USB型データ通信端末を使用し、デフォルトルートの設定が存在しない場合、USB型データ通信が
　使用するインターフェースがアップしますと、自動でデフォルトルートが登録される振る舞いと
　なります。

　(例）自動で追加されるデフォルトルート（USB型データ通信が ppp1 の場合）

　　　0.0.0.0/0 [100/0] via xx.xx.xx.xx, ppp1

　この振る舞いは、USB型データ通信端末使用時の正常な振る舞いとなり、デフォルトルートを
　自動で追加しないようにすることはできません。

　追加された設定を削除することはできませんが、自動で追加される 0.0.0.0/0 のデフォルト
　ルートを無効化することはできます。
　使用したくない場合の回避方法の例を以下に掲載します。

　（例）自動で追加されるデフォルトルートの管理距離は「100」となります。「100」よりも
　　　　小さい値の管理距離「50」のデフォルトルートをあらかじめ追加していただくことで、
　　　　自動で追加されたデフォルトルートを無効にすることが可能となります。
　　　　（「null」は、該当経路宛てのパケットは転送せずに破棄する動作となります）

　　　　ip route 0.0.0.0/0 null 50

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　製品：
　対象ルーター製品全般