NEXT GIGA実現に向けた課題解決と次世代の校務DX実現に向けて
NEXT GIGAとは?
GIGAスクール構想で浮上した課題の解決とICT環境の発展
2019年に文部科学省によって発足されたGIGAスクール構想により小・中・高等学校での児童/生徒1人1台の端末利用やネットワーク環境が整備され、デジタル教材の活用やオンライン授業が推進されています。しかし、インターネット通信の遅延やセキュリティ対策の未整備など、未ださまざまな課題が残されています。さらには、教職員用端末の管理や利用時における自由度の低さなど、学習系から校務系へと課題は山積しています。
NEXT GIGA実現に向けて
2023年11月29日、文部科学省はGIGAスクール構想の推進のため補正予算(予算額:2,661億)を計上。国策であるGIGA スクール構想の第2期を見据え、徹底的な伴走支援(GIGA スクール運営支援センターの強化等)を継続しつつ、義務教育段階における国公私立学校の1人1台端末の着実な更新を目指す内容を発表しました。
アライドテレシスでは、「1人1台端末の着実な更新」「GIGAスクール運営支援センター整備」「ネットワークアセスメント実施促進」の内容について、実現するソリューションをご紹介します。
<出典>文部科学省. “令和5年度補正予算案への対応について”. 令和5年11月10日. https://www.soumu.go.jp/main_content/000907082.pdf (参照2024-08-30)
<出典>文部科学省. “令和5年度予算”. 令和5年11月29日. https://www.mext.go.jp/a_menu/yosan/r01/1420672_00008.htm (参照2024-08-30)
- 次世代の校務DXの方向性
- 校務系・学習系ネットワークの統合
- 次世代の校務DXにおいて校務支援システムに期待される役割
- データ連携基盤(ダッシュボード)の創出
- 次世代の校務DXにおける情報セキュリティの確保
- 次世代の校務DXを支えるICT環境イメージ
- 強固なアクセス制御による対策の考え方に基づくネットワーク統合を前提としたパブリッククラウド活用において適切なセキュリティ対策を講じる重要性
次世代の校務DXの方向性
2023年1月23日、文部科学省は「教育のICT化に向けた環境整備5か年計画」の2年延長を決定。更には、地方財政指置(単年度1,805億円)や、3月8日には「GIGAスクール構想の下での校務DXについて~教職員の働きやすさと教育活動の一層の高度化を目指して~」で、学校の働き方改革の実現など、令和の日本型学校教育を支える校務DXに向けた内容を発表しました。さらに、2024年6月にはパブリッククラウド活用において適切なセキュリティ対策を講じる重要性について追記が行われました。
<出典>文部科学省. “教育情報セキュリティポリシーに関するガイドライン ”. 令和6年1月. https://www.mext.go.jp/content/20240202-mxt_jogai01-100003157_1.pdf (参照2024-08-30)
NEXT GIGA実現に向けた課題と、教育機関が抱える課題
- 授業に必要な通信速度が確保されていない
- 無線LANが遅い、途切れる、つながらない
- ICT教育推進の遅れ、教職員のITスキル不足
- 校務系と学習系で端末が分かれていて使い勝手が悪い
- 校務支援システムがオンプレミス運用で災害対応が課題
- ゼロトラストセキュリティを前提としたネットワークを構築したい
NEXT GIGAと校務DX実現に向けた
ソリューションをご提案!
ネットワークアセスメント
通信環境の改善・高速化
校務系/学習系ネットワーク統合
WAN回線の最適化
教職員端末の1台化
ゼロトラストセキュリティ
アライドテレシスは、 NEXT GIGA・校務DXの実現に向けてネットワークアセスメントの実施、通信環境の改善、強固なセキュリティ対策など安全性と利便性を両立した最適なネットワーク環境をご提案いたします。
ソリューション一覧
NEXT GIGA実現に向けて改善すべき点
ネットワーク環境の診断
(ネットワークアセスメント)
現状の課題をヒアリングした後、さまざまな方法でネットワークを診断、分析し、原因の特定と対策をご提案
ネットワークアセスメントサービス
無線ネットワークの高速化・安定性
Wi-Fi 6/6E対応無線LANアクセスポイントの導入で待機時間を作らず、低遅延・高速な通信環境を可能に
無線ネットワークの高速化・安定性
Wi-Fi 6/6E対応無線LANアクセスポイントの導入で待機時間を作らず、低遅延・高速な通信環境を可能に
- Wi-Fi 7対応の無線LANアクセスポイントは、
2025年初夏発売予定(2024年8月現在)
有線ネットワークの高速化・安定性
マルチギガ/10G対応製品でボトルネックを解消
学習系通信/WAN回線の最適化
ローカルブレイクアウト/クラウドUTMでトラフィックを安全に分散
校務DXの実現に向けて対応すべき点
教職員端末の1台化
仮想ブラウザでインターネット分離
仮想ブラウザ(ローカルコンテナ型)
シングルサインオン※(SSO)
・多要素認証でアクセス制御
シングルサインオン
シングルサインオン※(SSO)
・多要素認証でアクセス制御
業務や学習で使う主要なクラウドアプリや各種システムに
シングルサインオンができるクラウドID管理サービス
- シングルサインオン(SSO/エスエスオー)
Single Sign-Onの略。企業や組織で業務利用される複数のシステムやソフトウェア、 サービスなどへの認証(ログイン)を一度の処理によって利用可能とする仕組みや ソリューション。SSOを利用することで複数のID/パスワードの管理が不要となる。
ふるまい検知による不正アクセスの自動遮断(EDR)
EDRソリューション
インシデントや滅失に備えた
データバックアップ
ランサムウェア対策オフラインバックアップ
安全に端末を持ち出し・教職員のテレワーク導入
テレワークソリューション
仮想サーバー基盤HCIで統合
HCI導入・運用支援
資料ダウンロード
NEXT GIGA実現に向けた課題解決と次世代の校務DX実現に向けて
GIGAスクール整備後の課題と、校務DXの実現に求められるネットワークについて、生徒や教職員が快適に利用できるICT環境整備の具体的なポイントを解説する「NEXT GIGA実現に向けた課題解決と次世代の校務DX実現に向けて」をご提供しております。