2022.05.16
お客様各位
AlliedView NMS Standard Editionをご利用のお客様へ
拝啓
貴社益々ご清祥のこととお慶び申し上げます。
平素は、弊社製品ならびに運用・保守サービスをご愛顧賜りまして、誠にありがとうござい
ます。
ネットワークマネージメント・ソフトウェア製品として、過去に販売しておりました
AlliedView NMS Standard Editionにつきましては、対応WebブラウザーとしてMicrosoft社
のInternet Explorerをご案内させて頂いておりましたが、先般Microsoft社よりWindows10
OSにおける当該ブラウザーの廃止が通知されております。
廃止予定日:2022年6月15日
https://docs.microsoft.com/ja-jp/lifecycle/products/internet-explorer-11
このため、廃止日以降におきましてはAlliedView NMS Standard Editionのネットワーク監視
機能(AlliedNetManager)を継続してご利用頂くことができなくなるケースが想定されます。
従いまして下記AまたはBのご利用方法をご検討くださいますよう、お願い申し上げます。
A) Windows Server 2012でのInternet Explorerのご利用
Windows Server 2012(R2を含む)においてはMicrosoft社よりInternet Explorer11
(以下IE11)のサポートを継続と案内されております。従いまして弊社においても
当該環境については引き続きサポート致します。
B) アプリケーションの単体起動によるご利用
Webブラウザーを使用しないご利用方法となります。必ずIE11の廃止前に以下をご対応
ください。
1)アプリケーションの単体起動環境の準備
(ア)インストールディレクトリの確認
デフォルト設定では以下となっています。
C:\Program Files (x86)\Allied Telesis\AlliedView NMS SE\NetManager
(イ)監視対象のマップを保存
IE11の廃止後はマップを新規に作成することができなくなります。
マップを保存せずにデフォルトの状態で監視を行っていた場合、そのマップを
あらかじめ名前を付けて保存してください。監視対象のマップが複数の場合は、
各マップをそれぞれ保存して頂く必要があります。マップの保存方法は以下を
ご参照ください。
・メニューバーの「マップ」→「保存」または「名前を付けて保存」
マップファイル(.smm)はネットワーク監視サーバーの maps ディレクトリ
(インストールディレクトリ下の maps)に保存されます。
2)起動用ショートカットの作成
(ア)ビューアーのショートカットを作成します。
エクスプローラーを使用してインストールディレクトリ下のbinディレクトリを開いて
ください。
(イ)実行ファイル(SMViewer.exe)をクリックし、altキーを押したままデスクトップに
ドラッグします。SMViewer.exeのショートカットが作成されます。
(ウ)ネットワーク監視マップのショートカットを作成します。
エクスプローラーを使用してインストールディレクトリ下のbinディレクトリを開いて
ください。
(エ)実行ファイル(SwimMap.exe)をクリックし、altキーを押したままデスクトップに
ドラッグします。SwimMap.exeのショートカットが作成されます。
(オ)SwimMap.exeのショートカットアイコンのプロパティを開き、「リンク先」欄に保存
されたマップファイル(.smm)を、「作業フォルダー」欄にマップファイルが保存
されているディレクトリを指定します。デフォルト設定の場合、ディレクトリは次の
通りです。
C:\Program Files (x86)\Allied Telesis\AlliedView NMS SE\NetManager\maps
※監視対象のマップファイル毎にショートカットを作成されることをお勧めいたします。
・デスクトップに作成されたショートカットアイコン例
3)アプリケーションの起動と終了
(ア)作成されたショートカットアイコンをダブルクリックすることで、ビューアー、各監視
マップを開くことができます。
・ビューアーの画面例
(イ)ファイルメニューの「終了」、あるいは「ビューアーの終了」によりアプリケーションを
終了させることができます。
4)制限事項
(ア)ビューアーから監視マップを開くことはできません。
(イ)新規にマップファイルを作成することはできません。
(ウ)Webブラウザー固有のメニュー項目はご利用頂けない場合があります。
5)補足事項
(ア)ネットワーク監視機能(AlliedNetManager)以外の機能(デバイスメンテナンス機能、
ログ管理機能、機器ビューアー機能)はこれまで通り、引き続きご利用可能です。
敬具
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