お客様各位
2011/03/16
アライドテレシス株式会社
サポートセンター
コールセンター
計画停電への対策について
この度は、東北地方太平洋沖地震で被害を受けられた皆様に心よりお見舞い申し上げます。
皆様の安全と一刻も早い復旧を心からお祈り申し上げます。
2011年3月11日に発生した地震の影響で、関東・東北地域にて順次計画停電が実施されて
おりますが、弊社販売機器における運用上の注意点をご案内させて頂きます。
記
計画停電が予定されている場合には、対象機器がファイル操作中(ファームウェアの更
新など)で無い事をご確認の上で、以下の点にご注意頂きながら事前に対象機器の電源
断を実施頂くとともに、念の為に電源ケーブルをコンセント側から抜いて頂きますよう、
宜しくお願い致します。
また、各製品の電源オン・オフ操作に関しましては、取り扱い説明書などにも記載が御
座いますので、あわせてご確認くださいますよう、宜しくお願い致します。
■ATKK 製品
◆スイッチ製品、ルータ製品、メディアコンバータ製品など
シャットダウン操作について
特にシャットダウン操作は不要ですので、電源スイッチが存在する製品はスイッ
チをオフにした後、電源ケーブルを抜いてください。また、電源スイッチが無い
製品についてはそのまま電源ケーブルを抜いてください。
※冗長構成にてご利用の場合には、バックアップ、マスターの順に上記操作を実
施ください。
起動操作について
電源ケーブルを接続し、電源スイッチがある製品についてはスイッチをオンにし
てください。
※冗長構成にてご利用の場合には、マスター、バックアップの順に上記操作を実
施ください。
◆SwitchBlade 5000/6000/7000 シリーズ
シャットダウン操作について
特にシャットダウン操作は不要ですので、全ての電源ユニットの電源スイッチを
オフにした上で、電源ケーブルを抜いてください。
※冗長構成にてご利用の場合には、バックアップ、マスターの順に上記操作を実
施ください。
起動操作について
各電源ユニットに電源ケーブルを接続し、どれか一つのスイッチをオンにしてか
ら 5 秒以内に全てのスイッチをオンにしてください。5 秒を過ぎると電源異常
が誤検知される場合があります。
※冗長構成にてご利用の場合には、マスター、バックアップの順に上記操作を実
施ください。
◆SSLVPN-Plus
シャットダウン操作について
本製品では電断前にシャットダウン操作が必要です。
その為、電断前に管理画面より以下の手順にてシャットダウン操作を実施してか
ら電断してください。
1) ブラウザで機器の管理画面へログインし、ツール > バックアップ > シャッ
トダウンを開いて「シャットダウン」ボタンをクリックしてください。
2) 本体前面の電源 LED が消灯したことを確認してから、電源ケーブルを抜いて
ください。
起動操作について
電源ケーブルを接続し、本体前面、背面何れかの電源スイッチを押ください。
■Juniper Networks 社製品(NS/SSG/ISG/SRX/SA 等)
◆NetScreen/SSG/ISG シリーズ
シャットダウン操作について
特にシャットダウン操作は不要ですので、電源スイッチが存在する製品はスイッ
チをオフにした後、電源ケーブルを抜いてください。また、電源スイッチが無い
製品についてはそのまま電源ケーブルを抜いてください。
※冗長構成にてご利用の場合には、バックアップ、マスターの順に上記操作を実
施ください。
※一部の古いファームウェアで動作する SSG-140 には、動作中のファームウェ
アファイルが破損するという既知問題がございます。
該当するファームウェアをご利用の場合には、その後の起動時にファームウェ
アの再インストールが必要になる場合がございますのでご注意ください。
SSG-140 で問題が発生する ScreenOS バージョン
OS5.4.0r12 未満 / OS6.0.0r8 未満 / OS6.1.0r4 未満
起動操作について
電源ケーブルを接続し、電源スイッチがある製品についてはスイッチをオンにし
てください。
※冗長構成にてご利用の場合には、マスター、バックアップの順に上記操作を実
施ください。
◆SRX シリーズ
シャットダウン操作について
本製品では電断前にシャットダウン操作が必要です。
その為、電断前には Operational モードで request system halt コマンドを実
行するか、本体前面の起動ボタンを押してシャットダウン処理を実行後、電源ケ
ーブルを抜いてください。
※冗長構成にてご利用の場合には、バックアップ、マスターの順に上記操作を実
施ください。
起動操作について
電源ケーブルを接続し、起動ボタンを押下してください。
※冗長構成にてご利用の場合には、マスター、バックアップの順に上記操作を実
施ください。
◆SA/RA シリーズ
シャットダウン操作について
本製品では電断前にシャットダウン操作が必要です。
その為、電断前には管理画面より Maintenance > System > Platform を開き、
