AWC-SC スマートにつなぐ・広がる
より快適な無線LAN環境

電波の届きにくかった場所でも、簡単に広がる無線LANエリア
– Last 0.1 Mile Wireless Solution

無線LANエリアの拡大を、より安全・簡単に

IoTの普及や無線LAN通信の技術革新により、さまざまな場所で無線LANの利活用が期待されています。しかし、利用エリアを快適かつ安全に拡張するためには、技術的知識や経験、作業に係る多大な手間やコストが掛かります。
そこで、アライドテレシスは無線LAN環境の終端エリア”Last 0.1 mile”の安全性・快適性・拡張性の向上を目指したAWC-SC（AWC-Smart Connect）を開発、電波の届きにくい場所でも、よりスマートにかんたんに無線エリアを拡大できます。

アクセスポイント間を無線でつなぎ、優れた拡張性と冗長性を実現した
──AWC-SC

無線エリアを拡張する際、アクセスポイントを追加・撤去・移動するには設置場所の構造や場所などといった物理的な制約が発生します。また、アクセスポイント自体の追加・移動をするとしても無線LAN全体の見直しが必要となります。このように無線エリアの拡張には、新たなチャンネル設計や有線による増設工事、運用時の環境変化による通信障害の対策など様々な追加費用が生じます。
AWC-SCであれば、アクセスポイント間を無線でつなぎ、ワンタッチで導入・増設が可能、無線エリアに優れた拡張性と冗長性を提供します。いままでにない短期間かつ低コストで無線LANエリアを拡張しながら、安定した無線LAN環境を構築します。

簡単導入

サイトサーベイやケーブルの配線工事、スイッチの設定変更などが不要で、導入に手間が掛りません。

コスト削減

サイトサーベイや配線工事が不要なため、コストを従来の10分の1程度※に抑えることができます。
※ アライドテレシス調べ

容易な設計

Tri-Bandにより柔軟なチャンネル設計ができアクセスポイントグループごとに同一チャンネルで動作するため、複雑なチャンネル設計もなく、ローミングレスな通信が可能です。

途切れない通信

万が一、一部のアクセスポイントが故障した際にも、自動的に他の経路に切り換えることができる動的ツリー構造で冗長性を高め、途切れない通信を実現します。

一元管理

アクセスポイントごとに電波出力・チャンネルの自動調整を行うだけでなく、アクセスポイントへの設定適用や、ファームウェアバージョンアップなどを一元管理できます。

可視化

電波状態などの統計や履歴を蓄積して利用状況の推移を可視化するだけでなく、アクセスポイントへの接続端末の情報や、管理外アクセスポイントの影響度（送信出力）も表示できます。

世界初！アクセスポイント間の無線通信を極めたテクノロジー
自律的につながる無線エリアを拡大！

AWC-SCは、従来行っていたサイトサーベイや、アクセスポイントの設置場所の検討、配線工事、チャンネル設計といった煩雑な手順をすべて省き、アクセスポイントを適当な場所に設置すると自律的につながる無線LANソリューションです。AWC-CBと連携することで、接続端末が移動する際には動的にアクセスポイントが切り替わるため、ローミングレスで途切れることのない安定した通信環境を構築します。このアクセスポイント間をケーブル配線せずに無線でつなぐ技術は、WDSやメッシュネットワークが既にありますが、WDSでは冗長性がなく、メッシュネットワークでは経路制御の負荷や複数の有線LAN接続でのループなどの問題を抱えていました。AWC-SCであれば、アクセスポイントの通信状態から自律的に最適なトポロジーを構築するオートフォーミング機能・オートヒーリング機能により、最適な冗長化で途切れないアクセスポイント間無線通信を実現します。WDSやメッシュネットワークが抱える課題を克服し、電波の届きにくかった場所でも、よりスマートにかんたんに無線エリアの拡張が可能です。