしたり、デバイス上のトラフィックが多いアプリケーション名とトラフィック量を、上位10個まで一覧表示します。

    ※対応予定

  • 豊富な実績

    ARXシリーズは豊富な導入実績を持つARシリーズと共通のOS「AW+」を搭載し、DS-LiteやIPIPといった様々な接続方式に対応します。日本語GUIに対応し、設定方法もこれまでのARシリーズと共通のため、新規導入・リプレースにかかわらず安心して利用することができます。

  • 運用負荷軽減の機能を多数搭載

    時間や機器の状態など、任意の条件を満たした時にスクリプトの実行や機器の再起動が行えるトリガー機能、配下のスイッチで障害が発生しても予備機を接続するだけで自動復旧するオートリカバリー機能、USBメモリー上のコンフィグやファームウェアを本体へ自動的に置き換え実装するUSBオートブート機能などを備えています。

  • 無線LANコントローラー機能搭載

    ARXシリーズを導入することで、配下の無線LANアクセスポイントも追加のコントロールサーバー不要で制御できます。「一元管理」「可視化」「自律的な電波出力の最適化」といった便利な機能で、コストを抑えながら快適な無線LAN環境を実現します。
    標準で無線LANアクセスポイントを5台まで管理可能なため、小規模オフィスでも容易に無線LANコントローラーを導入でき、外来波による影響を最小限にとどめ、最適な無線LANネットワークを維持します。

    ※対応予定

  • 1台でネットワークを統合管理

    ARXシリーズは、基本的な機能に加え、有線管理「AMF Plus」、無線管理「AWC」、エージェントレスセキュリティ「AMF-SEC」の機能を持ち合わせた次世代のルーターです。本体に標準搭載されたソフトウェア「Vista Manager mini」でこれらの機能を利用して視覚的にネットワーク管理が可能です。
    さらに、AT-Vista Manager EXと連携することで、AMF Plus マスターとして資産管理、デバイスのアクセス管理、ネットワークの保守点検を機械化/自動化することができます。

    ※対応予定

ご利用環境イメージ

学校ネットワークを快適化

GIGAスクール構想のもと1人1台端末が整備され、授業などでの活用が進んでいます。しかし、数百人の生徒が複数のアプリケーションを使いながら同時に接続することでルーターに多くのセッションが集中し、WAN帯域の輻そうやルーターのセッション数不足による通信速度の低下といった問題が浮き彫りとなりました。今後のデジタル教科書やクラウドアプリケーションの利用拡大を見据えたNEXT GIGAの実現、教師の柔軟な働き方を支える校務DXの推進にはルーターの強化が不可欠です。AT-ARX200S-GTXは帯域とセッション数の不足を解消し、SD-WAN技術によるインターネットブレイクアウトとクラウドUTMを利用して学校ネットワークの負荷を軽減します。

アプリケーションコントロールによる
業務効率化

BYODの拡大とともに、業務とは関係のない動画視聴などの通信が帯域を占めることが増えています。一方で、Web会議も普及していることから、映像通信の規制だけでは業務に支障が出るため、対策が難しい状況です。しかし、ARXシリーズと当社の無線LANアクセスポイント「AT-TQRシリーズ」を使用してAMF Plus環境を構築することで、これらの問題を解決できます。アプリケーションコントロールでエンドツーエンドのLAN通信とインターネットへのWAN通信に対してアプリケーションを制御することで、業務に必要な通信の帯域を保証し、効率的な通信を実現できます。また、クラウドアプリケーションの利用が増えたことで通信障害の切り分け作業が複雑化していても、LANとWANのトラフィックを常時監視することで障害の予兆から検知でき、さらに障害そのものを未然に防ぐこともできます。

※対応予定

製品ラインナップ

10Gbps/60万FWセッション対応SD-WANルーター
AT-ARX200S-GTX

  • 60万ファイアウォールセッションをサポートする圧倒的な収容力
  • 10Gbpsに対応した、高速データ通信
  • 有線/無線の統合ネットワークを実現するVista Manager mini搭載

詳細はこちら

映像ライブラリ

  • 次世代SD-WANルーター 「ARX200S-GTX」登場| ARXシリーズ

Language