Solutions ソリューション

電源工事の難しい現場や美観の維持が求められる商業施設などで、
ネットワーク機器やIoTデバイスへの安定した給電を実現します。

コンセントのない場所でのネットワーク機器への給電と、
電源管理の集約化を実現します。

PoEとは

  • PoE(Power over Ethernet)はLANケーブルを用いて電力を供給するテクノロジーです。

    「現場での安定した給電が難しい」「大量のIoTデバイスを利用したい」「施設の美観を損ねたくない」といった課題を解決します。

    イーサネットのLANケーブルを用いて、ネットワーク機器とデータ信号を送受信しつつ電源を供給し、スマートかつ安定した電源供給を実現します。

    給電機器をPSE(Power Source Equipment)、受電機器をPD(Powered Device)と呼びます。

PoEのメリット

PoEを用いることで次のようなメリットが期待できます。

PoEの仕様

PoE ポートあたり最大15.4Wの給電が可能です。
PoE+ ポートあたり最大30Wの給電が可能です。アライドテレシスでは全スイッチでPoE+に対応しています。
※FS708TPL-PSを除く
PoE++ ポートあたり最大90Wの大容量給電が可能であり、30W PoE+の3倍の給電能力を提供します。
規格名 給電機器 (PSE)
の電力
受電機器 (PD)
の最大電力
適用ケーブル ケーブル最大長 受電機器 (PD) の例
PoE
(IEEE 802.3af)
15.4W 12.95W Cat.3以上 100m VoIP電話、無線LANアクセスポイント
PoE+
(IEEE 802.3at)
30W 25.5W Cat.5e以上 100m ネットワークカメラ、ビデオIP電話
PoE++
(IEEE 802.3bt Type3)
60W 51W Cat.5e以上 100m 高解像度ネットワークカメラ
PoE++
(IEEE 802.3bt Type4)
90W 71.3W Cat.5e以上 100m ラップトップ、テレビ

ラインナップ
レイヤー3のコア・スイッチからレイヤー2のエッジ・スイッチまでPoEソリューションに対応する豊富なラインナップ。

アライドテレシスが実現するPoEソリューション
多様なPoEテクノロジーの組み合わせで、ニーズに合わせたネットワーク構築を可能にします。

PoEパススルー

  • 課題
  • 電源が取れない場所に、機器を設置したい。

  • 解決策
  • 電源ケーブルレスで接続距離を最大200mまで延長可能!

PoEで受電した電力を自身で使いつつ、配下のPoEデバイスに給電する機能です。

大容量給電が可能なPoE++機能との併用により、ケーブルレス構成が可能になります。

Non-stop PoE

  • 課題
  • 停電時にネットワークが途切れ通信ができなくなる。

  • 解決策
  • 機器の再起動時もPoE給電を継続可能で、影響を最小限に!

  • 機器の再起動時にもPoE給電を継続可能にする機能です。

    照明やセンサーなど、
    給電が必須のIoTデバイスの停止を回避

    配下の無線LAN APへの給電を続けるため、
    迅速な復旧が実現

    録画機能一体型のネットワークカメラにおいて
    録画の継続が可能

受電機器(PD)の自動障害復旧

  • 課題
  • PDにトラブルが起きたとき、すぐに対応したい。

  • 解決策
  • トリガーを事前に設定して、自動的にPDを再起動!

  • PDの状態を監視して、PoEのオン/オフによりPDを自動的に復旧させることができます。

    障害復旧のためのソフトウェアが不要

    機器への設定のみでPD復旧が可能

    スクリプト設定により、人手を介さずに自動対応

設定例
  • ポート1に接続したPoEデバイスに対する自動障害復旧を設定します。

    • 1
    • Pingポーリングを設定する

    pingポーリング「1」を作成し、監視対象のPoEデバイスのIPアドレスを設定し、有効化します。

    ※対象にPingを送信する間隔、到達性が失われたと判断するPing回数などのパラメーターも設定できます。

awplus(config)# ping-poll 1 ↓
awplus(config-ping-poll)# ip 192.168.10.101
awplus(config-ping-poll)# active

  • 2
  • スクリプトを作成する

editコマンドでエディタを立ち上げ、到達性が失われた時にトリガーで実行するスクリプトを作成します。

awplus# edit poeoffon.scp↓

スクリプトは接続ポートのPoE給電をオフ→3秒後にオンとするコマンドです。

enable
configure terminal
interface port1.0.1
no power-inline enable
wait 3
power-inline enable

  • 3
  • トリガーを設定する

1で作成したPingポーリングにて到達性が失われた場合に2で作成したスクリプトを実行するトリガーを設定し、有効化します。

awplus(config)# trigger 1
awplus(config-trigger)# type ping-poll 1 down
awplus(config-trigger)# script 1 flash:/poeoffon.scp
awplus(config-trigger)# active

構成例
標準構成から次世代構成まで、PoEを活用したネットワーク構成をご紹介します。

アライドテレシスは、PoE++と、既設のCat5eケーブルを用いたまま、1Gから2.5G/5Gへ通信帯域をアップグレードできるマルチギガ対応製品を幅広くラインナップします。
標準的な構成はもちろん、次世代構成も最小限のコストで導入できます。