対象製品:AT-TQ4600, AT-TQ4400, AT-TQ4400e, AT-TQ3400, AT-TQ3200, AT-TQ3600,
AT-TQ2450
【調査の前に】
以下、調査のご依頼前にご確認いただきたい事項について記載しております
のでご一読のほどお願いいたします。
■サポートについて
無線製品は機器単体でのサポートを行います。
複数の無線アクセスポイントに跨る通信障害など、ネットワーク全体での切り分け等
を要するお問合せにつきましては、弊社運用支援サービス Net.Monitor へのご加入を
ご検討いただけますようお願い申し上げます。
■調査前の確認
・端末および環境側の確認
無線障害の場合、環境や端末側に問題がある場合がございます。
事前に無線クライアントのOS・省電力モードのOFF、無線NICのアップグレード、
セキュリティソフトが関連していないかの確認をお願いいたします。
・管理方法の確認
無線LANコントローラーをご利用の場合には取得依頼内容が異なりますので、
こちらのページ「無線 LAN コントローラー(コントローラー管理)」から
ご使用の製品を選択してご確認お願いいたします。
申告内容例
- ファームウェアバージョン(Ver.)
- 事象発生日時
- 正常に利用できていた時間帯
- 事象の発生契機
(AP追加後、設定変更後、新規無線クライアント導入後 など)
- 事象内容詳細
(無線の切断が発生した、通信がタイムアウトとなった、通信が遅く感じた など)
ex. 特定アプリケーション(アプリケーション名:**)利用時のみ遅い。
通信が遅い(インターネットのみ、イントラネットのみ、具体的な通信速度感の
比較など)
- 事象の範囲
(特定の AP 配下 or 全 AP 配下での事象、特定のクライアントでの事象 など)
- 復旧方法
(無線の再接続、クライアントの再起動、AP の再起動、自然復旧 など)
- 有線通信との切り分け
(有線通信は問題ないことを確認 など)
- 無線クライアントの確認結果
- アイコン状態と出力されたメッセージ
(接続できているか、IPアドレスは取得できているか)
- 種類(ノート PC 無線内蔵/外付け、Android 端末、PDA 端末、OS バージョン)
- 台数(エリア全体の台数、そのうち事象発生している台数 など)
- ログ取得のタイミングで事象が発生しているクライアントのMACアドレス
- MACアドレスごとの事象発生時刻
- アクセスポイント(AP)の確認結果
- 設置台数(全体、障害エリア など障害状況に応じて関連する台数)
- 設置構成 ※1
- LED 状況
下記ファイルの取得をお願いいたします。
- tech-support ファイル
- イベントログ
- 画面キャプチャー(必須)
- 画面キャプチャー(機能別)
-[A]クラスター機能障害時のみ
-[B]WDS 機能障害時のみ
以下より取得コマンドについて説明いたします。
調査用ログの生成
- 対象機器に GUI でログインします。
(1)Web ブラウザを起動し、「http://ADDRESS/」を開きます。
(ADDRESS=対象機器のIPアドレス)
(2)ユーザー名とパスワードを入力し、ログインします。
- tech-support(テクニカルサポート情報)を取得します。※2
(1)ログインしたまま、以下 URL にアクセスします。
(ADDRESS=AP に設定しているIPアドレス)
http://ADDRESS/admin.cgi?action=tech_support
(2)ダイヤログが表示されたら[ダウンロード]をクリックします。
(3)約1分後、ポップアップウィンドウが表示されたら直ちに保存します。
すぐに保存しない場合、正常に取得できない場合があります。
- イベントログを取得します。
(1)メニュー欄から[ステータス]→[イベント]([Status]→[Events])の順に
クリックします。
(2)表示されているログを全て選択し、テキストファイル(.txt)に保存してください。
- 画面キャプチャー(必須)を取得します。
(1)メニュー欄から[ステータス ]([Status])をクリックし、以下記載の順に
クリックし、以下記載のタブごとに画面キャプチャーを取得してください。
・[インターフェース ]([Interface])
・[クライアント ]([Client Associations])
(2)メニュー欄から[詳細設定 ]→[無線]([Manage]→[Wireless])の順に
クリックし、以下記載のタブごとに画面キャプチャーを取得してください。
・[無線1]([Radio1])
・[無線2]([Radio2])
(3)メニュー欄から[詳細設定 ]→[VAP]([Manage]→[VAP])の順に
クリックし、有効にしている VAP の「+」を展開したうえで以下記載のタブごとに
画面キャプチャーを取得してください。
・[無線1]([Radio1])
・[無線2]([Radio2])
- 画面キャプチャー(機能別)を取得します。
機能障害の場合、事象要因機能を以下から選択して画面キャプチャーを取得してください。
[A]クラスター機能障害時のみ
メニュー欄から[クラスター ]([Cluster])をクリックし、以下記載の
タブごとに画面キャプチャーを取得してください。
・[アクセスポイント]([Access Points])
・[セッション]([Sessions])
・[チャンネル自動管理]([ChannnelManagement])
・[隣接アクセスポイント]([Wireless Neighborhood])
[B]WDS 機能障害時のみ
メニュー欄から[詳細設定]→[WDS]([Manage]→[WDS])の順に
クリックし、表示された内容の画面キャプチャーを取得してください。
- ファイルの保存が完了したら、左側にあるメニューから [ログアウト] をクリックし、
ブラウザを終了します。
操作は以上です。
上記手順において調査用ログが取得できない場合、弊社窓口へご相談ください。
注釈
※
※1 調査の精度を上げるため、AP の設置図やネットワーク構成図(スイッチの接続ポートが
わかるもの)の追加提供を依頼する場合がございます。可能であれば併せてご提供ください。
※2 調査の精度を上げるため、正常時・障害発生時・復旧後の tech-support および接続の
無線クライアント情報について、追加取得を依頼する場合がございます。
可能であれば併せてご提供ください。
・正常時の tech-support(接続できた無線クライアントのMACアドレスと日時)
・障害発生時の tech-support(事象発生時の無線クライアントのMACアドレスと日時)
・復旧後の tech-support(接続できた無線クライアントのMACアドレスと日時)