ニュース

ビジネスに最適な次世代ネットワークインフラ構築のため、ビジネスホンと AWC-CB(チャンネルブランケット型無線LAN)を組み合わせた音声通話の検証を実施

アライドテレシス株式会社(本社 東京都品川区、代表取締役社長 大嶋章禎)は、音声通話に適したオフィス・コミュニケーションシステムを構築するために、ビジネスホン/PBXをAWC-CB(チャンネルブランケット型無線LAN)で利用するネットワーク・システムの検証を実施しました。

【検証の目的】

スマートフォンの普及により、企業でのビジネスホン/PBXと無線LANを活用する要望が高くなっていますが、これまでの無線LANではローミングや音声機能の問題で導入が困難でした。このため、企業にて広く活用されているビジネスホンと、ローミングのない無線LANを実現するAWC-CB(チャンネルブランケット型無線LAN)により音声通話を検証し、ビジネスで最適なネットワークインフラの実現性を検証します。

【検証の概要と結果】

ビジネスホン/PBX(CrosCore2)をAWC-CB(チャンネルブランケット型無線LAN)で動作するAT-TQ5403経由でスマートフォンと接続し、さまざまな音声通話を検証しました。
AWC-CBにより、ローミングのない無線LANを構築することで、スマートフォンの移動による音声の問題がないことは容易に確認できましたが、電話機と比較するとスマートフォンは着信タイミングやハンドオフ機能の差分により、通話での違和感がありました。そこで、AWC-CBの通信制御方式を改善することにより電話機と同様の通話環境となり、安定した音声通話を実現しました。
この検証結果をAWC-CBの検証結果に記載し、データ通信だけでなく音声を統合したビジネスに最適な次世代ネットワーク・システムを実現できることを公開します。

AWC-CBの検証結果
https://www.allied-telesis.co.jp/products/interope/wireless/sougo.html

【検証の概要図】

ネットワーク構成 ※一例検証の概要図

   ・ビジネスホン :CrosCore2など
   ・スマートフォン:SH-M08
   ・無線LANアクセスポイント:AT-TQ5403、AT-Vista Manager EX

弊社は、今後も無線LANの問題であったIP電話のローミング/スティッキークライアントなどの問題を解決するAWC-CB(チャンネルブランケット型無線LAN)をさまざまなシステムと検証を実施して無線LANの利用シーンの拡大を進めていく予定です。

Language