「Shut down」ボタンをクリックしてシャットダウン処理を実行してください。
その後、約 5 分程度お待ち頂き、HDD LED が消灯していることを確認してから
電源スイッチをオフにして電源ケーブルを抜いてください。
また、電源スイッチが無い製品については、HDD LED 消灯を確認後、そのまま
電源ケーブルを抜いてください。
※冗長構成にてご利用の場合には、バックアップ、マスターの順に上記操作を
実施ください。
起動操作について
電源ケーブルを接続し、電源スイッチを押下/オンにしてください。
※冗長構成にてご利用の場合には、マスター、バックアップの順に上記操作を
実施ください。
■エクストリコム社製品(EXSW/EXRP シリーズ等)
シャットダウン操作について
特にシャットダウン操作は不要ですので、そのまま電源ケーブルを抜いてください。
※冗長構成にてご利用の場合には、バックアップ、マスターの順に上記操作を実施
ください。
起動操作について
電源ケーブルを接続し、電源スイッチがある製品についてはスイッチをオンにして
ください。
※冗長構成にてご利用の場合には、マスター、バックアップの順に上記操作を実施
ください。
■Soliton Systems 社製品の場合(Net'Attest シリーズ)
シャットダウン操作について
本製品では電断前にシャットダウン操作が必要です。
その為、電断前に管理画面より以下の手順にてシャットダウン操作を実施してから
電断してください。
1) ブラウザより管理画面へログインし、システム管理 > 初期化/再起動/停止 >
システムを停止する を開き、「停止」をクリックしてシャットダウン操作を行
なってください。
2) 製品前面に液晶がある製品の場合、同画面に「halted」という文字列が表示さ
れるのをお待ちください。 液晶のない製品の場合、約 5 分お待ちください。
3) 筐体に電源スイッチがある製品については、オフにして頂いた後、電源ケーブ
ルを抜いてください。電源スイッチが無い製品については、そのまま電源ケー
ブルを抜いてください。
※冗長構成にてご利用の場合には、ご利用のソフトウェアバージョンをご確認の上
で以下の手順にて機器の再同期・設定保存を実施頂いた後、バックアップ、マス
ターの順に上記操作を実施ください。
1. ご利用のソフトウェアバージョンが Ver.4.x 以降の場合には、マスター側
機器の管理画面より システム設定 > 冗長構成 > 同期設定の編集 を開き、
「手動同期」ボタンをクリックしてください。
なお、ご利用のソフトウェアバージョンが Ver.3.6 以前の場合や、当該ボ
タンがグレイアウトされている場合(同期済状態)には本操作は不要です。
2. マスター側機器の管理画面右上の「設定保存」ボタンを押下し、設定を保
存します。
3. バックアップ側機器の管理へより、画面右上の「設定保存」ボタンを押下
し、設定を保存します。
起動操作について
電源ケーブルを接続し、電源スイッチを押下/オンにしてください。
※冗長構成にてご利用の場合には、マスター、バックアップの順に上記操作を実施
ください。
■アイビーソリューション社製品の場合(iBAQS/iBAQS-FX)
シャットダウン操作について
本製品では電断前にシャットダウン操作が必要です。
その為、電断前には管理画面よりサーバー設定項目を開き、「シャットダウン」ボ
タンをクリックしてシャットダウン操作を実行してから、電源ケーブルを抜いて下
さい。
(製品前面の電源ボタンからは正常な電断ができませんのでご注意ください。)
※冗長構成にてご利用の場合には、セカンダリ、プライマリの順に上記操作を実施
ください。なお、プライマリ側のシャットダウンは必ずセカンダリ側の電源ケーブ
ルを抜いた後に実施ください。
起動操作について
電源ケーブルを接続し、電源スイッチを押下してください。
※冗長構成にてご利用の場合には、プライマリ、セカンダリの順に上記操作を実施
ください。なお、セカンダリ側の起動は必ずプライマリ側の起動が完了し、管理
画面へログインできることを確認してから実施ください。
■Extreme Networks 社製品(Summit/BlackDiamond/Alpine 等)
シャットダウン操作について
特にシャットダウン操作は不要ですので、電源スイッチが存在する製品はオフにし
た後、電源ケーブルを抜いてください。また、電源スイッチが無い製品については
そのまま電源ケーブルを抜いてください。
※冗長構成にてご利用の場合には、バックアップ、マスターの順に上記操作を実施
ください。
起動操作について
電源ケーブルを接続し、電源スイッチがある製品についてはスイッチをオンにして
ください。
※冗長構成にてご利用の場合には、マスター、バックアップの順に上記操作を実施
ください。
以上
(2011/03/17 更新)
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