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CentreCOM 8124XL VLAN設定例 (マルチプルVLAN) |
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- ■概要
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CentreCOM 8124XL(以下C8124XLと表記)はマルチプルVLAN(ポートを複数のVLANへ所属させるVLAN)機能を持っています。
この機能を使うことにより、VLAN間の通信は抑制を行い。特定ポートは複数のVLANで共有させることが可能になります。
■構成例
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マルチプルVLANを使うことで次ような設定をすることができます。
- 任意のポートをVLAN間で共有する構成が可能。
- VLAN1、VLAN2間の通信を抑制することが可能。
続いて、C8124XLへの設定例を説明致します。
- ■設定内容
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- @ VLANとポートの所属について
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VLAN1: | ポート番号 | 1〜20 が所属 |
VLAN2: | ポート番号 | 1,21〜24 が所属 |
A VLAN1,VLAN2 のVLAN間の相互間通信は抑制する。
B 1番ポートにはルータを接続しVLAN間で共有する。
■VLAN設定の説明
- ハイパーターミナルなどのターミナルソフトを用いて本体の設定画面を表示してください。
「V」キーを押して「Virtual LANs」を選択してください。
続いて、リターンキーを押します。
Allied Telesis CentreCOM 8124XL Ethernet Switch: 1.5.3J
Main Menu
Port status and configuration
Ethernet statistics
Administration
System configuration
Virtual LANs
Bridging
MAC Address Table
Quit
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- Virtual LAN Menu 画面が表示されます。
「V」キーを押して「Virtual LAN definitions」を選択して、リターンキーを押します。
Virtual LAN Menu
Virtual LAN definitions
Return to Main Menu ...
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- VLAN Definition Menu の画面が表示されます。
「A」キーを押して「Add new table entry」を選択して、リターンキーを押します。
VLAN Definition Menu
Page 1
VLAN Name Ports On Vlan
Default VLAN ALL
Add new table entry
Return to Virtual LAN Menu ...
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- VLAN を定義するメニュー画面が表示されます。
このメニューより「VLAN Name」、「 Ports On Vlan 」の設定の変更することができます。
VLAN Name: Null (not configured)
(or enter a single '*' to delete this entry)
Vlan Names must be unique
Ports On Vlan Null (not configured)
( Example: 1,3,8-14 or all )
Return to VLAN Definition Menu ...
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- 「V」キーを押して「VLAN name:」を選択して、リターンキーを押します。
「Null 」から「->」にカーソルが変わりますので、”VLAN1”と VLAN に名前を付けて、リターンキーを押します。
- 続いて「P」キーを押して「Ports On Vlan」を選択して、リターンキーを押します。
「Null 」から「->」にカーソルが変わりますので、 所属するポート番号を入力します。
ここでは、”1-20”と入力して、リターンキーを押します。
Ports On Vlan -> 1-20
( Example: 1,3,8-14 or all )
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- VLAN Name、Ports On Vlanの設定がおわりましたら、「R」キーを押して「 Return to VLAN Definition Menu ...」を選択して、
VLANのメニュー画面に戻ります。
- 同様に 3. - 7. の手順を参考に、VLAN2の設定の追加を行います。
VLAN1,VLAN2を追加しますと、VLANメニューが次のようになります。
VLAN Definition Menu
Page 1
VLAN Name Ports On Vlan
Default VLAN ALL
VLAN1 1-20
VLAN2 1, 21-25
Add new table entry
Return to Virtual LAN Menu ...
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- 最後に、全てのポートが属している「 Default VLAN 」へのポートの所属をなくします。
同メニュ画面にて「D」キーを押して「Default VLAN」を選択しリターンキーを押します。
VLAN Definition Menu
Page 1
VLAN Name Ports On Vlan
Default VLAN ALL
VLAN1 1-20
VLAN2 1, 21-25
Add new table entry
Return to Virtual LAN Menu ...
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- Default VLANの設定画面が表示されます。
「P」キーを押して「Ports On Vlan」を選択しリターンキーを押します。
VLAN Name: Default VLAN
(or enter a single '*' to delete this entry)
Vlan Names must be unique
Ports On Vlan ALL
( Example: 1,3,8-14 or all )
Return to VLAN Definition Menu ...
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- Ports On Vlan: が -> ALL と入力受付け状態になりましたら、「0」キーを押してリターンキーを押します。
Ports On Vlan -> ALL
( Example: 1,3,8-14 or all )
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- 「R」キーを押して「 Return to VLAN Definition Menu ...」を選択して、
VLANのメニュー画面に戻ります。Default VLAN のポート所属を無くしますと次のようになります。
VLAN Definition Menu
Page 1
VLAN Name Ports On Vlan
Default VLAN No Port
VLAN1 1-20
VLAN2 1, 21-25
Add new table entry
Return to Virtual LAN Menu ...
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以上で VLANの設定が完了です。
■設定にあたっての注意
- ご使用のファームウエアのバージョンを確認してください。
マルチプルVLANへの対応は 「 Ver.1.5.1J 以降 」になります。
- 連続したポート番号の入力について
ファームウエアバージョン 「 Ver.1.5.2J 以降 」より連続したVLAN設定の連続したポートに対して
「- (ハイフン)」が使用できるようになりました。
- VLANの設定はターミナルソフトウエアをご使用ください。
telnet 接続でVLAN設定を間違えた場合、再接続できなくなる可能性があります。
- マネージメントポートは25番ポートを必要に応じてVLANへ追加してください。
設定したVLANに対して25番ポートを所属していない場合、本体への通信(telnet や ping 等)はできません。
作成したVLANから本体への通信を行う場合には、設定したVLANに対して25番ポートも所属するようにしてください。
- VLAN設定後は接続する機器(パソコン 等)は再起動を行ってください。
マルチプルVLANでは、ブロードキャストに対してのみ制御が働が、ユニキャストに対しては抑制することができません。
- Default VLAN は削除できません。
Default VLAN(工場出荷時所属ポート all)は削除できません。必要でない場合は、ポートの所属を与えない設定へ変更するか、VLAN NAMEを変更してご使用ください。
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