データセンター向けソリューション

AIを用いたDXを推進するネットワークの提供

AIは今や私たちの生活や産業のあらゆる場面で活躍しています。医療や製造、物流、金融、小売といった幅広い領域でAIによるデータ分析や最適化が進み、社会全体の効率性と付加価値を高めています。近年ではエッジでのAI活用も進み、今後の社会や産業のあり方を大きく変えていくと期待されています。
こうしたAIの活躍を支える基盤として、データセンターのインフラが重要な役割を果たしています。学習や推論に膨大な計算リソースを必要とするAIサーバーを支えるためには、高速・安定・セキュアな通信性能を持ったネットワークが求められます。
さらに、従来のITインフラやアプリケーションの利用環境にも変化が起きています。コロナ禍を契機にクラウドへの移行が加速した後、現在ではBCPやセキュリティの観点から、オンプレミスやコロケーションを併用する企業が増えています。こうした環境の中で限られたリソースを効率的に活用するには、柔軟かつ高性能なネットワーク環境の整備が必要です。
当社は日本のネットワーク機器専業メーカーとして、新たにサーバー分野への取り組みを開始しました。データセンターブリッジング機能や高密度ポート設計、高いセキュリティなどのデータセンターに最適な要素を備えたスイッチと、国内ベンダーならではのサポート体制で、お客様の課題解決とインフラの刷新を支援いたします。

ソリューション

ネットワークの高速・安定通信

AI活用をはじめとした様々な業務を支えるデータセンターのネットワークには、これまで以上に高い性能が求められます。膨大なデータを高速に処理できる広帯域と大容量スイッチングファブリック、リアルタイムなデータの送受信をかなえる低遅延・ロスレス通信、サービスの停止を防ぐ耐障害性・冗長性などが必要です。

サーバースイッチシリーズ

データセンターには大容量のデータ通信に耐えられる25G/100G/400G対応の広帯域スイッチが最適です。
高性能サーバーを集約するトップオブラック（ToR）からデータセンターの軸となるスパインまで幅広い用途があります。

低遅延・ロスレス通信

AI活用を支えるインフラには、効率的にデータを処理するため、通信の遅延とパケットロスをより少なく抑えることが求められます。このため、PFCやETSなど、重要な通信の遅延や損失を防ぎながら、帯域を効率的に使う技術が活用されています。

機器・経路冗長

止められないデータセンターネットワークには冗長化が重要です。MLAG（マルチシャーシLAG）で経路冗長を行うことで、ネットワークの一部がダウンしても通信を継続できるようになります。スイッチ1台あたりの負荷も軽減できるため、高い負荷がかかるデータセンタースイッチの安定稼働を支援します。
また、複数台のスイッチを仮想的に1台とする技術「VCS」では、運用の簡素化やセキュリティの向上も可能です。

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