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CentreCOM 8124XL のファームウェアバージョン方法 |
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C8124XL のファームウエアバージョンアップ方法には2つの方法があります。
- コンソールポートを使ったファームウエアのバージョンアップ
この方法は、コンソールポートを使ってファームウェアをC8124XLにコピーします。
この操作には約10分ほどかかりますが、一番簡単な方法です。
- TFTPクライアントによるファームウエアのバージョンアップ
この方法は、TFTPクライアントをC8124XLのイーサネットポートの一つにネットワーク接続して行います。
この方法は、コンソールポートをつかったファームウエアのバージョンアップ(RS-232ポート経由)よりも高速なため、 数分程度で終了し、C8124XLをネットワークに接続したまま、リモートでアップグレードすることが可能です。
ただし、TFTPクライアントが必要になります。
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コンソールポートを使ったファームウエアのバージョンアップ |
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パソコン上の端末エミュレーションプログラムを使って、ファームウェアをダウンロードすることができます。 Windows 95/NT 4.0を使用している場合は、"ハイパーターミナル"を使ってダウンロードすることができます。
ターミナルは次のように設定します。
ターミナル設定
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ボーレート |
: |
9600[bit/s] |
データビット |
: |
8[bit] |
パリティ |
: |
なし |
ストップビット |
: |
1 |
フロー制御 |
: |
ハードウエア |
それでは、C8124XLのアップグレードファームウェアをダウンロードする方法について説明します。
まず、ファームウェアがダウンロード可能な状態に設定します。
- コンソールを接続します。
- 「Main Menu」から「Administration」を選びます。
キーボードより「D」を押ますとカーソルが「Administration」へ移動します。 [Enter]を押しますと、「Administration
Menu」が表示されます。
- Administration Menuから「XModem software update to this system」を選びます。
キーボードより「X」を押ますとカーソルが「XModem software update to this system」へ移動します。
[Enter]を押しますと、ファームウエアのバージョンアップするのか確認する画面になります。
- キーボード「Y」を押し、ファイル受信待ち状態。
これで、C8124XLはファイルを受信可能状態になりました。
C8124XL側の設定はこのままにしておきます。続いて、ターミナルソフトからファイルを送信します。
- メニューより「転送」→「ファイルの送信」を選択します。
- ファイル名には、バージョンアップするファイル名を、プロトコルには「Xmodem」を選択し、「送信」ボタン
をクリックします。
ファイル転送中は、本体リセット(本体前面のリセットボタンを押す/電源ケーブルを抜く)
を行なわないで下さい。
ファイルの送信が開始しますと次のような画面が表示されます。
- ファイルの送信が完了致しますと、コンソール画面には次のメッセージが表示され、自動的に再起動します。
- 最後に、 再起動はバージョンアップが正しくされたのか「Main Menu」より確認します。
- 以上で、C8124XLのファームウエアのバージョンアップが完了いたしました。
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TFTPクライアントによるファームウエアのバージョンアップ |
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TFTPを使ってダウンロードを行うには、C8124XLへIPアドレス及びDownload
Passwordをしておく必要があります。
工場出荷時にはDowmload Passwordは「ATS21」です。
それでは、C8124XLのアップグレードファームウェアをダウンロードする方法について説明します。
- ローカルホストおよびC8124XLに、IPアドレスが設定されていることを確認します。
本体IPアドレス、Dwonload Passwordの確認は、 「Main Menu」→「System configuration
Menu」→「IP parameters」から確認できます。

*Dwonload Passwordのデフォルトは「ATS21」です。
- ローカルホストとC8124XLが、ネットワーク上で通信可能な状態にあることを確認します。
- ローカルホストの TFTP クライアントから「put」を実行します。
但し、 ファイル転送中は、本体リセット(本体前面のリセットボタンを押す/電源ケーブルを抜く)
を行なわないで下さい。
- 正常にファイルを受信しますと、本体は自動的に再起動します。
ファイル転送作業は1分ほどで完了致します。
- 最後に、 再起動はバージョンアップが正しくされたのか「Main Menu」より確認します。
- 以上で、C8124XLのファームウエアのバージョンアップが完了いたしました。
メモ
TFTPアプリケーションは、本製品には添付いておりません。TFTPアプリケーションはお客様にて ご用意下さい。尚、ご使用になられるTFTPアプリケーションのご使用方法につきましては、お客様
にてご確認お願い致します。
一般的なコマンドラインは次のようになります。
tftp <direction> <local_file> <host> <remote_file>
<mode>
C8124XL へファイルを転送する場合は次の様に設定します。
<direction> |
「put」を選択 |
<local_file> |
アップロードするファイル(例:「imgats21j.img」) |
<host> |
C8124XL へ設定したIPアドレス |
<remote_file> |
C8124XLへ設定したDownload Password
デフォルトは「ATS21」 |
<mode> |
バイナリ転送モード(octet,imageなど)を選択 |
メモ
TFTPクライアントからファイル転送する場合、Activity monitor から、C8124XLの状態を監視することが可能です。
- C8124XLへコンソール接続致します。
- 「Main Menu」から「Administration」を選びます。
キーボードより「A」を押ますとカーソルが「Administration」へ移動します。 [Enter]を押しますと、「Administration
Menu」が表示されます。
- Administration Menuから「Activit monitor」を選びます。
キーボードより「A」を押ますとカーソルが「Activity monitor」へ移動します。 [Enter]を押しますと、「Activity
monitor」が表示されます。
- TFTPクライアントから正常にファイルをダウンロードした場合は、a.受信成功 の画面の様になります。 C8124XLはその後自動的に再起動致します。
a.受信成功
b.受信失敗
ダウンロードに失敗している場合は、Dwonload Passwordが正しくない等考えられます。お客様の 環境をご確認下さい。
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