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range コマンドは、既存の設定を上書きするのではなく、DHCP クライアントに払い出す IP
アドレスを新たに設定する振る舞いとなります。 「range 192.168.1.1 192.168.1.200」は、DHCP クライアントに払い出す IPアドレスと しては、すでに設定済みとなります。 この状態で、IP アドレスの払い出し範囲を広げる目的で、「range 192.168.1.1 192.168.1. 250」を実行した場合、すでに 192.168.1.1 から 192.168.1.200 は設定済みのため、重複 した IPアドレス範囲とみなされエラーとなります。 IPアドレスの払い出し範囲を広げる場合は、新規に「range 192.168.1.201 192.168.1.250」 と設定することで重複しない設定が可能になります。(range コマンドを複数設定することは 可能です) また、1つの range でまとめて設定したい場合には、「no range 192.168.1.1 192.168.1. 200」のコマンドで、一度、既存の設定を削除した後、IPアドレス払い出し範囲を広げた 「range 192.168.1.1 192.168.1.250」のコマンドをあらためて実行します。 なお、既存の range コマンドで管理していた機器内部の払い出し済み IPアドレスのリース 情報は、no range コマンドの実行によって、削除されますが、新たに設定された range 内 の IPアドレスが、ネットワーク内で使用済みの IPアドレスであるか否か(払い出し可能な IPアドレスか否か)を確認しますので、重複して IPアドレスが払い出されることはありません。 range コマンドの設定については、各製品のコマンドリファレンス「IP付加機能 / DHCP サーバー」からご確認ください。 製品: 対象製品全般
※ 製品名、機能仕様は掲載時点の情報であり、最新の状態でない場合があります。
更新日:2024/04/16
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