下記ファイルの取得をお願いいたします。
- アクセスポイント情報
- tech-support ファイル(Vista Manager mini / 無線 LAN コントローラー(AWC対応)
機能を利用しているスイッチ製品もしくはルーター製品)
- 無線クライアントログ※1
- 隣接無線 AP ログ※1
※Vista Manager mini のマップ機能や操作画面に関するお問い合わせを希望する場合、
お問合せ対象箇所の画面キャプチャーを取得してください。
以下よりファイルの取得方法について説明いたします。
調査用ログの取得方法
- アクセスポイント情報を取得します。
以下ページより使用している製品を選択し、「調査用ログ」ログ取得方法を
ご参照ください。※2
(対象となる無線アクセスポイントが複数台ある場合、代表の1・2台取得してください。
ただし、AWC-CB(チャンネルブランケット)機能の無線通信障害の場合には、所属する
無線アクセスポイント全てから取得してください。)
・無線 LAN アクセスポイント(スタンドアローン)
リンク先のページにて、スタンドアローン より対象の機種が含まれる項目を選択します。
- 無線 LAN コントローラーとしてご利用の AlliedWare Plus 製品より、tech-support 相当
ファイルを取得します。(一部製品では、専用スクリプトファイルでの取得となります)
以下ページより使用している製品を選択し、ログ取得方法をご参照ください。
・スイッチ製品
・ルーター製品
- 無線 LAN コントローラー製品の「無線クライアント・隣接無線APログ」を有効化している
場合、無線クライアントログと隣接無線 AP ログを取得します。※1
[A]外部メディア(USB メモリー、SD カード等)を取り外してファイルを取得する場合
(1)『log enable destination』コマンドを no 形式(=no log enable)で実行し、
一時的にログの保存を無効にします。
awplus#conf t
awplus(config)#wireless
awplus(config-wireless)#no log enable
(2)上記コマンド実行後、USB メモリーであれば USB メモリー本体、SD カードで
あれば機器本体の LED ランプが点滅していないことを確認してから『unmount』
コマンドを実行し、外部メディアを取り外してください。
(下記コマンド実行例は USB メモリー使用時の場合です。
SD カードの場合、usb → card と置き換えて実行してください。)
awplus#unmount usb
(3)外部メディア内のフォルダを確認します。
以下のように保存されておりますので、事象発生時間帯のログが含まれた
ファイルをご提供ください。
・無線クライアントログ
フォルダ名:WirelessClient、ファイル名:WirelessClient.csv 等
・隣接無線 AP ログ
フォルダ名:NeighborAP、ファイル名:YYYYMMDDhhmmss.csv
(YYYY=年 MM=月 DD=日 hh=時 mm=分 ss=秒)
(4)ファイルの取得が完了したら、再度ログの保存を有効にします。
外部メディアを対象機器に装着し、『log enable destination』コマンドを
実行してください。
awplus#conf t
awplus(config)#wireless
awplus(config-wireless)#log enable destination usb
[B]外部メディアを装着したままファイルを取得する場合
(1)外部メディア内に保存されているファイル一覧をそれぞれ確認します。
(下記コマンド実行例は USB メモリー使用時の場合です。SD カードの場合、
usb → card と置き換えて実行してください。)
・無線クライアントログ
awplus#dir usb:/WirelessClient
・隣接無線 AP ログ
awplus#dir usb:/NeighborAP
(2)事象発生時間帯のログが保存されていることを確認します。
・無線クライアントログ
(FILENAME = 任意のファイル名)
awplus#show file usb:/WirelessClient/FILENAME
・隣接無線 AP ログ
awplus#show file usb:/NeighborAP/FILENAME
(3)事象発生時のログが保存されているファイルを無線クライアントログ・隣接無線
AP ログそれぞれ取得します。
[A]TFTP による取得 ※3
(FILENAME = 任意のファイル名、ADDRESS = サーバーIPアドレス)
awplus#copy usb://FILENAME tftp://ADRESS/FILENAME
[B]SCP による取得 ※3
(FILENAME = 任意のファイル名、USERNAME = ユーザー名、
ADDRESS = サーバーIPアドレス)
awplus#copy usb://FILENAME scp://USERNAME@ADRESS/FILENAME
[C]コンソールポート経由(ZMODEM)による取得 ※4
通信ソフトウェア側で ZMODEM によるファイル受信の操作を行ってください。
(FILENAME = 任意のファイル名)
awplus#copy usb://FILENAME zmodem
操作は以上です。
上記手順において調査用ログが取得できない場合、弊社窓口へご相談ください。
注釈
※
※1「無線クライアント・隣接無線APログ」機能有効時のみ取得する必要があります。
『show wireless』コマンド実行結果の[Log]が Enable であれば有効化されています。
※2 監視ログ、イベントログ、画面キャプチャーの取得は不要です。
※3 TFTP もしくは SCP による取得を行う場合、ファイル保存先の端末にあらかじめ
サーバー(TFTP サーバーもしくは SSH サーバー)をご用意ください。
※4 ファイルサイズが大きい場合、転送には多少の時間がかかります。