広帯域・多重負荷分散冗長化ソリューション
ーVCS Plus
止まらないネットワークを実現するために
VCS Plusはシャーシ単体でCPU、電源、ラインカードの2重化を実現しているシャーシ・スイッチを専用スタックケーブルで接続し2台のシャーシ・スイッチを仮想的な1台の大型シャーシ・スイッチ化することで、4重化冗長システムを実現します。
それにより万が一の機器の故障が起きてももう一つの機器で通信を継続させることで止まらないネットワークを実現することができます。
VCS Plusでは、スタック帯域幅やスタック距離が従来VCSよりも拡張され、よりスケーラブルなスタック仕様となっています。また、シャーシ型スイッチの特性により、筐体内冗長化されたCPU/電源の内の1つが故障してもVCS Plus マスター/スレーブの状態遷移が発生せず、かつ ISSU (In Service Software Upgrading)にも対応しており、よりネットワークダウンにシビアな環境にも耐えうるスタック仕様となっています。
従来ネットワーク | VCS Plusネットワーク |
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VCS Plusソリューション
ソリューション詳細
SBx8100シリーズ(AT-SBx8112/AT-SBx8106)にAT-SBx81CFC960を搭載し、かつスタック専用モジュールとなるAT-StackXS/1.0、 AT-StackOP/9.0、もしくは AT-SP10シリーズ(AT-SP10SR、AT-SP10LR、AT-SP10ER40/I) を用いることで、2台のSBx8100シリーズを仮想的に1台の大型シャーシ化します。
VCS Plus化されたSBx8100シリーズは、4重化 CPU/電源、アクティブ/アクティブ冗長化シャーシ、経路/回線/デフォルトゲートウェイ冗長などのハイグレードの可用性/信頼性、3.84Tbps システム・スイッチング・ファブリック、160G広帯域スタックなどの次世代の拡張性/将来性をご提供します。
- 一部製品は販売終了製品です。最新の情報は各製品ページをご確認ください。
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CPU/電源/経路/回線を冗長化
シャーシ単体でCPU、電源、ラインカードの2重化を実現しているシャーシ・スイッチを専用スタックケーブルで接続し2台のシャーシ・スイッチを仮想的な1台の大型シャーシ・スイッチ化することで4重化冗長システムを実現します。
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途切れることがない通信と長距離通信を実現
各スイッチは全てアクティブ状態で動作するためスタンバイ機に切り替える必要もなくなりダウンタイムが発生しません。さらに10Gイーサネットを使用しているため長距離通信も実現可能にし、複数拠点を持つ場合に最適です。
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ISSUがネットワークダウンが
シビアな環境にも応えるAT-SBx81CFC960 (コントロールファブリックカード) を用いることで VCS Plus 構成時、もしくは、AT-SBx8112/AT-SBx8106へAT-SBx81CFC960を2台実装時において、ダウンタイムを抑制したソフトウェアバージョンアップが可能となります。
- AT-SBx8112/AT-SBx8106へAT-SBx81CFC960を各々 AT-SBx81CFC960を1枚ずつ搭載した際の動作になります。
- ISSU はバージョン5.4.4-1.1 以降の同一メンテナンスバージョン間(5.4.4-1.1から5.4.4-1.2など)でのみ使用可能です。
マイナーバージョンアップ(5.4.4-1.1から5.4.4-2.xなど)やメジャーバージョンアップ(5.4.4-1.1から5.4.5-x.xなど)、および、旧バージョンから本バージョンへのバージョンアップ時には使用できません。連携ツールの暗号解除コードは、弊社担当営業までお問い合わせください。
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