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柔軟なネットワークの構築と認証機能を強化!ルーター・スイッチ製品のファームウェアバージョンアップを実施

アライドテレシス株式会社(本社 東京都品川区、代表取締役社長 サチエ オオシマ)は当社スイッチ/ルーター製品のOS AlliedWare Plusのファームウェアバージョンアップにより一部製品の機能強化を実施し、当該ファームウェアのダウンロードサービスを開始したことをお知らせします。

柔軟なネットワークの構築と認証機能を強化!ルーター・スイッチ製品のファームウェアバージョンアップを実施

【PoE++対応により高い給電力で4K・8KのIPカメラなどへの接続が可能】

x320-10GHAT-x320-10GHは、今回のバージョンアップによりIEEE 802.3bt(PoE++)を正式にサポートします。最大90Wの給電が可能な1GEポートを8ポート搭載しているため、高精彩を実現する4K・8Kネットワークカメラや寒冷地向けヒーターが内蔵された監視カメラ、次世代の無線LANアクセスポイントなど、消費電力の大きい機器に安定した接続を実現します。また、本製品はファンレスデザインとなっており、-10から55℃までの広い環境温度範囲によりオフィスから工場・倉庫やスマートビルディングなど多彩な環境への導入が可能です。

・対象ファームウェア:AW+ Ver.5.5.3-0.1
・FWダウンロードサービス:2023年5月12日より

【AT-x320-10GH 製品仕様】

AT-x320-10GH(標準価格:198,000円(税込 217,800円))
ポート仕様 10/100/1000BASE-T(PoE++OUT)×8、
SFPスロット×2
外形寸法 W210×D180×H42.5mm
AMF・(※1)
AMF Plus(※2)
メンバー 質量 1.6kg
EPSR(※3) マスター・トランジットノード 動作保証温度 -10~55℃
L3機能 RIP(※4)、 OSPF(※5) ファンレス

AT-x320-10GHの詳細は次のURLからご確認ください。https://www.allied-telesis.co.jp/it-infra/solution/hard/switch/poe-x320/

【複数の仮想ルーターで、柔軟なネットワーク構成が可能に】

NFV-APLシリーズでは、これまでは1台のハードウェア上で動作する仮想ルーターは1台のみでしたが、今回のバージョンアップで、複数台の仮想ルーターを動作・稼働できます。例えば、均等なメモリを割り当てた場合、物理的には1台のNFV-APLシリーズのルーターをクラウド上では約16台相当分のAT-AR4050Sとして動作でき、コストを抑えながら柔軟にネットワークの変更・拡張ができます。

NFV-APLシリーズ1台で動作できる仮想ルーター

・対象製品:NFV-APLシリーズ
・対象ファームウェア:AW+ Ver.5.5.3-0.1、NFV-APLシリーズパッケージバージョン Ver.1.7.1
・FWダウンロードサービス:2023年5月19日より

【2要素認証の機能拡張でより強固なセキュリティへ】

本バージョンアップによりワンタイムパスワードやクライアント証明書を用いた2要素認証に対応します。多要素から選択することでより堅牢な認証を実現でき、不正ログインを防ぎます。

<eメールを用いたワンタイムパスワードの利用>
ワンタイムパスワードは、ユーザー名・パスワードの入力による1次認証後、該当ユーザーが事前に登録したeメールアドレスに送付したパスワードを用いることで、2要素認証を実現します。

<クライアント証明書の利用>
事前にクライアントに導入した証明書を、認証要素として利用することができます。このクライアント証明書と組合せられるのは、ユーザー名・パスワード認証、ユーザー名・パスワード認証+ワンタイムパスワード(TOTP/HOTPならびにeメール)です。これらにより、より強固な認証基盤とすることが可能になります。

・OpenVPN利用時に2要素認証が可能
・対象製品:NFV-APLシリーズ、AT-AR4050S、AT-AR4050S-5G、AT-AR3050S、AT-AR2050V、AT-AR2010V、AT-AR1050V、AT-AR4000S-Cloud
・対象ファームウェア:AW+ Ver.5.5.3-0.1、NFV-APLシリーズ パッケージバージョン Ver.1.7.1、AT-AR4000S-Cloud Ver.5.5.3-0.1
・FWダウンロードサービス:2023年5月19日より

NFV-APLシリーズ パッケージバージョンVer. 1.7.1,AT-AR4000S-Cloud Ver. 5.5.3-0.1

【NFV-APLシリーズ 製品仕様】

製品名 AT-NFV-APL-GT
(1Gポートモデル)
AT-NFV-APL-GTX
(1G + 10G ポートモデル)
標準価格(税込価格) 800,000円(税込 880,000円) 977,500円(税込 1,075,250円)
収容可能端末数 3,000
ポート構成 10/100/1000BASE-T×6 10/100/1000BASE-T×6、
100/1000/10GBASE-T×4
外形寸法 438(W)×292(D)×44(H)mm
動作温度 0~40℃
CPU x64 3.2GHz/6 cores
電源 電源内蔵(電源ON/OFFスイッチあり)

NFV-APLシリーズの製品詳細は次のURLからご確認ください。
https://www.allied-telesis.co.jp/products/list/router/nfv_apl/catalog.html

【AT-AR4000S-Cloud 製品仕様】

製品名 AT-AR4-VPN10S-1Y AT-AR4-VPN10H-1Y
標準価格(税込価格) 500,000円(税込 550,000円) 1,500,000円(税込 1,650,000円)
対応プラットフォーム 仮想環境:Windows HyperV Server
パブリッククラウド Amazon Web Service

AT-AR4000S-Cloudの製品詳細は次のURLからご確認ください。
https://www.allied-telesis.co.jp/products/list/router/ar4000s_cloud/catalog.html

■その他のAW+ Ver.5.5.3-0.1により追加・拡張した機能および詳細については、リリースノートをご覧ください。
https://www.allied-telesis.co.jp/support/

※1 AMF (Autonomous Management Framework)…ネットワーク全体を一元管理し、設計・導入・保守コストを大幅に削減する当社独自の統合管理ソリューションです。
※2 AMF Plus…ネットワークとAI・MLを連携し機器情報を収集・可視化する機能強化しました。また、運用管理を自律最適化し、安定した接続とセキュリティを確保。管理者の負担を軽減します。
※3 EPSR…イーサネットリングプロテクション機能であるEPSR(Ethernet Protected Switched Ring)は、リング構成のネットワークに特化した、レイヤー2のループ防止・冗長化機能です。トポロジーをリング構成に限定し、各スイッチの役割をあらかじめ固定することにより、障害の検出と経路の切り替えをより高速に行います。
※4 RIP…比較的小規模なネットワーク用に設計されたシンプルなダイナミックルーティングプロトコルです。
※5 OSPF…Open Shortest Path Firstの略。中規模以上のネットワークでの使用を想定して開発された経路制御プロトコル。OSPFではネットワークをエリアと呼ばれる小さな単位に分割して、経路情報をエリアごとに管理します。
注) 記載されている商品またはサービスの名称等はアライドテレシスホールディングス株式会社、アライドテレシス株式会社およびグループ各社、ならびに第三者や各社の商標または登録商標です。

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